公開日:2022.08.08
更新日:2023.03.20
目次
健康のために1日2リットルの水を飲んだ方がいいと様々な媒体がアナウンスしており、できるだけ水を飲もうとする人が増えてきました。積極的に水を飲む習慣がついてきたこともあってか、寝る前に水を飲む人も増えてきています。
今回は寝る前に水を飲むことのメリットや寝る前に飲むべき水の量、寝る前に飲むべきではない飲み物などを紹介しております。ぜひとも参考にしてください。
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そもそもなぜ寝る前に水を飲んだ方がいいと言われているのか、一番の理由は寝ている最中に汗をかくことが挙げられます。人は寝ている最中にコップ1杯分の汗をかいていると言われており、水分不足に陥りやすく、血液もドロドロな状態になります。これを防ぐために前もって水を飲んでおくことで血液ドロドロの状態を避けることができます。
また、寝ている最中に水分不足になるということは、起きた時にはノドがカラカラになっているはずです。そのため、起きて間もないタイミングで水を飲むことも大切です。理想的なのは寝る前にも飲み、起きてからも水を飲むこと。しかもガブガブ飲む必要はなく、コップ1杯の水程度でいいでしょう。
寝る前に水を飲むことで様々なメリットがあることは明らかです。ここでは具体的なメリットについて詳しく解説します。
起きる時にノドがカラカラになっている状態は、体内の水分が足りていないことを意味します。脱水症状になると夜間熱中症などの可能性が高まり、最悪の場合、命の危険にもつながります。そうならないためにも寝る前に水を飲むことで、脱水症状の予防につなげられます。
先ほど、水分が不足することで血液がドロドロになりやすいことを紹介しました。血液がドロドロになる状態は、血管が詰まりやすくなる状態を意味します。つまり、脳梗塞や心筋梗塞の可能性が出てくるのです。一説には、朝に心筋梗塞などが起こりやすいとされ、寝る前の水分補給が命を守ることにもつながっていきます。
肌のうるおいは、肌細胞の中にある水分が保たれていることで維持することができます。この水分が不足すると肌のうるおいはなくなり、ターンオーバーがうまくいかなくなるなど、様々な弊害が生じます。寝る前に水分補給をすることで寝ている間も水分が維持されているので、肌のうるおいがそのまま保たれ、美肌効果にもつながります。
細胞がしっかりと活躍することでエネルギーが消費されて痩せやすい体になります。新陳代謝も細胞の働きによって成立します。水分を飲むと体が冷えるので、再び体温を上げようと活発に動き始めます。そして血液循環が行われて栄養素が身体全体に広がり、細胞も活発になります。水分不足になるとこのサイクルが途絶えることに。新陳代謝を高めるためにも寝る前の水分補給は必要です。
水分と睡眠の質は実は密接な関係にあります。人間が深い眠りにつく時、深部体温が一気に下がらないといけません。この深部体温の低下は汗をかくことで熱を外に放出することで起こります。夏だから汗をかくわけではなく、冬であっても発汗はあります。水分が不足すればこの発汗が行えず、熱を外に出しにくくなって睡眠の質に影響を与えるのです。ゆえに寝る前の水分補給は重要と言えます。
寝る前に水を飲むことがとても大切であることは確かです。では、寝るどれくらい前に水を飲むのがいいのでしょうか?サントリーグローバルイノベーションセンター(株)が行った調査では、朝起きたタイミングと寝る2時間前までに水を飲むことで、血圧の低下や体温の上昇、腎機能低下の抑制、老廃物を薄める効果などがあると明らかにしています。
(引用元:サントリー)
つまり、寝る2時間前に水分補給をしておき、朝起きてから水分補給をすれば、プラスの効果が得られるというわけです。ですので、寝る2時間前からであればどのタイミングでも水を飲んで良いことになります。不安な方は1時間前、30分前と分けて飲んでみても良いでしょう。
次に寝る前にどれくらいの水を飲めばいいのかですが、この場合はコップ1杯程度にとどめるのがおすすめです。仮にガブガブと水を飲んでしまえば、トイレに行きたくなり、睡眠が妨げられてしまいます。また水の飲みすぎはナトリウム濃度を下げてしまい、頭痛などを引き起こす可能性も。普段からミネラルなどに気を付けていれば、コップ1杯程度の水を飲んだだけでナトリウム濃度を著しく下げることにはなりにくいので、コップ1杯程度で十分です。
女性がよく気にするのは寝る前に水を飲んでしまったら太るのではないかという噂です。もちろん一時的に摂取した水分量がそのまま体重増加につながりますが、あくまでも一時的な問題であり、汗をかいて消えたり、尿として排出されたりします。水そのものにカロリーはありませんから、寝る前に水を飲むことで太ることはありません。
むしろ水分が不足すると老廃物を外に出しにくくなり、体重が減りにくくなるほか、むくみにもつながります。水を飲み過ぎてむくむと考えがちですが、実際は逆。水分をとらないから老廃物がたまってむくみやすくなるので、寝る前にコップ1杯の水を飲むことで老廃物を排出しやすくさせます。
寝る前に水以外の飲み物を飲みたい場合は、何を飲めば影響が出にくいでしょうか?まずおすすめなのは白湯です。白湯は一旦沸騰させてから飲みやすい温度になるまで放置しておけば大丈夫です。キンキンに冷えた水を飲むと内臓にダメージを与えます。そのため、常温やぬるま湯のような温度で飲むのが理想的です。白湯はお金をかけずに作れるほか、水道水に含まれる塩素などがなくなるのでおすすめです。
もう1つはトマトジュースです。トマトジュースに含まれるカリウムは体温を下げる効果があるので、睡眠の質を高められます。トマトジュースには抗酸化作用など身体にいい成分が数多く含まれているので、一石二鳥、一石三鳥の効果が期待できるでしょう。
寝る前に飲むべきではない飲み物として、アルコールが挙げられます。アルコールは利尿作用があるのでトイレに行きやすくなり、睡眠の質を落とすだけでなく水分不足を誘発します。また寝ている間にアルコールの分解を行うので身体が休まらないという問題も生じます。
もう1つ気を付けるべきなのがカフェインです。カフェインにも利尿作用があり、覚醒作用もあるので眠気がブロックされやすくなります。カフェインは人によって長く効きすぎる人もいるため、注意が必要です。お茶を飲むなら問題はないだろうと思っていても、お茶にもカフェインが含まれています。最近ではノンカフェインと記載されたお茶が売られているので、もし飲むのであればノンカフェインのものを選びましょう。
睡眠の質を改善させるには水を飲むこと以外にもやれることはたくさんあります。その一端を紹介します。
寝る直前にご飯を食べると太りやすいと言われますが、睡眠に関しても直前にご飯を食べると睡眠の妨げになります。寝ている間も内臓は活発に動き続けているので、24時間営業中の状態になってしまいます。ですので、寝る2時間ないし3時間前までに食事を済ませ、消化をある程度終わらせておくことで内臓を休ませることができ、睡眠の質を高めることができるでしょう。
人間の睡眠は深部体温が大きな影響を与えます。深部体温を高めてから下がっていく過程で眠気が生じやすくなるのです。そのため、寝る直前にお風呂に入ると深部体温が高まった状態になるので、眠気が生じるのに時間がかかります。寝る90分前までにお風呂に入っておけば、寝るタイミングで深部体温が下がり、眠気が生じやすくなるでしょう。
深部体温の関係から、激しい運動をすることはあまりおすすめできません。寝る直前にお風呂に入るのと同じで体温が下がるのを待たなければならないからです。とはいえ、適度に体を動かす程度であれば何ら問題はありません。寝る前にストレッチをすることで副交感神経優位の状態になります。ですので、激しくない程度に身体を動かしていきましょう。
リラックスした状態になることで副交感神経が優位な状態になります。アロマや音楽によってリラックスできる環境になれば、副交感神経が働き、眠気が生じやすくなるでしょう。スマホなどは光の刺激が眠気を妨げるのでおすすめできません。アロマを嗅ぎながら音楽を聴くような形がおすすめです。
環境が変わると眠れなくなる人がいますが、理想の枕の硬さや寝具についた匂いなどが安心できるという理由が多く、これらが崩れると急に眠れなくなります。できるだけ寝心地のよい寝具やマットレスを使い続け、寝る環境を整えておくようにしましょう。
今回は寝る前に水を飲むメリットについて紹介してきました。何事も適量が大事であり、コップ1杯の水を飲むだけでトイレの影響を受けずにメリットだけを取り込むことができます。冬は白湯を飲む、寝る少し前の時間にトマトジュースを飲むなどの工夫を行って、水分補給を行いましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
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