「眠り」にこだわり「暮らし」をたのしむ、ビーナスベッドのライブラリー
公開日:2022.04.22
更新日:2022.04.20
目次
夜なかなか寝つけなかったり、起きたときに肩や腰など体のあちこちが痛くなったり。いびきに悩んでいる人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが抱き枕です。抱き枕は癒しになるのはもちろんのこと、安眠や体への負担軽減をサポートしてくれるアイテム。一方で抱き枕にはどんな効果があるのか、何を基準に選べばいいのか分からない人も少なくありません。
今回は抱き枕の効果やメリット、選び方のポイントなどを解説します。おすすめの抱き枕も紹介するので、自分に合った抱き枕を選ぶときの参考にしてくださいね。
抱き枕を使うことで実感できる効果を5つ紹介します。
人とのふれあい、ボディタッチによってオキシトシンというホルモンが分泌されます。これは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、心にやすらぎを与えてくれるのです。
例えば抱きしめたり、手をつないだりするとオキシトシンが分泌されます。そのため、抱き枕を抱きかかえることで安心感を得られるでしょう。また、抱きかかえる姿勢は胎内にいた頃を思い出すため、本能的に心が落ち着くともいわれています。抱き枕にはストレスを軽減したり、ストレスを解消したりする効果があるのです。
睡眠中の姿勢によって腰への負担度合いは異なります。仰向け寝、横向き寝、打つぶせ寝と寝姿勢はいろいろありますが、もっとも負担になるのは打つぶせ寝です。なぜなら、腰椎が反り返った状態になるため、腰への負担が大きくなるからです。
一方、抱き枕を使うと横向きで眠れるため、肩や腰の負担が軽減され、寝姿勢が安定します。
いびきが気になる人にも抱き枕はおすすめです。いびきは仰向けで寝たときに発生するといわれています。仰向けで寝ると舌やのどの筋肉が下がり、気道が圧迫されるからです。
抱き枕を使えば横向き寝になります。舌やのどの筋肉が下がらず、呼吸もしやすくなるため、いびきの改善を期待できるのです。
足のむくみにも抱き枕は効果を発揮するでしょう。
血液は心臓から動脈、全身へ循環し、静脈を通り心臓に戻っていきます。その中で足から心臓に戻る血液は、重力に逆らう必要があります。血液を戻すためにポンプの役割を果たすのがふくらはぎ。しかしポンプの役割を十分に果たせないと、血流が滞りむくんでしまうのです。
抱き枕を使うことで足の位置が高くなります。すると血液やリンパ液の流れが良くなり、むくみが解消されるでしょう。
妊婦さんはお腹が大きくなってくると寝つけなくなったり、寝ている途中に起きてしまったりすることがあります。
抱き枕を抱きかかえた状態で横向きに寝るとお腹を包み込む姿勢になり、お腹の重さも感じにくくなります。さらに腰への負担軽減にもつながるのです。
抱き枕にはさまざまな種類があります。そのため、何を基準に選べばいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。抱き枕の形状、中材をそれぞれ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
一般的な枕を縦長にしたタイプです。しっかり足を絡められる形状で、足腰への負担を軽減できます。2人用の枕や折り曲げてクッションのように使うことも可能です。また、安価で手に入りやすいのもメリットといえるでしょう。
円柱タイプはボリュームがあるのが魅力。しっかりとした抱き心地は、安心感やリラックス効果を得られるでしょう。また寝返りも打ちやすく、体への負担を分散します。
ボリューム感があるのでクッションにしたり、足元にセットしてむくみ解消に活用したりできます。
体にぴったりフィットする感覚を楽しめる流線タイプ。なめらかなフォルムはどんな寝姿勢にもマッチし、安定感も抜群です。
形状が複雑なため比較的高価なものが多いものの、機能性を重視したい人におすすめです。
バナナのような三日月の形をした抱き枕です。体のラインに沿う形状は妊婦さんにもおすすめです。妊婦さんにとって楽な姿勢といわれる「シムス体位」は、片膝を曲げた横向き寝の状態。バナナ型の抱き枕なら自然とシムス体位になり、ぐっすり眠れるようになるでしょう。また、産後は授乳クッション、腰が据わってきた赤ちゃんのおすわりサポートのアイテムとしても活躍します。
抱きつきながら曲がった部分に頭を乗せられるL字タイプの抱き枕。抱き枕と枕の機能を備えているため、頭や首もしっかり支え安定感があります。
キャラクター、もしくは動物の形をした抱き枕です。大きなぬいぐるみのような見た目は「抱きぐるみ」と呼ばれることも。
かわいらしさ、安心感などリラックス効果は抜群です。お部屋のインテリアにもなります。
抱き枕を選ぶときは形状だけでなく、中材も大切です。触り心地、手入れのしやすさにもこだわり、自分に合った抱き枕を選びましょう。
ポリエステルは弾力性があるため、枕やクッションによく使用されています。ボリュームがありながら軽く、通気性にも優れています。水に強いため、丸洗いできるのも魅力です。ただ、洗うとダマ状になり、ふわふわ感がなくなる場合もあります。
主に水鳥の羽根を使った天然素材。ふんわりした感触が特徴のフェザーは、やさしい寝心地を好む人におすすめです。
ただし洗濯機、乾燥機、コインランドリーは使えない素材のため、お手入れに手間がかかるのはデメリットといえるでしょう。
マットレスにもよく使われる素材です。体がゆっくり沈み込む感覚を味わえます。一人ひとりの体にフィットするため寝心地が良いのはもちろん、体圧分散性にも優れ、体への負担を軽減してくれます。
一方、熱がこもりやすく蒸れやすい、洗えないデメリットも。夏は洗える冷感カバーを使用すると快適になりますよ。
発泡スチロールを砂のように細かく極小にしたものです。独特の触り心地はクッションの素材としても人気です。
重みや抱きしめる力によって形が変わるため体にフィットしやすく、肩や腰への負担を軽減します。
ただ形が変わるので安定感がなく、熱がこもりやすいデメリットもあります。夏場は冷感カバーを使用するのがおすすめです。
抱き枕は洗えないものがほとんど。そのため、抱き枕カバーの素材に注目することも大切です。
抱き枕カバーは直接肌に触れる部分。肌トラブルに悩んでいる人、子どもも触れる場合は刺激の少ない綿がおすすめです。綿は気軽に洗えるうえに乾きも早く、いつでも清潔な状態を保つことができます。
夏は冷感タイプ、冬はフリースやベロアのような温かみのある素材を使い分けしましょう。
汗っかきの人はサラッとした使い心地が気持ちいい綿素材がおすすめ。吸湿性が高いため、寝汗によるべたつきを軽減してくれます。
寝苦しさの解消、むくみ・腰痛対策、陣痛サポートにもなる抱き枕。妊婦さんにもぜひ取り入れてほしいアイテムのひとつです。
流線タイプやバナナタイプの抱き枕なら、授乳クッションとしても使用可能。長時間赤ちゃんを抱っこする疲れを軽減してくれるでしょう。また、赤ちゃんの背もたれにも活用できますよ。
抱き枕を選ぶときに役立つポイントを3つ紹介します。
小さすぎる抱き枕は体にフィットせず、大きすぎるとうまく抱きかかえられない可能性があります。自分が最も楽な寝姿勢になれるもの、体にフィットし寝返りを打ちやすいサイズを選びましょう。
抱き心地や中綿の素材にも注目します。中身の素材が変わると抱き心地、使用感も変わります。予算や好み、硬さ、変形のしやすさなどを確認しましょう。
毎日のように触れる抱き枕。できるだけ清潔な状態をキープしたいですよね。抱き枕自体は洗えないものが多いため、カバーは自宅で気軽に洗える素材を選びましょう。
抱き枕はストレス解消、腰痛・いびきの改善、むくみの解消・予防を期待できます。また、妊婦さんにもおすすめできるアイテムです。
機能性・デザイン性に優れ、安眠効果も期待できる抱き枕を厳選しました。
一般的なビーズのみやポリエステルわたのみの枕と比較すると、ボリュ-ムがあって弾力性も抜群。ふんわりなのにへたりにくい、独自の質感を実現しました。丸洗いできるカバーはきめ細かい毛並みで心地よい肌触り。授乳クッションとしても大活躍です。
韓国インテリアでお馴染みイブルの抱き枕。凸凹したキルティングの立体感と心地よさが魅力で、綿100%だから赤ちゃんにも優しい素材感です。丸みのあるS字形状でどんな寝姿でも心地よい抱き心地。お昼寝やリラックスタイムのうつ伏せ寝、横向き寝のサポートアイテムとしても。読書時や授乳クッションとしてもOK!
業界トップクラスの「Q-MAX値0.5」という高い接触冷感性を誇る素材を使用しており、触れた瞬間ひんやり気持ちいい。いつでもどんな体制でも触れていたくなる抱き枕。リラックスタイムのお供にちょうどいいサイズ感。お手軽に洗えるのも魅力です。
なかなか寝つけない、眠りが浅くて疲れがとれない、目覚めたときに腰や肩が痛い、いびきが気になるなど睡眠に関する悩みは人それぞれ。そんな人は抱き枕を使えば改善されるかもしれません。
抱き枕にはさまざまな形状や中材があります。自分に合った抱き枕は体への負担を軽減し、睡眠の質の向上も期待できます。抱き枕としてはもちろん、ひじ置きや背もたれにするなど使い方のバリエーションは豊富。好みや用途にマッチした抱き枕を見つけてくださいね。
関連記事
Profile プロフィール
Item カテゴリーで商品を探す
Ranking 人気の記事
New 新着記事
Tags タグで記事を探す