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ストレートネック改善にタオル枕は危険?タオル枕のメリットとデメリットをご紹介

公開日:2022.12.12

更新日:2023.06.26

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普段の悪い生活習慣の蓄積で起こるストレートネックですが、そのままにしておくと身体に悪影響があるため、気をつけましょう。改善方法のひとつとして枕をタオル枕にする方法があります。本記事では、ストレートネックの原因や改善方法、タオル枕のメリットとデメリットについて詳しく紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。


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ストレートネック改善にタオル枕は危険なのか?

タオル枕とはバスタオルなどのタオルを筒状に巻いて作る枕のことを言いますが、ストレートネック改善や、自分に合わない枕を使用しているときなどに使われることがあります。タオルの枚数や巻き方を調整すれば自分好みの枕を簡単に作ることができます。ただし、タオル枕は本来の用途とは違うため場合によっては症状が悪化する可能性もあります。一時的な対策としては効果的な場合もありますが、個人差があるため一概に「良い」「悪い」の判断は難しいところです。根本的な解決をしたいのであれば、医療機関を受診してアドバイスをもらうことをおすすめします。

そもそもストレートネックとは?

ストレートネックとは、頭が前に突き出て姿勢が前かがみの状態になることで、昨今のスマホの普及や日々のデスクワークの増加に伴い、日本人のストレートネックの割合は8割から9割とまで言われています。放置すると、首こり、肩こり、眼精疲労、吐き気、自律神経の乱れなどの症状が表れることがあります。心当たりがある人は、日々の姿勢や使用する枕に注意をするなど早めの対策をおすすめします。

正常な姿勢
正常
頭が前に突き出て姿勢が前かがみの状態になること。
ストレートネック

ストレートネックによって引き起こされる症状

具体的に引き起こされる身体への症状について、詳しく見ていきましょう。

首周りの症状

首肩こり、緊張性頭痛、耳鳴り、寝違い、顎関節痛、食いしばり

目の症状

眼精疲労、かすみ目やドライアイ、疲れ目、めまい、ふらつき

神経の症状

自律神経の乱れ、倦怠感、腕や手のしびれ

精神的な症状

うつ病、不眠、不安感

最初は筋肉のこりや痛みだけだったものが、慢性的になってしまうと神経痛や精神的な症状も出る場合があります。前かがみの姿勢は見た目の変化だけに留まらず、全身に悪影響を及ぼすと言えます。

最初は筋肉のこりや痛みだけだったものが、慢性的になってしまうと神経痛や精神的な症状も出る場合があります。

ストレートネック簡単チェックリスト

自分がストレートネックかどうか知りたい場合は、以下の項目に当てはまるかでチェックしてみましょう。

  • 長時間スマホやパソコンを使用する
  • 上を向くと首が痛い、または反らすと痛む
  • 壁に背中を向けて立ったときに後頭部が壁に付かない

上記の項目に複数当てはまるようであれば、ストレートネックの可能性が高いと言えます。


タオル枕のメリット

ストレートネックを改善するひとつの方法として、「タオル枕」があります。タオル枕は、バスタオルを筒状に巻いて作る枕のことを言いますが、ここでは、タオル枕のメリットについて詳しく解説していきます。

ストレートネックを改善するひとつの方法として、「タオル枕」があります。

高さ調節が可能

枕の高さは、仰向けに寝たときに首や肩の位置が立っている姿勢と同じになる高さが良いと言われています。つまり、本来の背骨にあるS字カーブが自然に作られる姿勢です。タオル枕の最大のメリットは自分の頭や首の形に合わせて高さ調節をしやすいことだと言えます。自分に合う枕の高さを知るのにも、タオル枕はおすすめです。

硬さの調節が可能

タオル枕の場合、タオルの枚数や巻き具合で硬さの調節が可能です。また、その日の体調によっても硬さを変えることができます。これは一般的な枕ではできないことですので自分好みの硬さを作れることは、とても便利な枕と言えます。

手軽に作れる

タオル枕は自宅にあるバスタオルで作ることができるので、とても手軽に用意できます。旅行先のホテルにある枕が自分に合わないといった場合でも、ホテルにあるタオルを活用して作ることも可能です。また、使用している枕を汚してしまったり生地が破れたときなど、急ぎで買いに行けないようなときでもタオル枕ならすぐに代用できます。

持ち運びに便利

一般的な枕と違い、折りたたむことができるため、かさばりません。何枚も持ち運ぶのは邪魔になるかもしれませんが、メインのバスタオルを1枚とハンドタオルなどで工夫することで、持ち運びやすくなるでしょう。

洗濯が容易

睡眠時に頭や顔を乗せて寝る枕には、皮脂やよだれ、汗などが染み込み、放置すると枕の臭いや肌荒れの原因になります。枕カバーを洗濯することはできても、枕本体を洗うとなるとなかなか頻繁にできることではありません。その点、タオル枕は簡単に洗濯することが可能なので、清潔に快適に使用することができます。

タオル枕のデメリット

自分好みの高さや硬さに調節可能なタオル枕ですが、デメリットもあります。ここでは、タオル枕のデメリットについて詳しく解説していきます。

崩れやすい

タオルを丸めて作っているだけなので、寝返りなどで崩れてしまう場合があります。また、巻き方にもよりますが頭を乗せた部分はへこみやすく、一般的な枕と比べると復元されにくいこともデメリットとして挙げられます。形を維持するためには端をヘアゴムなどで止めて固定するなど、解消には少し工夫が必要かもしれません。

硬めの枕が好みの人には合わない

タオル枕は、そもそも硬めの枕が好みの人にとっては違和感を覚えるかもしれません。枚数を重ねてきつく巻くことで、多少は硬くなりますが思っている硬さにするのは難しいでしょう。

横向きに向いてない

タオル枕は、首の自然な湾曲をキープするために、仰向けで寝たときにタオル枕をマットレスと首の間に敷いて使用しますが、この状態で横向きで寝ようとすると顎が上がり頭側が下がる斜めの姿勢になります。これは首の姿勢で言えばとても悪い状態です。肩や腕にも負担がかかるため、横向きで寝るときにはタオル枕は適していないと言えます。


枕が身体に合わないと身体に悪影響を及ぼす

高さの合わない枕を使用し続けると、首の痛みや肩こり、頭痛などにつながります。例えば、高さがある枕は、首や肩に余計な力が入りやすいため、首の痛みや肩こりなどの不調を招きます。そして、これらを放置すると頭痛を引き起こす場合があります。起床時に身体のどこかに違和感を感じている日が続く場合は、枕の高さが合っていない可能性があります。

避けたい枕のポイント

ストレートネックの人は枕選びが重要です。ここでは、具体的にどのような枕を避けた方が良いのか詳しく解説していきます。

高すぎる枕

高すぎる枕は首や肩に大きな負担がかかります。頚椎は緩やかなカーブを描いておりますが、高い枕の使用はそのカーブをストレートにしてしまいます。これは、首や肩周りの筋肉が常に引っ張られている状態で、首や肩の痛みにつながります。ストレートネックの場合は、さらにストレートネックを悪化させてしまう可能性がありますので、選ぶときには注意しましょう。

高すぎる枕はさらにストレートネックを悪化させてしまう可能性があります。

低すぎる枕

低すぎる枕は、首こりや肩こりにつながります。低すぎる枕で仰向けで寝ると首が後ろに反る姿勢になるからです。首に余計な負担がかかり、首を痛める可能性があるため、低すぎる枕は避けた方が良いでしょう。

低すぎる枕は、首こりや肩こりにつながります。

自分に合った枕のポイント

それでは、自分に合った枕を選ぶには何を基準にした方がいいのでしょうか。ここでは、自分に合った枕のポイントについて詳しく解説していきます。

高さで選ぶ

仰向けで寝たときに、立っているときのように頭から腰にかけて背骨が緩やかなS字カーブになっている状態を、寝たときでも保てるような高さがおすすめです。横向きで寝る人は、肩幅がある分仰向けで寝るときより少し高い枕を選ぶとよいでしょう。ただ、体格や骨格によっても異なりますのでタオルを敷くなどして微調整するのもおすすめです。ポイントは、枕が首に当たる部分は少し高さをつけ、隙間をなくすように密着させることです。

素材で選ぶ

素材は、ストレートネックの改善には影響しませんが、寝心地の良さに大きく関係します。睡眠中の汗の7割が枕やマットレスで吸収されています。そこで、使用している枕の素材がよくないとムレて熱がこもりやすく、睡眠の質が低下する可能性があるのです。選ぶ素材は、吸収性、放湿性、ムレにくさが優れていることをポイントに麻や絹、ウールやレーヨンなどを選ぶと良いでしょう。

硬さで選ぶ

柔らかい枕は、頭を乗せたときにふんわり包み込んでくれるような心地よさがありますが、寝返りが打ちづらく、身体に負担がかかる場合があります。一方、硬すぎる枕も頭がずれたり枕から落ちてしまうことがあります。最適な硬さは、柔らかすぎず硬すぎず、頭を乗せたときに適度な柔らかさがあるかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。自分に合う枕であれば、的確に寝返りを打つことができるので睡眠の質が上がります。

大きさで選ぶ

人は一晩のうちに、20回から40回ほど寝返りを打つと言われています。寝返りをスムーズにすることは、血行不良からくるストレートネックの予防・改善にも効果的です。自由に寝返りが打てるほどの横幅がある枕をおすすめします。

ストレートネックはタオル枕で改善

ここでは、タオル枕の作り方や正しい姿勢で寝られているかをチェックするポイントについて詳しく解説していきます。

タオル枕の作り方

タオル枕は、自宅にあるバスタオルを使用して簡単に作ることができます。

  1. バスタオルを数枚用意し、平らに重ねる
  2. くるくると丸めて筒状にする
  3. 型崩れ防止に両端をヘアゴムなどで止める

枚数は自分の首の形に合わせて調節しましょう。

正しい姿勢かチェックするポイント

正しい姿勢で寝られているか、以下を参考にチェックしてみてください。

  • 仰向けで寝たときに目線は真上を向いてる
  • 呼吸が息苦しくない
  • 肩がマットレスについてること

これらの条件を満たしていれば、正しい姿勢になるのでストレートネック対策として効果的です。

タオル枕におすすめの睡眠用タオル

寝る前に首周りのストレッチを習慣にしよう

ストレートネック対策にはストレッチを習慣的にすることをおすすめします。ここでは、首周りのストレッチ方法について詳しく解説していきます。

首を上下に傾ける

  1. 床または椅子に深く腰掛けて座る
  2. ゆっくり下を向く
  3. ゆっくり上を向く
首を上下に傾けるストレッチ
目安:10回1セット×3

ゆっくり首を上下に動かし、首の前後の筋肉が伸びてる感覚を覚えましょう。呼吸も忘れずに行いましょう。

首を左右に傾ける

  1. 床または椅子に深く腰掛けて座る
  2. 顔は正面で顎を引く
  3. 頭の重さを利用して首を右へ倒す
  4. 同じように左へ倒す
首を左右に傾けるストレッチ
目安:10回1セット×3回

ゆっくり首を左右に動かし、左右の首の筋肉が伸びる感覚を覚えましょう。斜め下を向きながら行うことで背中側も伸ばすことができます。これも呼吸は忘れずに行いましょう。

タオルストレッチ

  1. フェイスタオルを用意する
  2. フェイスタオルを首にかける
  3. 頭を軽く後ろに倒す
  4. 両手でタオルの端をもち、斜め上に引き上げる
タオルストレッチ
目安:30秒×3回

引き上げたときに、首を後ろへ、タオルを斜め上へ引っ張り合うようにすると負荷がかかります。 無理しない程度に負荷をかけながら、行いましょう。

まとめ

ストレートネックは病気ではありませんが、放置すると身体にさまざまな悪影響を及ぼします。改善のひとつの方法としてタオル枕があり、メリットやデメリットなどについて紹介してきました。タオル枕は自分好みの硬さに調節ができる分、その調節に一手間かかるなどのデメリットもあるので注意が必要です。自分に合わない枕の使用は、ストレートネックの悪化や体調不良を引き起こしかねません。日々を快適に過ごすためにも、正しい選び方で枕を選びましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

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「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

SOMRESTA マットレス PREMIUM

商品リンク

「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は欧米有名ブランドにも劣らない高品質で、日本人に合った寝心地と豊富な機能を持ったプレミアム高反発マットレスです。

高い吸放湿性や消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなどマットレスにあると安心の機能がたくさん詰め込まれています。キルティングカバーも外して洗うことが可能なので、衛生的に使用することができるのも嬉しいポイントです。また、日本のメーカーが企画から生産指示、輸入、直売まで一貫して行うため余計なコストが全てカットされており、 高品質でありながらお買い求め易いお値段になっています。

睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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