公開日:2022.12.07
更新日:2023.03.20
目次
マットレスにおねしょをされて、シミ抜きに困ったことがある人は多いのではないでしょうか。シミが残ると清潔さが失われ、おねしょの臭いが睡眠の質を下げてしまう原因になってしまいます。睡眠の質を落とさないためには、マットレスを清潔な状態に保つことが大切です。
そこで今回は、おねしょによるマットレスのシミの落とし方や、手入れの仕方を詳しく紹介します。「マットレスを清潔に保って、長く使い続けたい」という人も、ぜひ参考にしてみてください。
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マットレスに付いたおねしょのシミは、自宅でも手入れできます。ただし、シミは放置すると落ちづらくなるだけでなく、臭いも残ってしまうので、すぐに対応することが大切です。
おねしょのシミを落とす際はクエン酸が有効です。おねしょをしたマットレスが臭う原因は、排泄されてから時間が経つと尿は細菌に分解され、アンモニアが発生するためです。アンモニアはアルカリ性なので、臭いの除去には酸性のクエン酸が活躍します。
マットレスに付いたおねしょのシミを自宅で落とす際は、以下のアイテムを用意します。
おねしょのシミを落とす手順は、以下の通りです。
側生地が外せる場合は、取り外して洗濯します。マットレスを乾燥させる際は、風通しのよい場所に立てかけて、扇風機やドライヤーの風を使うのがおすすめです。
おねしょのシミを落とす際は、30~40℃のお湯を使います。熱湯を使ってしまうと、尿に含まれる微量のタンパク質が固まる可能性があるからです。
固まった尿はこびりつき、掃除に時間がかかってしまうので注意しましょう。
マットレスのシミの原因は、おねしょ以外にも考えられます。適切に対処するためには、シミの原因ごとの特徴を押さえることが大切です。
寝汗やよだれ、吐しゃ物は、マットレスのシミにつながります。放置すると臭いの原因にもなるため、すぐに手入れすることが大切です。
とくに寝汗やよだれは、寝ている間に染み込んでいき、気づかないうちにシミになっているケースがよくあります。日頃の手入れを心がけて、シミになることを防ぎましょう。
鼻血や経血がマットレスに染み込んで、シミになってしまうこともあります。血液はすぐに対処すれば、きれいに拭き取れます。ところが、時間が経ってしまうと落ちにくくなるので、気づいたらすぐにシミ抜きすることが大切です。
マットレスにカビが繁殖すると、黒いシミがポツポツとできてしまいます。 カビは、水分とエサのある場所を好みます。ヒトは寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれており、手入れを怠るとマットレスの中はカビが繁殖しやすい環境になってしまうのです。カビのエサとなる髪や皮脂も蓄積されると、さらに繁殖が進みます。
カビはアレルギーやぜんそくなど、健康被害を引き起こす原因にもなるので、すぐに対処することが大切です。
ダニはシミの直接の原因にはなりませんが、適切に対処しておきたい汚れの一つです。
マットレスのシミを放置すると、ダニの繁殖原因につながります。ダニは湿度が高く暗い場所を好むため、寝汗や汚れが染み込んだマットレスは、繁殖に適した環境になります。
ダニは刺されてかゆくなるだけでなく、アレルギーやぜんそくなどの原因にもなるので、適切な対処が必要です。
マットレスのシミや汚れは、原因によって適切な手入れ方法が変わります。ここからは、原因別のシミの落とし方を見ていきましょう。
吐しゃ物や寝汗は、含まれているタンパク質が酸化することで、黄色に変色しシミになります。そのため、タンパク質を分解してくれる重曹を使うと、黄ばみを落とせるでしょう。
吐しゃ物や寝汗による黄ばみを落とすためには、以下のアイテムを用意します。
吐しゃ物や寝汗によるシミを落とす手順は、以下の通りです。
重曹の代わりに、洗浄力の強いセスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤を使うのもおすすめです。
セスキ炭酸ソーダを使う場合も重曹と同じ割合で水と混ぜて、先ほど紹介した手順で手入れできます。
酸素系漂白剤は、ぬるま湯で少し湿らせたタオルに少量つけて、シミのある場所を拭き取ります。シミが取れるまで繰り返したら、酸素系漂白剤が残らないように拭き、仕上げに乾いたタオルで水分を取りましょう。
吐しゃ物や寝汗と同様に、血液にもタンパク質が含まれています。そのため、タンパク質を分解できる重曹を使ったお手入れが有効です。
マットレスに血液が染み込んだときは、以下のアイテムを用意します。
血液によるシミを落とす手順は、以下の通りです。
なお、セスキ炭酸ソーダで代用することも可能です。40~50℃ほどの体温よりも高いお湯を使うと、血液が固まって汚れが落ちにくくなるのでぬるま湯を使いましょう。
マットレスのカビには、消毒用エタノールを使いましょう。消毒用エタノールは、カビの細胞膜を破壊する力があります。
ポイントは濃度が高い無水エタノールではなく、消毒用エタノールを使うことです。濃度が高いエタノールは、気化するのが早いため、カビに浸透していきません。
カビの除去には以下のアイテムを用意します。
カビを除去する手順は以下の通りです。
カビはこすると広がってしまうため、優しく叩くのがポイントです。なお、マットレスに水気が残ったままだと、再びカビが繁殖する原因となるので、しっかり乾燥させましょう。
ダニは50℃以上の環境では生きられないため、布団乾燥機で高温に熱すると死滅します。ダニの死骸もアレルギーの原因となるので、布団乾燥機を使ったあとは掃除機で吸い取りましょう。
なお、マットレスのなかには、布団乾燥機が使えないものもあります。あらかじめ取扱説明書を確認のうえ、使用を検討しましょう。
布団乾燥機が使える場合は、以下の手順でダニを取り除きましょう。
ダニの死骸をしっかり吸い込めるように、掃除機や布団クリーナーはゆっくりかけましょう。ダニによる影響や駆除グッズは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
マットレスのなかには、自宅で洗えるものと洗えないものがあります。基本的には、洗濯表示や取扱説明書を確認したうえで、手入れ方法を決定しましょう。
この章では、マットレスの素材別に適切なシミ抜き方法を紹介します。
高反発ウレタン・低反発ウレタン・ラテックスは水に弱いため、水洗いやクリーニングができない商品が多くあります。
シミができた場合は、自宅でクエン酸や重曹を使ってタオルで押し洗いします。なお、通気性が悪い素材なので、以下のポイントを押さえて、マットレスにかかる負担を軽減しましょう。
コイルマットレスは、表面の汚れであれば重曹やクエン酸を使って拭き取れます。ただし、汚れが奥に染み込んでしまうと、取り除くのが難しくなります。自宅で手入れしきれない場合は、クリーニングを依頼するのが得策です。
ファイバー素材は、水で丸洗いできるので、シミができてもお風呂場でシャワーをかけて洗えます。ただし、熱に弱いので、ドライヤーを使って乾かす際は冷風に設定しましょう。
シミや汚れは放置すると、マットレスの劣化につながるため、見つけたらすぐに対処しましょう。
また、マットレスは、シミや汚れに気づいたタイミングだけでなく、日頃から手入れしておくことが大切です。使うたびに汗や皮脂がたまっていくので、定期的に手入れしなければ、カビやダニの繁殖原因になってしまいます。
マットレスを清潔に保つことは、劣化を防ぐだけでなく、質のよい睡眠をとるうえで欠かせません。ここでは、日常からできるマットレスの手入れ方法を紹介します。
毎日の湿気対策を心がけると、カビやダニの発生を抑えられます。
起床後、掛け布団はそのままにせず、毎日めくっておくとマットレスに湿気がこもるのを防げます。また、晴れた日は窓を開けて、部屋の空気を入れ替えるのもおすすめです。
マットレスに汗や皮脂を染み込みにくくするためのシートやパッドも定期的に洗濯することが大切です。シートやパッドに汚れが付着したままだと、いずれマットレスにも汚れが浸透してしまいます。週に1~2回は洗濯するように意識しましょう。
掛け布団をめくったり窓を開けて換気したりしても、マットレスの奥や裏側の湿気はなかなか取り除けません。そのため、2~3週間に1回は壁に立てかけ、マットレスに風を通すのがおすすめです。
マットレスの表面には、ダニの死骸などの汚れがたまっています。シーツを取り外し、月に1回は、表面に直接掃除機をかけましょう。このとき、汚れをしっかり吸い込むように、ゆっくりかけることがポイントです。
マットレスは、同じ面ばかり使っていると寿命が早まってしまうため、2~3ヶ月に1回は裏表や上下を入れ替えて使うのがおすすめです。湿気を逃がす効果だけでなく、へたりの予防にもなるので、マットレスを長く使いたい人は取り入れてみましょう。
ここでは、マットレスを手入れするときの注意点を紹介します。マットレスを長持ちさせるためにも、しっかりチェックしましょう。
マットレスは、直接日光に当てると劣化が進んでしまいます。また、ダニは日光に当てるだけでは死滅させられないので、天日干しするメリットがさほどありません。そのため、乾燥させたいときは、風通しのよい日陰に置くだけで十分です。
シミや臭いがとれない場合や、自宅で洗えない場合は、クリーニングのプロに任せましょう。誤った手入れをすると、マットレスの寿命を縮める原因になってしまいます。
一般的に、クリーニングを依頼すると1万円以上はかかります。決して安くはないので、長い間使っている場合やクリーニング費用がかさむ場合は、買い替えを検討するのも一つの手段です。
シミや臭いのほかに、マットレスのへたりが気になる場合は、寿命を迎えているタイミングかもしれません。クリーニングをしてもへたりは元に戻らないので、買い替えを検討してみましょう。
マットレスのシミの手入れは、想像以上に手間がかかります。そのため、子どものいる家庭など、マットレスを汚してしまう回数が多い場合は、シミを予防するアイテムを活用するのがおすすめです。最後にシミを予防するアイテムを紹介します。
防水シーツは名前の通り、高い防水性を備えているシーツです。防水シーツは種類が豊富なので、子育てや介護など用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
お子様のおねしょや介護など、ニーズに応じて様々なシーンで大活躍する防水シーツです。防水効果の他にも、ダニ・ホコリなどが通る隙間もなく、安心してご使用いただけます。
マットレスプロテクターは、防水加工がされていて、寝汗や皮脂などのあらゆる汚れからマットレスを保護してくれます。防カビ・防ダニ加工も施されているので、手間をかけずに、マットレスを清潔に使いたい人におすすめです。
特殊素材を使用した、湿気は通しながらも防水機能を持ったシーツです。薄くて軽く伸縮性があり、お使いの寝具と併用いただくだけで水汚れや寝汗などからマットレスを守ってくれます。
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マットレスにできたおねしょのシミは、自宅でクエン酸を用いて落とせます。ただし、奥まで染み込んでしまうと、なかなか臭いが取れない場合もあります。
自宅で手入れが難しいときは、マットレスの寿命を縮めないために、プロのクリーニングに任せることが大切です。長く使い続けている場合は、買い替えも検討してみましょう。
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