公開日:2023.09.08
更新日:2023.10.16
ベッドフレームの購入を検討するなかで、パレットベッドが気になっている人は多いのではないでしょうか。なかには、パレットベッドのデメリットを知ったうえで、自分にとって使い勝手がよいものかを判断したい人もいるでしょう。
そこで今回は、パレットベッドのデメリットやメリット、選び方を紹介します。パレットベッドのメンテナンス方法も紹介しているので、購入後は長く使い続けたいという人も、ぜひ参考にしてみてください。
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パレットとは工場や倉庫、トラックなどの荷物を載せる台のことで、フォークリフトを使って持ち上げたり運んだりします。このパレットを並べてベッドフレームに仕上げたものを一般的にパレットベッドと呼びます。
本来、重たい荷物を載せるためのパレットは、耐久性に優れているため、長く使い続けられるのが特長です。ただし、物流現場やホームセンターなどで実際に使われていた工業用パレットには、汚れや破損があったり害虫がいたりする可能性があるので注意が必要です。
やすりをかけたりオイルを塗ったりする作業が手間に感じるなら、並べるだけで完成するベッドフレーム用のパレットを購入するのがよいでしょう。
パレットベッドには、以下のデメリットがあります。
それぞれ詳しく紹介します。
ベッド下のスペースがなかったり狭かったりするパレットベッドは、手や掃除道具が入らず、掃除がしにくいデメリットがあります。パレットを立てかければ、掃除しやすくなりますが、手間がかかるので、小まめに手入れしたい人にとっては不便に感じるでしょう。
掃除のしやすさを重視する場合は、ベッド下のスペースが空いているタイプや、パレットが軽いタイプを選ぶのがおすすめです。
パレットベッドは、ベッド下のスペースがほとんどないので、収納場所として活用することができません。スペースを有効活用したい場合や、家の収納スペースが少ない場合は、下に空間があるベッドや収納付きベッドを選ぶとよいでしょう。
パレットは、細長い長方形の木材を隙間を空けて並べている構造となっているため、ベッドフレームとして活用すると、スマホやメガネが落ちてしまう場合があります。木材の隙間は、人の腕が入るか入らないかの狭さなので、落ちたものが取りにくく、拾うときに手間を感じやすいでしょう。
パレットの隙間に物が落ちるのが心配な人は、パレットベッド用のヘッドボードや机を組み合わせて使うのがおすすめです。
通常のベッドフレームは、脚にクッション材が付いているため、床に傷が付きにくい構造となっています。しかし、木材を床に直接置くタイプが多いパレットベッドは、床に傷が付きやすい傾向があります。
なかには、クッション材が付いているパレットもありますが、ない場合は自身で対策することが大切です。床を傷付けないためにも、ベッドを置く場所にカーペットやラグを敷いたり、クッション材を購入して貼り付けたりするようにしましょう。
パレットベッドのメリットには、以下の3つがあります。
それぞれ詳しく紹介します。
パレットベッドを置くと、海外のインテリアのようなおしゃれな寝室に仕上がります。パレットベッドは、比較的背が低いタイプが多いので、部屋に開放感が出るのも嬉しいポイントです。
また、パレットベッドは自分好みにアレンジしやすい魅力があります。例えば、パレットの空洞部分に照明を入れたり、マットレス周辺の余ったスペースに観葉植物やクッションを置いたりするのがおすすめです。自分好みのアレンジを施して、リラックスできる空間に仕上げていきましょう。
フォークリフトの爪を差し込んで使われるパレットは、床に接している木材とマットレスを敷く木材の間に空洞があります。この空洞によって、マットレスと床の間に空気の通り道ができるため、マットレスに湿気がたまりにくくなります。
通気性が高いパレットベッドは、湿気による木材の腐敗やカビの発生を抑えられるので、長く快適に使い続けられるでしょう。
パレットベッドは、複数のパレットを並べるだけで、ベッドが完成します。また、パレットを1つずつ動かせるので、ベッド全体を運ぶよりも移動が簡単にでき、掃除や模様替えがしやすいメリットがあります。
なかには、パレットを並べたあとにネジや接着剤で固定する製品もあるので、頻繁に移動する可能性があるときは固定せずに使えるタイプを選びましょう。
パレットベッドを選ぶ際は、サイズや素材、ヘッドボードの有無を確認すると、自分に合うものが見つかりやすくなります。ここでは、パレットベッドを選ぶポイントを紹介します。
パレットベッドは、組み合わせるパレットの種類や数量によってサイズを調整できますが、上に敷くマットレスより大きくなるように選ぶのがおすすめです。マットレスより大きいサイズのパレットベッドを選ぶと、マットレス周辺の余ったスペースをサイドテーブルやベンチ代わりに活用できます。
パレットのサイズを決める際は、以下のマットレスの規格サイズを参考に大きめのサイズを選びましょう。
シングルサイズ | 幅100cm×長さ195cm |
セミダブルサイズ | 幅120cm×長さ195cm |
ダブルサイズ | 幅140cm×長さ195cm |
パレットベッドは、素材によって価格や機能性に違いがあります。
耐久性 | 軽さ | 価格 | |
檜(ひのき) | ◎ | 〇 | △ |
杉 | 〇 | 〇 | 〇 |
パイン | △ | 〇 | ◎ |
樹脂 | 〇 | ◎ | ◎ |
それぞれの特徴を見ていきましょう。
檜(ひのき)は耐久性や吸湿性に優れた木材で、防虫効果がある独特な香りにはリラックス効果があります。湿度の高い環境に強いため、カビが発生しにくいのが特長です。
機能性に優れた檜ですが、他の素材のパレットベッドよりも価格が高くなる傾向があります。
杉は耐久性と価格のバランスが取れた木材です。カビが生えにくいので、快適に長く使い続けられるメリットもあります。ただし、柔らかめの木材であるため、傷が付きやすく、破損する可能性があります。
温かみのある見た目が魅力のパインは、ナチュラルな部屋に仕上げたい人におすすめの木材です。香りもよいので見た目と相まって、リラックスできる空間に仕上がるでしょう。ただし、杉と同様に柔らかい木材なので、傷が付かないように注意して扱う必要があります。
お手入れを楽に済ませたい人や価格を抑えたい人は、樹脂製のパレットベッドも検討してみましょう。湿気に強く、腐敗することもないので、快適に長く使い続けられます。ささくれてけがをするリスクもないため、子どもがいる家庭にもおすすめです。
パレットベッドには、余ったパレットでヘッドボードを配置できるタイプもあります。ヘッドボードを配置すると、目覚まし時計やスマホなどを置けるスペースを確保できます。ただし、ヘッドボードがあると、部屋に圧迫感が出やすくなるので、部屋の雰囲気に合わせて検討しましょう。
パレットベッドは通気性が高く、カビが発生しにくい特長がありますが、2~3週間に1回はマットレスを壁に立てかけて風を通すのがおすすめです。マットレスの換気に合わせて、パレットを移動させたり持ち上げたりして、ベッド下の掃除をすると清潔な状態に保てるでしょう。
パレットベッドは、ベッド下の掃除がしにくく、床が傷つきやすいデメリットがあります。しかし、通常のベッドと比較すると、全体を持ち上げる必要がなく、1つずつ分割しながら移動できるので、大きなデメリットにはならないでしょう。
床への傷が気になる場合は、クッション材を貼ったり、ベッドを置くスペースにカーペットやラグを敷いたりするのがおすすめです。パレットベッドを選ぶ際は、本記事でご紹介したサイズや素材、ヘッドボードの有無を確認しながら自分に合ったベッドを選びましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
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