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リネンとはどんな素材?麻との違いや特徴、寝具におすすめな理由をご紹介

公開日:2022.01.04

更新日:2022.01.07

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良質な天然素材として知られるリネン。人類最古の繊維ともいわれ、現在も衣類や寝具などに使われています。涼しげな見た目なので、夏に活躍するイメージを抱く人もいるでしょう。また、リネンと麻との区別がつかない人も少なくありません。

今回はリネンがどんな素材なのか、特徴や麻との違いをお伝えします。さらに、リネンのお手入れ方法や注意点、おすすめの寝具も紹介します。


リネンとは

リネンの発祥はユーフラテス川近くの小アジア。古くから身近な繊維として重宝されてきました。現在も衣類や寝具をはじめ、さまざまな製品に使用されています。

フランス語では「リンネル」と呼ばれています。

リネンの原料

リネンの原料はフラックスといわれるアマ科の植物です。茎の繊維から取った糸がリネンになります。ベルギーやフランス北部、オランダ、ロシアなど特定の地域のみで栽培され、連作しないので収穫量に限りがあるのです。

フラックスといわれるアマ科の植物の茎の繊維から取った糸がリネンの原料

リネンの歴史

リネンの歴史は古く、紀元前8,000年頃から使用されていたそう。そのため、人類最古の繊維とも呼ばれています。

古代エジプトではミイラを巻くために、古代ギリシャ・古代ローマでは上流階級が純白のリネンを使っていました。12世紀にヨーロッパで織物産業や技術が発展し、ぐっと身近な存在に。リネンは古くから身近な繊維として大事にされ、人々の生活に密着していたのです。

リネンの7つの特長

リネンといえば、夏を思い浮かべる人も多いでしょう。涼しい素材なのはもちろん、他にもさまざまな特徴があります。

リネンの代表的な特長を7つ紹介します。

丈夫で長持ちする

他の天然素材と比較しても丈夫なリネン。海外では100年以上にわたって使用されたリネン製品もあります。

リネンは水に濡れるたびに強度が増します。吸水力は羊毛の4倍、コットンの2倍にもなるのです。洗濯を繰り返しても傷みにくいため、カーテンやシーツなど長く使用するのに向いています。

リネンは洗濯を繰り返しても痛みにくいため、カーテンやシーツなど長く使用するものに向いている

毛羽立ちしづらい

リネンにはペクチンという成分が含まれています。ペクチンが繊維表面を膜で覆うため、毛羽立ちしにくいのです。

表面の光沢もペクチンのコーティング効果によるものです。

汚れにくい

リネンの含有成分であるペクチンは汚れがつきにくく、落ちやすい特徴があります。化学繊維と比べて静電気が発生しづらく、ほこりやゴミが付着しにくいでしょう。抗菌性にも優れているため、ほこりを払うだけで清潔な状態を保てます。

心地いい肌ざわり

リネンはやわらかく、さらっとした肌ざわりが魅力です。繊維が細く短いため毛羽立ちが少なく、衛生用品にも使用されています。

硬めの質感でも洗うほどにやわらかくなるのがリネン。長く使用すると自分の肌になじんでいくでしょう。

リネンは長く使用すると自分の肌になじんでいく

通気性・保温性に優れている

リネンの繊維は中が空洞になっているため、通気性に優れています。また、熱伝導率が高く速乾性があり、汗をかいてもべたつかないので快適に過ごせます。

夏は余分な熱を逃し涼しく、冬は繊維の中の空気が熱をキープするため温かく感じられます。

吸水性が高い

リネンをはじめとした麻は、コットンの2倍も吸水力があります。さらに、水に濡れると強度が約60%も高くなるでしょう。

混紡性に優れている

混紡とは、2種類以上の異なる繊維を混合して糸にすることです。リネンは他の素材と混紡することで、お互いの良い点を生かしながら、欠点をカバーしあいます。

たとえば、リネンコットンはやわらかさが増し、ふんわりと肌になじみやすくなるでしょう。


リネンの注意点

リネンには優れた特長がある一方、使用の際に注意すべきところがあります。リネンの注意点を前もって知っておけば、より長く使用できるでしょう。

シワになりやすい

リネンは変形からの回復力が乏しいため、シワになりやすいです。洗濯をしたらそのまま放置しないようにしましょう。

縮みやすい

リネンは繊維の目が粗く、縮みやすい特徴があります。特にリネン100%の素材だと、約5%~10%は縮んでしまうのです。

縮み防止を施した商品、ある程度は縮むことを想定して大きめに作られた商品もあります。

リネンは繊維の目が粗く縮みやすい

リネン素材は寝具におすすめ!

リネンは心地いい肌ざわりに加え、通気性・保温性に優れているため、寝具にもぜひ取り入れてほしいです。

寝具にリネン素材がおすすめな理由は3つあります。

オールシーズン使える

リネンは吸放湿性に優れ、余分な汗を溜め込みません。夏はもちろん、冬も安眠を期待できるでしょう。

また、汗をかいても通気性、速乾性があるため、べたつかず蒸れません。夏は余分な熱を逃し、冬は熱を保持するので、オールシーズン使用できるのです。

リネンの寝具は通気性・保温性に優れているため、夏も冬もオールシーズン快適

お手入れがラク

リネンにはペクチンと呼ばれる成分が含まれています。ペクチンには汚れにくい、汚れても落ちやすい特徴があります。

また、静電気も発生しづらく抗菌性も高いため、毎日のお手入れはラクです。ほこりやゴミをさっと払うだけで、ある程度は清潔な状態を保てるでしょう。

速乾性もあるので、洗濯がストレスにならないのも魅力です。

リネンの寝具は汚れにくく抗菌性・速乾性も高いためお手入れがラク

肌になじむ

リネンは長く使い、洗濯するたびにやわらかくなり肌になじんでいきます。水に濡れると強度も増すため、洗濯を繰り返しても傷みにくく、長く愛用できるでしょう。

リネンと麻の違いとは?

そもそも、リネンと麻の違いを知らない人も多いはず。

麻は植物から作られる繊維の総称です。そのため、アマ科のフラックスが原料であるリネンも麻の一種なのです。麻にはリネンの他にも、ラミーやジュート、ヘンプなど約20種類あります。

日本ではリネンとラミーが「麻」としての表示が許され、他は「植物繊維」と表記されます。

ラミー(苧麻)

イラクサ科の苧麻(ちょま)という植物の茎から作られる繊維です。主に衣類や寝具に利用されます。

ジュート(黄麻)

中国原産と推定され、シナノキ科の黄麻(こうま)から作られます。カーペットの裏地やバッグなどに使われることが多いでしょう。

ヘンプ(大麻)

ヘンプはアサ科の植物で茎から繊維が作られます。ロープや袋類、バッグなどに使われる素材です。

リネンの種類にはどんなものがある?

リネンにはたくさんの種類があります。その中でも有名なものを紹介します。

たくさんのリネンの種類の中から有名なものをご紹介

アイリッシュリネン

アイルランドの亜麻を使用したアイリッシュリネン。摩擦に強いため、衣類やバッグなどに加工するのにも適しています。

フレンチリネン

フレンチリネンはフランス北部で栽培されたものを原料にしています。通気性が高く、やわらかな肌ざわりで、使うほどになじんでいくのが魅力です。

コットンリネン

コットンの吸水性、リネンの通気性を備えたコットンリネン。肌ざわりがやさしいので、赤ちゃんやデリケートな肌の人も安心して使えるでしょう。

リネン100%よりは縮みにくく、型崩れしないのも特徴です。

ストレッチリネン

ストレッチ性に優れたポリウレタンを組み合わせることで、伸縮性を高めたリネンです。

リネンが使われるアイテム

リネンはさまざまな場面で活躍するアイテムです。

洋服

リネンの風合いを生かした洋服は心地よさを実感できます。吸水性・放湿性、撥水性に優れたリネンのパジャマなら、寝汗の蒸れ感が気にならないでしょう。

リネンは吸水性・放湿性、撥水性に優れているのでパジャマにもおすすめ

カーテン

リネンのカーテンなら、夏は通気性と吸湿効果により涼しく、冬は部屋の熱を外に逃しません。梅雨時は水分を含んで伸び、乾燥すると縮むといった部屋の湿気を調整する役割があるのです。

リネンは通気性・吸湿性に優れていて部屋の湿気を調整する効果もあるのでカーテンにもおすすめ

寝具

心身の健康に質の高い睡眠は欠かせません。リネンの寝具は寝汗による蒸れを軽減し、さらりとした肌ざわりで心地良い睡眠が実現できるでしょう。

枕カバー・布団カバー

枕カバーや布団カバーは直接肌に触れるものです。睡眠時の寝汗をすぐに乾かし、汚れにくいリネンはおすすめです。

水に濡れても生地が丈夫で速乾性もあるので、気軽に洗濯できます。

睡眠時の寝汗をすぐに乾かし、汚れにくいリネンは枕カバー、布団カバーにもおすすめ

敷きパッド・シーツ

肌ざわりのよさ、寝汗の吸水力、通気性・保温性に優れているため、敷きパッドやシーツもリネン素材がおすすめです。

リネンは肌ざわりのよさ、寝汗の吸水力、通気性・保温性に優れているため、敷きパッドやシーツにもおすすめ

リネンのお手入れ方法

長くリネンを愛用するにはお手入れ方法を知る必要があります。リネンのお手入れ方法、注意点をそれぞれ紹介します。

リネンを長く愛用するに適切なお手入れ方法をご紹介

洗濯の方法

まずは、洗濯表示を確認しましょう。間違った洗濯方法だと縮んだり傷んだり、色落ちしたりすることがあります。ここでは洗濯をする際に気をつけるポイントをお伝えします。

洗う前にほこり、ごみは取り除く

髪の毛やほこり、ゴミが付着したまま洗濯すると、固まって取れなくなってしまうことも。

洗濯機に入れる前にさっと手で払いましょう

洗剤

中性洗剤、もしくは弱アルカリ性の洗剤を使いましょう。強力な洗浄力の洗剤だと生地を傷める原因になります。

ネットに入れる

そのまま洗濯機に入れると、遠心力でねじれたり他の洗濯物と絡まったり、引っ張られたり、生地が傷んだりします。ネットに入れてから洗濯しましょう。

水かぬるま湯で洗う

水もしくは30度以下のぬるま湯で洗います。お湯で洗うと繊維の傷み、縮みを招きます。

脱水方法

脱水は短めにして、そのまま自然乾燥させましょう。通常の洗濯コースの脱水だと、変形やシワの原因になります。

干し方

リネンは日光に直接当たると、紫外線の影響で色落ちしたり黄ばんだりします。シワをしっかり伸ばしたら、日陰か風通しの良い部屋で干しましょう

乾燥機は使わない

縮みの原因になるため、乾燥機の使用は控えましょう

リネンを使ったおすすめ寝具

ここからはリネンを使ったおすすめ寝具を紹介します。リネンの寝具は熱伝導率が高く、夏は涼しく冬は暖かく眠れます。吸湿性、発散性にも優れているため蒸れにくいのも魅力です。

機能はもちろんデザインも優れ、年間を通して安眠効果を期待できる寝具を厳選しました。

フレンチリネン100%  La.Chic ラ・シックの商品ページはこちら

フレンチリネン100% La.Chic ラ・シック

素肌に優しい上質リネンを贅沢に使用した「ラ・シック」。清涼感のあるさらりとした感触が心地よく、夏も快適に過ごせます。使い込むたびに柔らかくしなやかになる独特な風合いとどんな寝室にも合わせやすい落ち着いた4色カラーが美しい、初めてリネンを使う方にもおすすめの国産寝具です。
[ 枕カバー/ 掛け布団カバー/ボックスシーツ ]

フレンチリネン100%  ヘリンボーンリネンの商品ページはこちら

フレンチリネン100% ヘリンボーンリネン

さらりと心地よい麻に、ヘリンボーンという織り模様で表情をもたせた「ヘリンボーンリネン」。無地に見えて近づくと模様が入っている、というさりげなさが洗練された雰囲気を醸し出します。麻のイメージを良い意味で裏切るふっくらと柔らかな風合い、夏も冬も快適に使える機能性など、魅力が詰まった自信作です。
[ 枕カバー/ 掛け布団カバー/ボックスシーツ ]

まとめ

リネンは麻の一種で歴史も古く、現在も衣類や寝具などあらゆる製品に使用されています。丈夫で長持ちしやすい、汚れにくいなどリネンは他の素材よりも優れたところがたくさんあります。お手入れ方法を参考にすれば、より長くリネンを使用できるでしょう。

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