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枕の中身ってなに?それぞれの素材の特徴と枕選びのポイントについて解説

公開日:2023.08.16

更新日:2023.08.30

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快適な睡眠に欠かせない枕ですが、枕の中身の素材にはさまざまな種類があり、どれを選べばいいのか悩んでいる人は多いでしょう。枕の素材によって寝心地が変わるため、それぞれの素材の特徴や違いについても知っておくと、枕選びのときに役立ちます。

本記事では、枕の中身の主な素材と特徴、枕を選ぶときのポイントについて詳しく解説します。おすすめの枕も紹介していますので、自分に合った枕を選びたい人は、ぜひ参考にしてみてください。


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そもそも枕の役割って?

枕の役割は、首を支えて理想的な寝姿勢をキープすることです。人間の背骨は真横から見ると適度なS字カーブを描いており、仰向け寝の場合は、このS字カーブをキープできる寝姿勢を取れるのが理想的だといわれています。自分の身体に合わない枕を使っていると身体に負担がかかり、肩こりや首こり、睡眠不足を引き起こす可能性があるので、自分の身体に合った枕を選ぶことが大切です。

枕の中身ってなに?主な素材と特徴

枕の中身にはさまざまな素材が使われていて、素材によって高さや硬さ、扱いやすさなどが異なります。自分に合った枕を選ぶために、それぞれの素材の特徴や違いをチェックしておきましょう。

そばがら

適度な硬さで安定感があり、通気性に優れ、余分な熱を逃して汗を吸収してくれる特徴があります。そのため、そばがらは暑さが苦手な人におすすめの素材です。ただし、そばがらを使っているので、そばアレルギーや喘息のある人は避けたほうがよいでしょう。

低反発ウレタン

低反発ウレタンは反発力が低いため、ゆっくりと沈んでゆっくりと元に戻る特徴があります。頭の形に合わせて頭が枕に沈み込むので、包み込まれるようなフィット感を得やすいです。柔らかめの寝心地が好きな人に適した素材です。

高反発ウレタン

高反発ウレタンは、低反発ウレタンよりも反発力があり、適度な硬さがある素材なので、横向き寝でも身体への負担が少なく、寝返りが打ちやすいメリットがあります。高反発ウレタンの枕の形状は、波のような高低差があるウェーブ型が多く、ウェーブ型は頭や首から肩のカーブに沿って枕がフィットするため、頭と肩をしっかりと支えてくれます。体格のいい人や首こり・肩こりのある人向きの素材です。

パイプ

パイプはプラスチック製の人工素材で、ストローを短く切ったような形のものです。中が空洞になっている形状なので、通気性に優れています。また、耐久性が高く、水洗いできるメリットもあります。硬めの寝心地が好きな人や枕を清潔に保ちたい人に合っています

羽毛

羽毛には水鳥の羽毛が使われていて、タンポポの綿毛のような軸のないものを羽毛といいます。羽毛は保温・吸湿・放熱性に優れた素材で、柔らかく包み込むような寝心地が特徴です。枕の中に詰める羽毛の量によって、寝心地が変わります。羽毛は軽くて暖かい素材のため、寒さが苦手な人にもおすすめです。

羽根

羽根は軸のあるものを指し、羽毛と同じく保温・吸湿・放熱性に優れた素材です。寝心地は空気を含んだふんわりとした感じですが、軸がある分、羽毛よりもやや硬いのが特徴です。枕の素材として使われる場合、羽毛を51%以上使用したものを羽毛枕、50%以下のものを羽根枕と分類されます。

ポリエステルわた

ポリエステルわたは、化学繊維で、わたのようにふわふわした素材です。化学繊維は、天然のわたよりもホコリが発生しにくいメリットがあります。弾力性が高く、ふわっとした感触なのが特徴です。弾力性があって柔らかく、復元性の高い枕をお求めの人におすすめです。

ファイバー

ファイバーは通気性に優れた素材で、熱がこもりにくい特徴があります。やや硬めの感触で、しっかりと頭や首を支えてくれ、寝返りが打ちやすいメリットがあります。ファイバーの枕は水洗いできるので、衛生面が気になる人にもおすすめです。

ウール

ウールは動物性の天然素材になるため、吸湿・放湿・耐久性に優れています。程よい硬さとウール独特の柔らかい感触が特徴です。天然素材の柔らかい寝心地が好きな人に適しています。

極小ビーズ

極小の発泡ビーズを使用しているため、流動性のある独特の感触が特徴です。極小のビーズが柔軟に変形して、首や肩にフィットします。ビーズ独特の滑らかな触り心地が好きな人向きです。

ヒノキ

天然のヒノキをサイコロ状や球状などに加工して枕の素材にしています。安定感があり、硬い感触が特徴で、ヒノキチップの間に程よく隙間ができるため、頭部にこもる熱を逃してくれます。天然のヒノキには、防湿・防カビ効果があり、ヒノキ独特の心地よい香りが安眠をサポートしてくれます。ヒノキを使っているため、アレルギーがある人は注意が必要です。

コルマ・ミニボール

コルマ・ミニボールは、プラスチック製の直径1cmほどのボール状の素材です。2つの穴が空いている形状のため通気性が高く、形が球状なので柔軟性とクッション性にも優れている特徴があります。また、水洗いできる素材のため、清潔さをキープしやすいです。

ラテックス

ラテックスは天然ゴムを使用した素材で、ゴム特有の弾力と反発力があるのが特徴です。通気性と耐久性に優れ、抗菌作用があります。柔らかく弾力と反発力がある素材が好きな人におすすめです。ただし、ゴムアレルギーの人は使用しないほうがよいでしょう。


枕の素材選びのポイントは?

ここからは、枕の素材を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。快適な寝心地につながる枕を選べるよう、それぞれ見ていきましょう。

洗濯可能か

衛生面が気になる人は、洗濯できる素材かどうかで選ぶとよいでしょう。水洗い可能な素材は、以下の3つが挙げられます。

  • パイプ
  • ファイバー
  • コルマ・ミニボール

簡単に乾かせるメリットもありますので、清潔さをキープしたい人におすすめです。枕を購入する際は、あらかじめ洗濯表示のタグで洗濯可能かどうかを確認しておきましょう。

虫やダニのつきやすさ

素材によっては虫やダニがつきやすい場合があるので、注意が必要です。虫が苦手な人は、虫がつきにくい傾向のある「パイプ」や「ファイバー」などの化学繊維で通気性のよい素材を選ぶとよいでしょう。ただし、素材にかかわらず、使用環境によっては虫がついてしまう場合もあるため、日頃から寝室や寝具を清潔に保てるよう心がけることが大切です。

臭いのつきやすさ

枕の素材選びの際は、臭いのつきやすさもチェックしておきたい大事なポイントです。寝汗をかくと枕に臭いがつき、気になる場合があります。化学繊維を使った素材の枕は吸湿性に優れているため、臭いがつきにくい傾向にあるのでおすすめです。また、洗濯可能な素材なら、臭いがついてもすぐに洗って落とせます。枕の臭いが気になる人は、臭いが蓄積しにくい素材を選びましょう。

枕を選ぶときは中身以外になにを重視する?

枕を選ぶとき、中身の素材以外にも重視しておきたいポイントが3つあるので紹介します。

枕の高さ

枕は、理想的な寝姿勢をキープできる高さのものを選ぶことが大切です。枕の高さが合わないと、首が不自然な角度になって首まわりに負担がかかり、肩こりや首こり、いびきなどにつながる可能性があります。また、高さが合っていない枕の場合、寝返りが打ちにくくなり、血行不良を招く恐れもあるので注意しましょう。理想的な寝姿勢とは、仰向き寝は横から見たときに背骨がゆるやかなS字カーブになる状態で、横向き寝は背骨と床がまっすぐ平行になっている状態がよいとされています。

高すぎる枕
ちょうど良い高さの枕

枕の硬さ

枕の硬さも重視しておきたいポイントの1つです。枕が硬すぎたり、柔らかすぎたりすると理想的な寝姿勢が崩れてしまい、肩こりなどの身体の不調を引き起こす可能性があります。枕の硬さは素材によって変わり、枕の中身の密度にも左右されるため、実際に枕に頭をのせて感触を確かめるのがおすすめです。

枕のサイズ

枕のサイズは、十分な横幅のあるものを選ぶとよいでしょう。枕のサイズが合っていないと、寝返りを打ったときに頭が枕からずり落ちてしまい、目が覚めてしまったり、寝返りが打ちにくくなったりして、睡眠の質を低下させる可能性があります。理想的な枕のサイズは、頭3つ分の幅があるとよいとされています。寝返りが多い人や、寝相が悪い人は大きめの枕を選んでおくと安心でしょう。


おすすめの素材はコレ!

枕にはさまざまな素材があるため、どれがいいのか迷ってしまうという人もいるでしょう。素材ごとで「寝心地」「扱いやすさ」「価格帯」の3つのポイントから総合的に判断すると、以下の3つがおすすめの素材になります。

⦅おすすめの枕の素材⦆

  • 高反発ウレタン
  • ラテックス
  • ファイバー

ただし、枕の好みは人それぞれなので、自分の好みや体型に合ったものを選ぶことが大切です。快適な睡眠につながる枕を選ぶようにしましょう。

睡眠の質を高めるならマットレスにもこだわろう

睡眠の質を高めるなら、枕だけでなくマットレスにもこだわるとよいでしょう。就寝中の身体を支える役割のあるマットレスは、重要な寝具です。バランスよく身体を支えてくれる自分に合ったマットレスを使うことで、熟睡でき、質の高い睡眠が取れるでしょう。

まとめ

枕の中身の素材にはさまざまな種類があり、それぞれの素材の特徴などによって寝心地が変わります。身体に合わない枕を使っていると、肩こりや首こり、睡眠不足を引き起こす可能性があるので注意が必要です。本記事の内容を参考に、自分に合った枕をぜひ見つけてみてくださいね。

ベッド・寝具の専門店「ビーナスベッド」では、快適な寝心地につながる枕やマットレスなどを豊富に取り揃えています。枕などの寝具選びに迷った際は、お気軽にご相談ください。専門のアドバイザーが最適なアイテムをご提案させていただきます。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

SOMRESTA マットレス PREMIUM

商品リンク

「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は欧米有名ブランドにも劣らない高品質で、日本人に合った寝心地と豊富な機能を持ったプレミアム高反発マットレスです。

高い吸放湿性や消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなどマットレスにあると安心の機能がたくさん詰め込まれています。キルティングカバーも外して洗うことが可能なので、衛生的に使用することができるのも嬉しいポイントです。また、日本のメーカーが企画から生産指示、輸入、直売まで一貫して行うため余計なコストが全てカットされており、 高品質でありながらお買い求め易いお値段になっています。

睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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