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7時間睡眠なのに日中眠いのはなぜ?眠気の原因と解消法、潜む病気の可能性

公開日:2023.10.27

更新日:2025.12.10

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毎日7時間しっかり寝ているはずなのに、日中の眠気が解消されず、仕事や勉強に集中できないと悩んでいませんか?「寝ても眠い」状態は、単なる寝不足ではなく、睡眠の質の低下や、病気が原因かもしれません。この記事では、最適な睡眠時間と、日中のパフォーマンスを低下させる科学的な原因を解説します。また、すぐに試せる眠気への対処法と、根本的に睡眠の質を改善する寝具の見直しについてもご紹介します。

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7時間睡眠でも眠気が残る3つの科学的な原因

成人の適切な睡眠時間として「7時間程度」が一般的によく挙げられますが、この時間を確保しても眠い場合、その原因は「量」ではなく「質」や「リズム」に潜んでいる可能性が高いです。

1. 自分の最適な睡眠時間(適正睡眠時間)が取れていない

最適な睡眠時間には個人差があり、年齢や遺伝、季節によっても変化します。もし7時間で眠気が残るなら、あなたにとって必要な睡眠時間は8時間、あるいはそれ以上である可能性があります。特に、普段の睡眠時間が不足し、慢性的な疲労が蓄積した「睡眠負債」の状態にあると、休日に長時間寝ても日中の眠気を解消しきれないことがあります。

2. 睡眠の質(熟眠度)が著しく低下している

睡眠の質(熟眠度)が低いと、たとえ7時間寝ても心身の疲労回復が十分に行われず、日中に強い眠気が残ります。睡眠の質が低下する主な原因は、以下の通りです。

  • 寝具が合っていない:身体に合わないマットレスや枕は、寝返りを妨げたり、体圧が集中したりすることで、眠りを浅くします。
  • 中途覚醒が多い:夜間に何度も目が覚めてしまうと、深いノンレム睡眠(熟睡)の時間が減少し、睡眠の質が低下します。
  • 就寝前の習慣:寝る直前のカフェインやアルコール摂取、スマートフォンなどのブルーライトの刺激は、脳を覚醒させ、スムーズな入眠と熟眠を妨げます。

3. 生活リズムの乱れ(概日リズムの障害)

私たちの身体には、約24時間周期の体内時計(概日リズム)が備わっています。不規則な就寝・起床時間や、休日の「寝だめ」によってこのリズムが乱れると、体内時計と実際の睡眠時間がズレてしまい、結果的に日中の覚醒レベルが低下してしまいます。

「病的な眠気」の可能性:医療機関の受診を検討すべき症状

日常生活の改善や睡眠時間の確保を試みても、日中の眠気が耐え難いほど強い場合、何らかの睡眠障害や病気が隠れている可能性があります。

ここでは、特に注意が必要な主な疾患と、受診を検討すべきチェック項目をご紹介します。

特に注意したい睡眠関連の疾患

  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS):睡眠中に何度も呼吸が止まったり浅くなったりする症状です。熟睡できず、日中に強い眠気に襲われます。重度のいびきをかく方に多く見られます。
  • 過眠症:
    • ナルコレプシー:日中に突然の強い眠気(睡眠発作)が起こり、笑ったり驚いたりした際に身体の力が抜ける(情動脱力発作)などの症状を伴うことがあります。
    • 特発性過眠症:夜間の睡眠時間に関わらず、日中に持続的な強い眠気を感じる疾患です。
  • 概日リズム睡眠・覚醒障害:体内時計のズレが原因で、望ましい時間帯に眠れず、日中に強い眠気に襲われます。

受診の目安となるチェック項目

以下の症状が続く場合は、心療内科、精神科、または睡眠外来などの専門の医療機関を受診することをお勧めします。

  • 日中の眠気により、仕事や運転、授業中に居眠りをしてしまう。
  • 夜間に激しいいびきをかく、または呼吸が止まっていると指摘されたことがある。
  • 身体の疲れだけでなく、強い倦怠感や気分の低下が2週間以上続いている(うつ病の可能性)。
  • 睡眠時間を確保しようとしても、寝つきが非常に悪い、または夜中に何度も目が覚める(不眠)。

日中の眠気を今すぐ覚ます効果的な対処法

病的な原因ではない場合、日中の眠気はちょっとした工夫で解消できます。日々のパフォーマンス向上のために試してみましょう。

  • 短時間の仮眠(パワーナップ):昼休憩などに、15〜20分程度の短い仮眠をとることが有効です。目覚めを良くするため、仮眠前に少量のカフェインを摂取するのも効果的です。
  • カフェインを戦略的に摂取:カフェインは摂取後30分ほどで覚醒作用が現れます。眠気のピークに合わせて、飲む時間や量を調整しましょう。ただし、夕方以降の摂取は夜の睡眠に悪影響を及ぼすため注意が必要です。
  • 軽い運動やストレッチ:席を立って背伸びをする、肩甲骨を動かすなど、軽い運動やストレッチを行うことで、血流が促進され、脳の覚醒を促します
  • 体温を下げる:眠気を感じたら、冷たい水で顔を洗う、首筋や手首など太い血管がある部分を冷やすといった方法も有効です。

質の高い睡眠を確保するための快眠習慣

根本的に眠気を解消し、日中の高いパフォーマンスを維持するためには、睡眠の質を高める生活習慣を身につけることが必要です。

1. 毎日の起床時間を一定にする

体内時計を整えることが最も重要です。休日はつい長時間寝てしまいがちですが、起床時間は平日と大きくズラさないようにしましょう。これが体内時計のリズムを一定に保つための基本となります。

2. 寝具(マットレス・枕)を見直す

寝具が合っていないと、睡眠中に無意識に身体に負担がかかり続け、熟睡できなくなります。特に、マットレスは体圧分散性と寝返りのしやすさが重要です。

身体の一部に圧力がかかりすぎない、寝返りをサポートしてくれる適切な硬さ(反発力)の寝具を選び、睡眠中の身体の負担を軽減することが、質の高い睡眠を確保する鍵となります。

まとめ:眠気の原因を知り、最適な睡眠環境を手に入れる

7時間寝ても日中に眠いという悩みは、「睡眠時間の不足」だけでなく、「睡眠の質の低下」や「生活リズムの乱れ」、さらには「病気」など、複数の原因が絡み合っている可能性があります。まずは、ご自身の睡眠習慣や寝具を見直し、質の高い睡眠を追求しましょう。

ビーナスベッドでは、お客様の寝姿勢や体型に合わせて、最適なマットレスや枕をご提案し、快適な睡眠環境作りをサポートしております。日々の眠気で集中力が低下していると感じたら、ぜひ寝具の見直しから始めてみてください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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