公開日:2021.10.20
更新日:2024.12.17
目次
寝ても疲れが取れなかったり、首や肩の凝りがひどかったりする場合は枕が合っていない可能性があります。合わない枕は睡眠の質を低下させるため、対策方法や正しい選び方を知っておくことが大切です。本記事では、枕が合わないことで起こる身体の不調や枕が合わないときの対処法などについて詳しく解説します。枕が合っていないと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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合わない枕を使っていると、寝返りしづらいなどが原因で身体の不調が起こりやすくなります。また、不調の症状は全身にも影響しやすいため、注意が必要です。
枕が合わないと出やすい症状にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、主な7つの症状を取り上げて解説します。
合わない枕を使っているとスムーズな寝返りが打ちにくかったり、適切な寝姿勢を保ちにくかったりするため、睡眠の質が低下するおそれがあります。さらに、寝ている間に違和感を感じることで中途覚醒も起こりやすくなります。寝起きに疲労感や寝足りなさを感じる場合、枕が合っていない可能性が考えられるでしょう。
いびきの増加も枕が合っていないことで起こりやすい症状です。特に枕が高すぎる場合、顎が下がって気道が圧迫され、いびきにつながりやすくなります。また、枕が低すぎる場合も頭の位置が下がって口呼吸になりやすく、いびきの原因となります。
合わない枕で寝ていると不自然な寝姿勢になるため、首や肩に負担がかかることで凝りや痛みにつながります。特に高すぎる枕で寝ていると首の骨である頚椎に負担がかかりやすく、頸椎が圧迫され続けることは慢性的な肩や首の凝り・痛みの原因となります。
合わない枕を使用している間は首や肩周りに負担がかかり、筋肉が緊張状態になりやすいです。このような状態では首の凝りが起こりやすく、血流の悪化につながります。頭痛の原因になる場合が多いため、注意する必要があります。
首から腰までは背骨でつながっているため、首に負担がかかると腰にも影響することがあります。身体の筋肉、特に背中や腹部の筋肉が弱いと腰痛が起きやすいと言えます。
本来、首の骨はS字カーブを描くのが理想的な姿勢です。しかし、スマホやパソコンを長時間使うなどでうつむき姿勢が続くと、首が真っ直ぐに伸びきった状態になることがあります。これを「ストレートネック」と呼びます。ストレートネックは本来の姿勢とは異なるため、首や肩に負担がかかりやすいのが特徴です。高さが合わない枕で寝ていると、前傾姿勢になることでストレートネックが悪化する可能性があるため、注意が必要です。
合わない枕を使っていることで起こりやすい症状として、「睡眠時無呼吸症候群」が挙げられます。睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に気道がふさがれることで呼吸が一時的に止まってしまうのが特徴です。脳も身体も酸欠状態になって睡眠の質が悪くなるだけでなく、臓器にも負担がかかりやすいため、何らかの対策が必要となるでしょう。
それでは、枕が合わない原因にはどのようなものがあるのでしょうか。6つの原因を取り上げて解説します。
高すぎたり低すぎたりすることが枕が合わない原因の一つです。高すぎる枕は頭が持ち上げられて首・肩への負担となり、痛みや凝りが起こりやすくなります。一方、低すぎる枕は頭が沈み込むため、首だけで頭を支えることになり、首を痛めたり呼吸がしづらくなったりします。
枕が硬すぎたり柔らかすぎたりして合わない場合もあります。硬すぎる枕を使っていると首や肩に負担が集中しやすく、一部が圧迫されて血流が悪くなることもあります。一方、柔らかすぎる枕を使っていると頭が必要以上に沈み込んで寝返りも打ちにくくなるため、適度な硬さのものを選ぶことが重要です。
枕が合わないのは、サイズや形が合っていないことも原因です。枕のサイズや形が身体に合わないと不自然な姿勢になりやすく、肩こりや寝違えにつながることがあります。特に、横幅が小さすぎる枕を使っていると寝返りを打ったときに頭が枕から落ちる場合もあるため、ストレスなく眠るためにも充分な横幅があるサイズの枕を選ぶことが大切です。
自分の寝姿勢と枕が合っていない場合も違和感を感じやすくなります。首の骨は頭部を背骨からまっすぐに支えるために、緩やかなS字型のカーブを描いています。快適な睡眠を得るためには、寝ている間もこの自然なカーブを維持することが重要です。仰向けで寝る際は、立っているときと同じようなS字カーブができる高さの枕を選びましょう。また、横向き寝の場合は背骨が一直線になるのが理想的な寝姿勢です。枕はこの寝姿勢をキープできる高さのものを使用するのがおすすめです。さらに横向き寝が多い人は肩幅を考慮して選ぶ必要があります。
自分に合う枕は、性別や体型などによっても異なります。また、加齢や出産、運動の習慣により骨格・筋肉量などは変化するものです。「購入した時点では合っていたのに、最近合わなくなってきた」と感じる場合、使い続けている枕が現在の自分の体型に合っていない可能性があります。
枕とマットレス・敷布団との相性が悪いことも、枕が合わない原因の一つです。同じ枕を使っても、マットレスの素材や硬さによって沈み込み方が異なります。そのため、一緒に使ったときのバランスをしっかり確認することが重要です。
使用中の枕が自分に合っているのか気になる場合、次の2つの方法で確認してみましょう。
睡眠時または起床時の状態で確認する方法です。下記の項目に当てはまる場合、枕が合っていない可能性が高いです。一度、見直してみるとよいでしょう。
枕の高さが自分に合っているかどうかは、仰向け寝になったときの視線でも確認が可能です。まず、仰向け寝で天井に目線を向けます。垂直よりもやや下(足側)に目線がいく高さが理想的と言われています。枕が高すぎると目線が下になり、低すぎると目線が上になります。
枕が自分に合わないときは、次の3つの方法で対策するのがおすすめです。
枕と肩の間に隙間を作ると首に余計な負担がかかります。寝たときに枕と肩の位置がどのようになっているか確認してみましょう。隙間が空いているようなら、枕を肩まで引き寄せて隙間を埋めるようにすると首をサポートすることができます。
枕の高さが低い場合は、タオルで調整すると良いです。折りたたんで枕の下に入れ、適度な高さになるまで調整します。ただしこの方法はあくまで応急処置のため、高さが合わない場合は早めの買い替えをおすすめします。
枕が自分に合わないのは、経年劣化でへたっている可能性もあります。昔は合っていたのに最近合わなくなってきたという場合、買い替えを検討すると良いでしょう。
快適に眠ることができる枕の選び方を4つ取り上げて解説します。枕を買い替える際の参考にしてみてください。
快適に眠ることができる枕を選ぶためにはまず、ふだんどのように寝ていることが多いのか、自分の寝方を確認してみましょう。横向き寝では肩幅分の高さが必要になります。仰向け寝と横向き寝では理想的な枕の高さが異なるので注意が必要です。
寝返り時に頭が落ちないサイズを選ぶのも大事なポイントです。必要なサイズは体型によっても異なりますが、 寝返り時に頭が落ちない程度の頭3つ分の横幅 がある枕が理想とされています。具体的には、幅60cm以上、奥行き40cm以上が目安です。また、体格の良い人や寝返りが多い場合は、幅70cm・奥行き50cmの大きめサイズを試してみると良いでしょう。
枕は素材によっても寝心地が異なるため、寝心地や好みの感触で素材を選ぶのも良い方法です。枕に使用される中材の主な素材は下記の通りです。
ウレタンの種類には高反発と低反発があり、それぞれ反発力や硬さによって寝心地が異なります。
低反発ウレタンは、ゆっくりと沈み込み、包みこまれるようなフィット感が特長の素材です。対して、高反発ウレタンは頭・首・肩をしっかり支えて寝返りをサポートしてくれる安定感が特長の素材です。
なお、ウレタン素材には、基本的に水洗いできない、温度に影響されやすいなどの特性もあります。
人工繊維のわた状素材で、適度なクッション性とボリューム感が特徴です。洗濯可能でへたりにくく、柔らかい枕が好みの方に向いています。
水鳥の羽を使用した天然素材で、ふわっとした感触が特徴です。空気を含み、吸放湿性に優れています。
ストロー状の素材で、大きさや硬さはさまざまです。頭と首をしっかりと支え、寝返り時のフィット感と体圧分散性に優れています。また、高い通気性と耐久性を誇ります。
ひんやりとしたリラックス感があり、日本の気候に適した素材です。安定感があるため、硬めの枕を好む方におすすめです。
発泡ポリスチレンの小さな粒がぎっしり詰まっているタイプです。優れた流動性によって頭の形にフィットし、体圧分散性の高さも魅力です。柔らかく独特の触感があり、クッションや抱き枕としても使用されます。
枕はデザイン性や価格だけで選ばず、快眠を得るために開発された形状や機能があるものを選ぶのがおすすめです。例えば、首元を安定させる波型タイプや中心部がへこんでいて横向き寝がしやすいタイプなど、さまざまな枕があるので自分に適した形状の枕を選ぶと良いでしょう。
「NERUSIA 朝までぐっすり寝返りサポート枕」は「オーダーメイドのような自由さ」と「スムーズな寝返り」を追求した快眠枕です。
計9ヶ所の中材を出し入れすることで自分好みの硬さに微調整することが可能となっており、仰向き寝はもちろん横向き寝やうつぶせ寝でも快適な寝心地を実現できます。また、硬さの異なる3つの素材を使用しており、枕ユニットの位置の入れ替えと高反発ウレタンシートの付け外しで様々な寝心地が楽しめます。
横幅60cmのワイド設計で寝返りもしやすく、自宅で丸洗いOKなので汚れてもすぐに洗えるのはうれしいポイントです。枕がぴったり入る収納バッグ付きで、ギフトしてもおすすめです。
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「ブレインスリープピロー」は美肌やダイエットに関係する成長ホルモンが分泌される 「黄金の90分」と呼ばれる時間を良質な眠りにすることを目的に作られた枕です。1年の中でも気候が変わりやすい四季を持つ日本において、最適な「黄金の90分」を生み出すために「頭を冷やす」「オーダーメイドを超えるフィット感」「常に清潔に使える枕」という3つのポイントにこだわっています。
お手入れもお家のシャワーで洗えて、風通しのいい場所に15分置いておくだけと非常に簡単なのも嬉しいポイントです。様々な体格の方に合わせて、「Low」「Standard」「High」の3種類の高さから選べますので、日中に疲れを感じやすかったり眠りに関するお悩みがある人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
こんな方におすすめ!
「モットン枕」は日本人の首の形や体型を徹底して研究し、睡眠時の首への負担を減らすことにこだわって開発された高反発枕です。
モットン枕に採用している次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」には「自然な寝返りをサポートする反発力」「体圧を効率よく分散する」「高い通気性」という特長があり、さらに2way設計×高さ調整シートで最大50通りもの高さ調整が可能です。
90日交換・返品保証期間が設けられているので枕の寝心地が合うか心配な方も安心して気軽に試すことが出来るのも嬉しいポイントです。
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「Recovery Sleep 枕」は、血行促進・疲労軽減が期待できる一般医療機器の新しいリカバリー枕です。枕カバーに練り込まれた鉱石の機能によって身体の熱を吸収し赤外線として輻射、温熱効果をもたらす仕組みが最大の特長です。
枕本体は寝返りと呼吸をサポートしてくれる月型設計で、仰向け寝・横向け寝のどちらでも快適な寝姿勢を保てます。
厳選された3種類の中材は7つの部屋に配置されており、高さを調整して自分好みにカスタマイズすることも可能です。洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えるのも嬉しいポイントです。
「Recovery Sleep 枕」の特長
枕は、合わないものを使っていると身体に影響が出る可能性があります。睡眠の質の低下や首や肩の凝りや痛みなどさまざまな症状が起こりやすいため、注意が必要です。また枕が合わない原因として、高さや硬さ、寝姿勢との相性といった原因が挙げられます。それらを確認して自分に合った適切なものを選ぶことが重要です。枕選びの際は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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