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枕の干し方を徹底解説!素材別のメンテナンス方法や洗い方も紹介

公開日:2021.10.19

更新日:2023.03.20

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快適な眠りのためには、枕を正しい方法でメンテナンスすることが重要です。枕にはさまざまな素材があり、素材に合った干し方や適切な頻度でのメンテナンスが必要になります。この記事では、枕のメンテナンス方法について知りたい人に向けて、枕の干し方や素材別のメンテナンス方法、適切な頻度などを解説します。ぜひ、参考にしてください。


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こまめに洗ったり干したりしている?みんなの枕事情

枕をこまめに洗っているという人は、実はあまりいません。あるWebサイトが実施した洗濯に関するアンケートによると、枕カバーを週に1~2回程度洗っている人は約4割を占めていました。

対して、枕本体を洗っているという人は少なく、3カ月以上洗濯をしていない、もしくは洗濯をまったくしないという人が多数を占めています

このように、直接肌や頭に触れる枕カバーさえ洗っていれば問題がない、清潔に保てていると考えている人が多いようです。

不衛生な枕によって起こるデメリット

枕をまったく洗わずにいると不衛生になってしまいます。不衛生な枕では、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

ダニが増殖する

枕はダニの餌となる髪の毛やフケなどが付着しやすいです。また、寝ているときにかいた汗を枕が吸って多湿状態になることで、ダニが過ごしやすい環境となります。

ダニが繁殖すると、噛まれたりフンや死骸によってアレルギー症状を引き起こしたりするケースもあります。基本的には、適切なメンテナンスでダニ対策が可能のため、過度に恐れる必要はないでしょう。

カビが増殖する

寝ているときにかいた汗は枕に吸収されます。枕の中に湿気が溜まってしまうことで、カビが繁殖しやすい環境になるため注意が必要です。

カビの中には、フケや皮脂などを栄養として増殖するものもあり、カビが枕からマットレスなどの寝具に広がる恐れもあります。カビは臭いの原因などになりますが、湿気を取り除くだけで簡単に対策できます

頭皮や肌荒れの原因になる

雑菌が繁殖した枕に肌や頭などが直接触れることで、肌トラブルの原因になってしまいます。バランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠など、健康に気を遣っているのに肌や頭皮が荒れる場合は枕が原因になっている可能性も考えられます。その場合は枕を適切にメンテナスすることで、肌トラブルの発生を抑えられます。


枕の洗い方

まずは、使用している枕が洗えるかどうか洗濯表示を確認しましょう。なかには洗濯不可のものもあるため、必ず確認してください。洗濯できる枕の場合には、洗剤を入れたぬるま湯に枕を入れて10分程度浸しましょう。この際、押し洗いをしますが、力を入れすぎないことが重要です。強く押しすぎると型崩れの原因になります。

その後、水を流しながら枕をすすぎます。洗剤の泡が出なくなるまですすいで脱水、平らな場所に置いて陰干ししましょう。

普段のお手入れは干すだけでOK

頻繁に枕を洗いすぎてしまうと、型崩れの原因になります。型崩れしてしまうと、枕が頭の形や体型などに合わなくなって、快適な睡眠が取りにくくなってしまいます。枕の寿命が短くなるため、洗いすぎには注意が必要です。普段のお手入れは、ダニやカビが繁殖しないように陰干しや天日干しして湿気を取り除くだけで構いません


枕を洗ったり干したりするのに適切な頻度は?

枕カバーのみで枕パッドを利用していない場合、もしくは枕パッドのみで枕カバーを利用していない場合には、週に1回程度カバーやパッドを洗いましょう。枕パッドと枕カバーどちらも利用している場合には、直接肌に触れる枕パッドは週に1回、枕カバーは月に1回の洗濯で構いません。

枕本体のメンテナンスは、年に2回程度で十分です。より清潔に保ちたい場合は年に4回、シーズンごとに洗ってもよいでしょう。また、日常的なお手入れとして、枕本体を週に2回程度干して、湿気を取り除くことも重要です。

天日干しによる効果とおすすめの素材

枕の日常的なお手入れ方法として、天日干しがおすすめです。天日干しをすることで、枕に溜まった湿気が取り除けます。湿度が下がることで、ダニやカビなどの繁殖が防げるため、定期的に天日干しするとよいでしょう。

また、紫外線による殺菌効果や消臭効果も期待できます。天日干しがおすすめの素材は以下のとおりです。

  • ポリエステル製
  • パイプ
  • そばがら
  • 小豆
  • コルマ素材
  • ひのきチップ
  • マルコビーンズ

陰干しによる効果とおすすめの素材

日常的なお手入れ方法として、陰干しをしてもよいでしょう。枕の素材のなかには天日干しが適さないものもあるため、その場合は、陰干しがおすすめです。

陰干しも天日干し同様に、枕内部の湿気を取り除き、ダニやカビの繁殖を防げます。また、日に当てないため紫外線による素材の劣化も防止できます。陰干しがおすすめの素材は、以下のとおりです。

  • 低反発ウレタン
  • スノー低反発
  • ビーズ
  • 羽根
  • 高反発ファイバー

これらの素材は、熱に弱い紫外線による劣化しやすいといった特性があり、陰干しが適しています。

【天日干し】枕の干し方と干すときのポイント

枕を天日干しする際には、どのように干せばよいのでしょうか。ここでは、枕の干し方と干すときのポイントを解説します。

日の当たりと風通しがよい場所を選ぶ

直射日光を当てることで、紫外線による殺菌・消臭効果が得やすくなるため、できるだけ日が当たって風通しのよい場所を探して枕を干しましょう。

ベランダに干す際には、100円ショップなどでも購入できる枕干し用ハンガーを使うとよいでしょう。物干し竿に吊り下げるようにして干せるため、湿気を取り除きやすいです。

日差しの強い10~14時に干す

枕に日差しがしっかりと当たっていれば、1時間程度で雑菌などを大幅に減少させられます。そのため、日差しの強い時間帯に枕を干すとよいでしょう。

日差しが強い時間帯である10~14時の4時間天日干ししておくと、高い殺菌・消臭効果が期待できます。15時以降は湿気が増えるため、遅くとも14時までには取り込むようにしましょう。

天日干しした枕は掃除機をかける

天日干しすると湿気は取り除けますが、花粉やほこり、ダニの死骸やPM2.5などが枕の内部に残ってしまいやすいというデメリットがあります。そのため、天日干しをして取り込んだ後はそのまま放置するのではなく、掃除機をかけましょう。掃除機によって内部の汚れを取り除けます。

枕内部の汚れを出そうと、枕を叩いてしまう人もいますが、素材によっては枕を傷めるケースもあります。また、舞い上がったほこりやダニの死骸などを吸い込んでしまうこともあるため、気をつけてください。

【陰干し】枕の干し方と干すときのポイント

陰干しはどのように行えばよいのでしょうか。ここでは、陰干しの方法と干す際のポイントについて解説します。

直射日光が当たらない場所を選んで干す

陰干しが推奨されている枕は、紫外線によって劣化しやすい素材が使われています。そのため、できるだけ直射日光が当たらない場所を選ぶことで、素材の劣化が防げます。

室内であっても、直射日光が当たる場所は避けましょう。ベランダなどの屋外に干す場合は、時間が経つにつれ日当たりが変わるため注意が必要です。

風通しのよい場所を選ぶ

陰干しの場合も、天日干し同様に風通しのよい場所を選びましょう。枕内部の湿気を取り除くには、風通しのよさが重要です。屋外ではなく室内に干す場合でも、ドアや窓などを開けるなど風の流れをつくる工夫をしましょう。サーキュレーターや扇風機などを使って、物理的に風を当てることもおすすめです。

吊り下げられない場合は新聞紙の上に置く

室内に吊り下げられるような場所がある場合は、枕干し用ハンガーなどを利用して吊り下げて干しましょう。

吊り下げる場所がない場合には、新聞紙を平らな場所に置いて、その上に枕を置いて干しましょう。新聞紙の上に枕を置くことで、新聞紙が枕の湿気を吸い取ってくれるため、効率的に湿気を除去できます。

まとめ

枕は髪の毛や皮脂、フケなどが付着しやすく、寝汗で湿気も溜まりやすくなります。そのため、日常的に天日干しや陰干ししたり、年に2回程度は洗濯したりして、湿気を除去して清潔に保ちましょう。

ビーナスベッドは、日本最大級のベッドショールームをもつ専門店です。50年以上の歴史があり、睡眠の質を上げるマットレスや枕、寝具などを豊富に揃えています。自分に合った枕をお探しなら、ぜひご利用ください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

SOMRESTA マットレス PREMIUM

商品リンク

「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は欧米有名ブランドにも劣らない高品質で、日本人に合った寝心地と豊富な機能を持ったプレミアム高反発マットレスです。

高い吸放湿性や消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなどマットレスにあると安心の機能がたくさん詰め込まれています。キルティングカバーも外して洗うことが可能なので、衛生的に使用することができるのも嬉しいポイントです。また、日本のメーカーが企画から生産指示、輸入、直売まで一貫して行うため余計なコストが全てカットされており、 高品質でありながらお買い求め易いお値段になっています。

睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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