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布団の干し時間はどれくらい?寝具の素材や種類による干し時間の違いなども紹介

公開日:2020.09.08

更新日:2024.02.01

掛け布団 236,450 views

布団の干し時間とは、天日干しするのに最適な時間のことを意味します。布団の素材や種類によって時間は違うため、快適な睡眠や衛生管理、布団を長持ちさせるために適した干し時間を知っておきましょう。この記事は、布団の干し時間の目安や頻度、素材に応じた干し方などについて解説しています。この記事を参考にして、布団を上手に干せるようになりましょう。


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条件によって異なる布団の干し時間

布団の干し時間は、季節や布団の種類、素材によって異なります。それぞれ具体的に解説しますので、干し時間の参考にしてください。

季節(日差しの強さ)による干し時間の違い

布団の干し時間は、日差しの強さによって変わります。一般的な目安は、夏は片面1時間ずつ、両面で2時間、冬は片面2時間ずつ、両面で4時間です。夏は長時間干すと布団が傷んでしまうため、取り込み忘れに注意しましょう。

寝具の種類による干し時間の違い

敷き布団と掛け布団では含まれる湿気や素材などが変わるため、干し時間が違います。

敷き布団

寝汗で湿りやすい敷き布団は、掛け布団よりも頻繁に干しましょう。中材によって干す頻度や時間も異なります。

綿素材は両面で2時間程度、週2~3回が目安です。夏は日差しが弱い午前中に干し、冬は日中に干すと良いでしょう。ポリエステルや羊毛は乾きが早いため、風通しがよい場所で日陰干しをするか、シーツを付けたまま両面で2時間ほど天日干しにします。いずれも週1回が目安です。

掛け布団

掛け布団は敷き布団ほど寝汗を吸収していないため、1~2週間に1回程度干すだけでかまいません。寝汗をかきにくい季節なら、もう少し間隔を空けても問題ありません。干し時間の目安は両面で2時間程度です。ただし、木綿の掛け布団は湿気を吸いやすいため週1回を目安にしましょう。

寝具の中綿の素材による干し時間の違い

布団の干し時間は素材ごとに異なります。以下にそれぞれの目安時間を紹介します。

綿布団

種類夏の干し時間(片面)冬の干し時間(片面)備考
綿布団2時間程度4時間程度湿気を吸いやすい綿は10~15時頃の湿気の少ない時間帯に干すと乾きやすい

ポリエステル(合繊)布団

種類夏の干し時間(片面)冬の干し時間(片面)備考
ポリエステル(合繊)布団 1.5時間程度3時間程度・ポリエステルの布団は丸洗いできるタイプもあり
・定期的に洗濯すると衛生的

羊毛布団

種類夏の干し時間(片面)冬の干し時間(片面)備考
羊毛布団1時間程度2時間程度 ・ 直射日光で傷みやすいため要注意
・普段は風通しの良い室内で陰干し、月2回くらい天日干し

羽毛布団

種類 夏の干し時間(片面)冬の干し時間(片面)備考
羽毛布団0.5時間程度1時間程度・直射日光で傷みやすいため要注意
・普段は風通しの良い室内で陰干し、月2回くらい天日干し

布団を干す(天日干しする)理由は?

そもそも布団を干す(天日干しする)のはなぜなのでしょうか。布団を干すことによって得られる効果を紹介します。

寝汗を乾かす必要があるから

寝ている間にかく汗の量は200ml、約コップ1杯分といわれています。この量は、布団を部屋に敷いているだけでは蒸発しません。冬でも寝汗をかくことは変わらないため、布団を干すことが必要なのです。

放置すると、悪臭やカビ、ダニの繁殖の原因になってしまう

天日干しには紫外線による殺菌効果があり、カビ防止、ダニの繁殖抑制などのハウスダスト対策になります。ただし、ダニを退治するには、後ほど紹介するような工夫が必要です。また、天日干しには消臭効果もあるため、寝床や部屋の臭いが気になる場合も、布団を干すメリットがあります。

湿気を帯びた布団はどんどん重くなる

湿気がなくなると、布団がふっくらした状態に戻ります。ふかふかの布団は寝心地が良く、睡眠の質を高められます。また、掛け布団は水分がなくなったぶん軽くなるため、重くて寝苦しいと感じているときには布団を干してみましょう。

※ダニ対策について

天日干しの殺菌効果や洗濯だけでは、発生してしまったダニは死滅しません。ダニは50度以上にならないと死なないからです。ダニ退治に効果的なのは、天日干しする際に黒い布やビニール袋をかけて布団の温度を上げる方法です。この場合、取り込んだ後に掃除機をかけて、ダニを取り除きます。

※布団の敷きっぱなしがカビの原因になる

一度カビが生えた布団は、洗濯をして見た目がきれいになっても、高温多湿の環境になるとまた生えてきてしまうため注意が必要です。よくある例は、床やマットレスの上に布団を敷きっぱなしにしてしまうことです。体温や寝汗で布団と床・マットレスの間が高温多湿になり、再びカビが繁殖してしまいます。

※あわせて、湿気対策をすると良い

天日干しとあわせて湿気対策もしておくと安心です。除湿シートやすのこマットなどを布団の下に敷いておくと、布団の湿気をある程度逃がしてくれます。

▼ おすすめ除湿シート

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基本の布団の干し方

布団を干すのに適した日は「お天気のよい乾燥した日」です。ただし、晴れていても、前日が雨だった場合は湿度が高くなりやすく、布団を干すには向きません。干し方の基本は「時間は短めに」「両面干す」などです。以下で布団の干し方のポイントを詳しく説明します。

布団を干すのに適した時間帯

布団を干すのは、太陽の光が強く湿度の低い10〜15時の間がおすすめです。早朝や夕方は布団が湿気を吸いやすいため、干さないようにしましょう。夏は直射日光を避けて9~11時、冬は11~14時がベストです。素材によっては日光に弱いものもあるため、取り扱い表示を読んでおきましょう。

長時間干しはNG

長時間干していると布団生地を傷めることがあります。また、ほこりが付着することにもつながるため、長くても2~3時間を目安に取り込みましょう。特に、午後から干して取り込むのを忘れてしまうと、湿気も吸い込んでしまい天日干しした意味がなくなってしまいます。

両面干す

布団は途中で裏返して両面干すのが基本です。湿気がこもっている肌に触れる側を長めに干しましょう。ただし、冬場に結露して床が湿気る場合には、敷布団の床側を長めに干す必要があります。日差しの強さも考えて裏返すタイミングを決めましょう。

干す頻度

汗をよくかく夏場を基準に考えると、週1回程度が理想的といえます。とはいえ、布団の天日干しは意外に大変です。カバーやシーツの洗い替えなどを併用しながら、負担がかかりすぎないお手入れをしましょう。汗の少ない冬場なら2~3週間に1回でも問題ありません。

布団を干さない日にも、布団を乾燥させる

布団を干さない日の手軽な湿気対策は、湿気がこもりやすい場所の布団をめくって、窓をあけて風通ししたり扇風機で風をあてたり、エアコンの除湿機能を使ったりすることです。押し入れなどにしまう前に少し乾燥させるだけでも、湿気対策、防カビ・ダニ対策になります。

干すときに布団を痛めないための工夫をする

日差しが強い場合には、日焼けによって布団が傷まないように、カバーやシーツをした状態で干す方法があります。羊毛布団、羽毛布団は特に直射日光に弱いため、夏の午後には干さないほうがよい素材です。日差しが弱いときに干すか、陰干しをしましょう。

布団を強くたたかない

強くたたくとホコリやダニなどが出ているように思えますが、実は中の繊維が壊れて舞っているだけです。ダニの死がいやフンも細かく砕かれるだけで、外にはあまり出ていきません。ホコリをはらうイメージで優しく扱うのが、布団を傷めずお手入れするポイントです。

花粉やPM2.5などの飛散時期には布団袋などに包んで干す

花粉やPM2.5が舞っている時期は、専用の布団袋などを利用して干すのがおすすめです。商品によって違いますが、特殊な繊維構造になっているものや、日焼け防止やダニ退治などの付加価値があるものなどが販売されています。

【参考】天日干し以外の寝具類のお手入れ

布団乾燥機を利用すれば、布団を敷いた状態で布団を干せます。ダニ対策には、布団掃除機も効果的です。カバーやシーツなどの洗えるものは、週1回以上は洗濯をして清潔を保ちましょう。布団や季節ごとに適したものがあるため、洗い替え用は専門店で選ぶのがおすすめです。

また、丸洗いできる布団なら自宅の洗濯機でも洗えます。洗えない布団の場合は、1シーズンごとに専門業者に丸洗いを依頼すると良いでしょう。綿布団を干してもふかふかにならないときは、「打ち直し」で綿を解きほぐしてもらうこともできます。

ダニ対策におすすめの布団乾燥機

ダニ対策・アロマ機能付き布団乾燥機
FLEURISTE (フルリスト)

FLEURISTE(フルリスト)は、梅雨シーズンのダニ対策・冬の就寝時の寒さ対策に最適なダニ対策・アロマ機能付き布団乾燥機です。

布団乾燥はもちろんのこと、お洗濯した衣類や靴もワンタッチで一気に乾燥出来て家事の時短に役立ちます。自立型3Dホースを採用しているため面倒なホースやシート等の設置不要で、手間がかからないのも嬉しいポイントです。

さらに、ダニよけアロマ送風機能も付いておりダニが嫌がるアロマ成分によりダニを寄せ付けず、布団をいつも清潔に保てます。殺虫成分を使用しないため、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使えます。

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【参考】自宅で丸洗いできる掛け布団4選

暁 -AKATSUKI- 羽毛布団

暁 -AKATSUKI- 羽毛布団

あたたかくて軽い羽毛布団をお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発したオリジナル羽毛布団です。ダウン率やダウンパワーが異なるスタンダード・プレミアム・グランドプレミアムの3ランクがあり、品質面・価格面の両方から自分にぴったりなタイプの羽毛布団を選ぶことができます。

側生地に採用された「立体キルト」は保温性に優れながらも重すぎない、ちょうどいいキルトです。また、薬剤を使用しない安心の防ダニ加工や細菌の増殖を抑制する抗菌・防臭加工、花粉が付きにくく、落ちやすい防汚加工も施されています。

厳しい品質チェックをクリアしている安心の日本製で、便利な収納ケース付きなのも嬉しいポイントです。

POINT

※2022年10月現在、販売開始を記念して暁 -AKATSUKI- 羽毛布団20%OFFキャンペーン実施中!気になる方はこの機会に購入するのがおすすめです。

3D立体メッシュ洗濯ネット付 RIRAKU Body リラクボディ 合掛け布団の商品ページはこちら

3D立体メッシュ洗濯ネット付 RIRAKU Body リラクボディ 合掛け布団

優れた速乾性とほぼ羽毛同等の驚きの保温性を兼ね備えた掛け布団、リラクボディ。ダニをシャットアウトする高密度生地を使用しており、さらには自宅でお洗濯も可能。側生地を傷めない3D立体構造の洗濯ネット付です。

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西川 Medic Pure メディックピュア 制菌加工 掛け布団

長い間効果が持続する、より強い抗菌性のある「制菌加工」の洗える掛け布団。合掛けタイプ・肌掛けタイプの2種類があります。お洗濯もでき、いつでも清潔に、いつまでも安心してご使用いただけます。

ご家庭で洗える「プルミエール羽毛布団」のリンクはこちら

プルミエール羽毛布団

家庭で洗える羽毛布団。特殊技術により、極限まで不純物を取り除いたクリーンな羽毛を使用。そのため天日干し・水洗いが可能となり、心地よい使用感を維持できる、長くご愛用いただくに相応しい羽毛布団です。ホワイトグースダウン95%、側生地には60番手の糸で織り上げたサテン生地を採用。安心の日本製、ダウンパワー350以上。

まとめ

布団の干し時間は、日差しの強さや素材などによって異なります。布団にあった天日干しをしましょう。洗濯できるカバーやシーツを使用するなど、別のお手入れ方法も併用すると布団の状態を快適に保ちやすくなります。

ビーナスベッド 」 は心地よく眠れる布団をはじめ、ベッドやマットレスなど寝具全般を取り揃えています。睡眠の質を高められ、お手入れが簡単なカバーやシーツの商品数の多さも、専門店ならではです。また、ネットショップ・実店舗のどちらにも専門アドバイザーがいます。ぜひ、ご自身のライフスタイルにあう商品探しにご利用ください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

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「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

SOMRESTA マットレス PREMIUM

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「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は欧米有名ブランドにも劣らない高品質で、日本人に合った寝心地と豊富な機能を持ったプレミアム高反発マットレスです。

高い吸放湿性や消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなどマットレスにあると安心の機能がたくさん詰め込まれています。キルティングカバーも外して洗うことが可能なので、衛生的に使用することができるのも嬉しいポイントです。また、日本のメーカーが企画から生産指示、輸入、直売まで一貫して行うため余計なコストが全てカットされており、 高品質でありながらお買い求め易いお値段になっています。

睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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