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寝すぎてしまうのはなぜ?寝すぎる原因と寝すぎが身体に与える悪影響などについて解説

公開日:2023.02.27

更新日:2023.03.20

睡眠 300 views

「いつまでも寝ていられる」「十分睡眠をとったのにまだ眠い」などという経験はないでしょうか。私たちにとって、睡眠はとても重要ですが、寝すぎてしまうのは単に疲れだけではない可能性もあるのです。本記事では寝すぎてしまう原因や、寝すぎ予防のための対策についても詳しく解説していきます。寝すぎてしまう経験がある方は、ぜひ参考にしてみてください。


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寝すぎてしまうってどんな状態?

寝すぎてしまうというのは、健康な状態のときに身体が必要としている時間以上に長く眠ることを言います。日本人の平均睡眠時間は一般的に6〜8時間とされていますが、寝すぎの時間の目安は9時間以上です。また、寝ている間や起床時に頭痛や疲労感、筋肉痛などがある場合も寝すぎにあたります。

日本人の平均睡眠時間は一般的に6〜8時間とされていますが、寝すぎの時間の目安は9時間以上です。

寝すぎてしまう原因とは?

しっかりと睡眠時間を確保したのに、まだ寝られるということにはいくつかの原因があります。まずは、寝すぎてしまう原因から見ていきましょう。

睡眠不足

日々仕事や育児などに追われて慢性的に睡眠不足の状態が続くと、普段の寝不足を解消しようとするために寝すぎてしまいます。慢性的な睡眠不足に陥ると、脳内の疲労が蓄積し食欲旺盛になったり、免疫力が低下したりと、身体に悪影響を及ぼすため注意が必要です。

ストレス

人間がストレスを受けると、身体の機能をコントロールする自律神経が乱れてしまいます。自律神経の乱れは身体にさまざまな不調を引き起こしますが、寝すぎてしまうこともその不調のひとつです。自律神経が交感神経から副交感神経へ切り替わることで自然と眠くなりますが、ストレスによってこの切り替えがうまくいかず、寝すぎてしまったり寝つきが悪くなったりしてしまいます。

ストレスによって交感神経から副交感神経へ切り替えがうまくいかず、寝すぎてしまったり寝つきが悪くなったりしてしまいます。

肉体疲労

身体的に疲労が蓄積していると、寝ても疲労が回復せず普段より休息が必要になります。6ヶ月以上の異常な疲労感や体調不良が伴う場合は「慢性疲労症候群」の疑いがあります。このような場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

食生活

就寝前にカフェインやアルコールを摂取すると、覚醒作用により寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりしてしまいます。また、食事内容や夕食をとるタイミングが悪いと、睡眠中に消化を優先して睡眠の質が低下してしまいます。睡眠の質の低下によって、十分な時間眠っても疲れが取れず、寝すぎてしまう可能性があります。

ロングスリーパー

ロングスリーパーとは、生まれつき長めの睡眠時間を必要とする体質の方を指します。必要な睡眠時間には個人差がありますが、一般的には10時間程度がロングスリーパーの基準とされています。この体質は遺伝的な要素が強く、病気ではありません。日中に眠くなることはなく、日常生活は問題なく送ることができます。

ロングスリーパーとは、生まれつき長めの睡眠時間を必要とする体質の方を指します。

女性特有のホルモンの影響

女性特有のホルモンの影響により、寝すぎてしまう場合があります。生理前に分泌される「プロゲステロン」というホルモンの働きによって眠気が生じやすくなるのです。妊娠初期も同様に眠たくなります。また、生理前に体温が高くなることも眠気のひとつの要因です。

寝すぎてしまうのは病気の可能性もある?

睡眠不足による寝すぎであれば、それほど問題ではありません。しかし、あまりにもひどい場合は病気の可能性があります。ここからは、病気の可能性について詳しく解説していきます。

ナルコレプシー(過眠症)

ナルコレプシーとは、日中に耐え難い眠気と居眠りを繰り返す病気です。通常は居眠りをしない状況でも眠ってしまいます。また、笑う、怒る、悲しむなど強い感情が生じたときに、突然身体の力が抜ける情動脱力発作や、金縛りを伴うのもナルコレプシーの特徴です。居眠りは長くても30分以内と短く、目覚めた後は一時的にスッキリしていることが多いようです。

ナルコレプシーとは、日中に耐え難い眠気と居眠りを繰り返す病気です。

特発性過眠症(過眠症)

特発性過眠症とは、日中に過度な眠気を起こす病気です。ナルコレプシーよりも眠気の強さは軽いとされています。症状は昼間の眠気と居眠りで、居眠りが1時間以上続くことが特徴です。目覚めても眠気が持続する場合が多いようです。原因は明らかではないため特発性と呼ばれていますが、睡眠・覚醒に関わる何らかの遺伝的背景がこの病気に関連していると考えられています。

反復性過眠症(過眠症)

反復性過眠症とは、1日中ほとんど寝て過ごす状態が2〜5日以上続く病気です。この症状は

1年に数回の出現ですが、通常の生活が困難になるほどで目を覚ましても夢を見ているような非現実感を訴えたり、食欲の増進、または減退などを伴ったりします。100万人に1〜2人と非常に稀な疾患と言われており、初発は10歳代で男性に多いとされています。

うつ病

うつ病は精神疾患の一つで、代表的な症状に不眠が挙げられますが、人によっては寝すぎてしまう症状があらわれます。特に過眠は双極性障害の方に多く見られる症状と言われます。長く眠ることでストレス過多の状況から身を守っています

うつ病は精神疾患の一つで、代表的な症状に不眠が挙げられますが、人によっては寝すぎてしまう症状があらわれます。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何度も気道を閉塞し呼吸が止まるため、身体が酸欠状態になり目が覚めてしまう病気です。睡眠が中断されるため熟睡できていない状態となり、慢性的に睡眠不足になりやすく日中に強い眠気が生じることがあります。放置すると、高血圧・心筋梗塞・脳梗塞など別の病気を招く可能性があるため、注意が必要です。

むずむず脚症候群

むずむず脚症候群とは、じっとしている時や横になっている時に脚がむずむずする感触や痒みなどの不快感が生じる病気です。脳内の神経の異常や貧血、遺伝的な体質が原因とされています。眠ろうとしていても脚に違和感があるため、なかなか眠れず睡眠不足につながります。


寝すぎてしまうとどうなる?

それでは、寝すぎると身体にはどのような影響があるのでしょうか。以下で詳しく見ていきましょう。

偏頭痛が起きやすい

寝すぎると偏頭痛を起こしやすくなります。これは、起床時の血管の拡張と血流の変化が原因と考えられています。人間は長時間熟睡していると、副交感神経が活発になり血流が穏やかになります。長く寝れば寝るほどこの状態が続き、起床すると勢いよく血液が流れ始めるため、その反動で寝起きから目の奥から側頭部、または頭全体をズキズキと脈打つような痛みが生じるのです。症状が悪化すると、吐き気や嘔吐を伴うケースもあります。

緊張型頭痛が起きやすい

良くない姿勢で寝続けた場合、緊張型頭痛の原因になってしまいます。緊張型頭痛は頭部を締め付けられるような痛みが特徴です。睡眠時に無理な姿勢で寝ていたり、曲がって寝ていたりした場合は首や肩に負担がかかり、筋肉が緊張して血流が滞ります。このような状態が長時間続くことで、頭痛が起きやすくなると考えられています。吐き気を伴うことはありますが、偏頭痛と違い嘔吐するケースは少ないようです。

睡眠時に無理な姿勢で寝ていたり、曲がって寝ていたりした場合は首や肩に負担がかかり、筋肉が緊張して血流が滞ります。

筋肉痛になりやすい

寝ている間は、全身がリラックスしている状態になります。しかし、寝ている場合でも首や肩、腰などの体重を支える部分には負荷がかかりやすく、体重による負担が筋肉をこわばらせてしまうことにつながります。筋肉のこわばりによって血流が悪化し、疲労物質や痛みの原因物質が溜まるため起床時に筋肉痛を引き起こしてしまうのです。

太りやすくなる

寝すぎると必然的に日中の活動時間が短くなるため、消費カロリーが少なくなり太りやすくなります。つまり、寝すぎは運動不足につながるのです。食事内容にもよりますが、1日の摂取カロリーと消費カロリーが釣り合わなくなり、肥満になるリスクがあるため注意が必要です。

寝すぎると必然的に日中の活動時間が短くなるため、消費カロリーが少なくなり太りやすくなります。

思考力が低下する

近年の研究では、寝すぎると脳の働きを低下させる可能性があると言われています。睡眠は、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠が、交互に繰り返されることで成り立っていますが、睡眠の後半になるにつれレム睡眠が増えていきます。レム睡眠は脳の休息が十分に取れていない状態のため、浅い眠りの時間が増えるとかえって疲れやすくなるのです。血流も悪化しやすく、脳に十分な酸素供給ができずに思考力が低下することにつながると考えられています。

心臓と血管の病気のリスクが高まる

9時間以上の睡眠をとっている人は、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、高血圧、脳梗塞などの病気のリスクが高まるとされています。睡眠不足も身体に悪影響ですが、長すぎる睡眠時間も同様に身体に悪影響を及ぼします。

あなたは大丈夫?過眠症かどうかセルフチェックしてみよう

ここでは、今の眠気が異常かどうか簡単にセルフチェックしてみましょう。「エップワース眠気尺度」を紹介します。以下を評価基準として、合計点数で危険度チェックしましょう。

●絶対にない:0  ● 時々ある:1  ● よくある:2  ● 大体いつも:3

  • 座ってなにかをしているとき居眠りをすることがある
  • 座ってテレビを見ているとき居眠りすることがある
  • 人が周りにいる場所(会議や映画館など)で座っているとき居眠りをすることがある
  • 他の人の運転で、1時間休憩なしで乗せてもらっているとき居眠りをすることがある
  • 午後じっと横になって休んでいるとき居眠りをすることがある
  • 座って人と喋っているとき居眠りをすることがある
  • 昼食後、静かに座っているとき居眠りをすることがある
  • 自分が運転をしていて、数分間信号待ちをしているとき居眠りをすることがある

総合得点が11点以上の場合は、何かしらの病気が隠れている可能性があります。早めに睡眠障害の専門医の受診をおすすめします。

寝すぎを予防するために睡眠の質を高める方法5選

ここからは、寝すぎを予防するために今日からでも実践できる方法を5つ紹介していきます。

ストレスの発散方法を見つける

ストレスの蓄積は、自律神経を乱し、睡眠の質を低下させることにつながります。自律神経のバランスを整えるためにも、日々ストレスを溜めないことが大切です。スポーツやカラオケ、買い物や外出など気分転換になる趣味を見つけるとよいでしょう。また、お気に入りのアロマを焚くことや、寝る30分前にリラックス効果のあるハーブティーやホットミルクなどを飲むのもおすすめです。

仮眠をする

日中に思い切って仮眠をすると、寝すぎの予防に効果的です。睡眠不足を補うためにも15時前に20分程度の仮眠をとるとよいでしょう。仮眠をとることで頭がスッキリして、仕事のモチベーションや作業効率アップにもつながります。ただし、長すぎる仮眠は夜の睡眠に悪影響なので注意しましょう。

睡眠不足を補うためにも15時前に20分程度の仮眠をとるとよいでしょう。

食生活を改善する

就寝直前は覚醒作用があるアルコールやカフェインの摂取は控えましょう。また、生活リズムを整えるためにも規則正しく3食をしっかり食べることが大切です。中でも朝食は体内時計をコントロールする重要な役割を担っているため、なるべく毎日決まった時間にとるよう心がけましょう食事の時間がばらばらになると体内時計が乱れる原因となるのです。

湯船に浸かる

睡眠の質を高めるために、湯船に浸かりましょう。体温が上がって下がるタイミングで入眠しやすくなるため、就寝の約90分〜120分前に済ませることが理想的です。38℃程度のぬるま湯で20分〜30分程度浸かると、リラックス効果もあります。入浴後は、必要以上に身体を冷やさずベッドに入ることで、入眠しやすくなるでしょう。

体温が上がって下がるタイミングで入眠しやすくなるため、就寝の約90分〜120分前に済ませることが理想的です。

睡眠環境を見直す

使用している寝具が自分の身体に合わないと睡眠の質が低下しやすいため、心当たりがある場合は見直しましょう。枕やマットレスは、身体への負担が少なく、寝返りがしやすいものがおすすめです。また、寝室の環境も重要です。就寝前の明るい光は体内時計を狂わせる原因となるため、暖色系の照明や間接照明などを用いて工夫しましょう。室温は、夏場は25℃〜26℃、冬場は20℃前後、湿度は50%が理想的です。

室温は、夏場は25℃〜26℃、冬場は20℃前後、湿度は50%が理想的です。

眠気が続く場合は医療機関を受診しよう

上述したように眠気が続く原因はさまざまありますが、病気の場合は注意が必要です。日常生活に支障をきたすような眠気が続く場合や、睡眠の質を高めても改善されない場合は、専門医の受診をおすすめします。

まとめ

今回は寝すぎてしまうことの原因や、寝すぎが身体に与える悪影響などについて詳しく紹介しました。寝すぎは、単に睡眠不足や疲労だけが原因でなくストレスや食生活、女性の場合はホルモンなども影響してきます。また、病気の可能性もあるため注意が必要です。寝すぎは身体の不調を引き起こします。睡眠の質を高めて寝すぎを防ぐように心がけましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

SOMRESTA マットレス PREMIUM

商品リンク

「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は欧米有名ブランドにも劣らない高品質で、日本人に合った寝心地と豊富な機能を持ったプレミアム高反発マットレスです。

高い吸放湿性や消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなどマットレスにあると安心の機能がたくさん詰め込まれています。キルティングカバーも外して洗うことが可能なので、衛生的に使用することができるのも嬉しいポイントです。また、日本のメーカーが企画から生産指示、輸入、直売まで一貫して行うため余計なコストが全てカットされており、 高品質でありながらお買い求め易いお値段になっています。

睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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