公開日:2020.09.23
更新日:2023.03.16
目次
羽毛布団はデリケートで高価なため、なるべく丁寧に収納するのがおすすめです。しかし、かさばる羽毛布団をどのようにコンパクトに収納するか悩む人もいるでしょう。この記事では、羽毛布団を圧縮してよいかについて解説します。羽毛布団を傷めずに収納する方法や買い替えサインについても説明します。羽毛布団を上手に収納し、長持ちさせるために役立ててください。
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一般的に布団の圧縮とは、布団を圧縮袋に入れ、掃除機などで中の空気を吸いだし平らな形状にする方法です。袋には空気が戻らないよう逆止弁などがついており、平たい形状をキープできます。かさが小さくなるため、限られたスペースにも布団を収納できます。しかし、羽毛布団を収納する場合には、圧縮はおすすめできない方法です。
羽毛布団の圧縮をおすすめできない理由や、圧縮で起こりうる事態を解説します。
羽毛布団を圧縮すると、フェザー軸やダウンボールが壊れる原因となります。羽毛布団は、フェザーという羽根や、ダウンというボール状の羽毛で構成されており、軸のあるフェザーやふんわりしたダウンが、羽毛布団のボリュームを支えているのです。羽毛が壊れると羽毛布団のふんわり感は戻らず、保温性も下がってしまいます。
羽毛布団を圧縮すると、羽毛を包んでいる側生地にフェザーの羽軸が刺さり、生地に穴をあけることがあります。側生地の傷みは羽毛布団の寿命を縮めるため、早い時期の買い替えが必要になってしまうでしょう。
側生地のダメージは羽毛の飛び出しにつながります。多くの側生地には、生地の目を細かくして羽毛の飛び出しを防ぐ「ダウンプルーフ加工」が施されていますが、羽軸によって穴が開くとそこから羽毛が出てしまうのです。羽毛が出てくると、細かいダウンやホコリを吸い込み体調に影響するおそれもあります。
側生地に穴が空いてしまったら、縫い針などで縫っての対応はおすすめできません。針であけた穴から羽毛が飛び出すことがあるからです。市販の羽毛布団用アイロン補修シートを利用しましょう。
布団用圧縮袋はビニール製が一般的です。通気性が悪く、布団に湿気がこもりやすいため、カビ発生の原因となります。カビが発生した羽毛布団は衛生的でないため、体調に影響するおそれもあるでしょう。羽毛布団を清潔に保つには、通気性のよい環境での保管がポイントです。布団の寿命も延び、使い始めるときにもふんわりした寝心地を楽しめます。
羽毛布団の特性に沿った圧縮しない収納方法や手順について解説します。
不織布とは、機械や水流で繊維を絡ませ、織らずにシート状にした布のことで、空気は通しホコリや虫は通さないという特徴を持っています。通気性がよく虫の害も防げるため、オフシーズンに羽毛布団を保管する素材にぴったりです。
この特性から、不織布は多くの販売用羽毛布団のケースとして使われています。自宅に羽毛布団を購入した際の不織布ケースがあれば、収納ケースとして活用してもよいでしょう。
ケースへ入れる際のポイントは、羽毛を傷めない程度にコンパクトにすることです。羽毛布団を縦にして左右から1/3ずつ畳み、さらに上下から1/3ずつ畳みましょう。ほどけないよう優しくおさえつつケースに収納します。
スペースが足りず収納場所に入らないなど、どうしても羽毛布団を圧縮したいなら、圧縮袋に入れて軽く圧縮しましょう。羽毛布団専用の圧縮袋も販売されています。もとの高さの1/2程度までが、羽毛を傷めない圧縮の限度です。これ以下に圧縮すると膨らみのハリがなくなり、耐久性が低下するおそれがあります。
羽毛布団の収納前や、長期保管中、使い初めに行いたいお手入れについて解説します。
湿ったまま収納するとカビなどのおそれがあるため、収納前には羽毛布団を陰干しし、中心までしっかり乾燥させます。天日干しは側生地が傷むため、陰干しをおすすめします。陰干しでは乾かない湿度の高い時期は、側生地に直射日光があたらないよう羽毛布団にシーツやカバーをかけて天日干ししましょう。
押し入れなどに収納するときは、羽毛布団が1番上になるよう配置します。羽毛布団がほかの寝具につぶされてしまうと羽毛が傷む原因になるからです。一部の寝具売り場では、羽毛布団を本棚のように縦に収納できるケースも販売されています。羽毛布団にほかの寝具の重みがかからないため、傷めずに収納できます。
押し入れの床に寝具を直接置かず、すのこなどを敷くのもよい方法です。寝具の下側に空気の通り道ができ、押し入れ全体の通気性がよくなります。さらに湿度を下げるなら、すのこの下に除湿剤を設置してもよいでしょう。
羽毛布団は保管中に押し入れやほかの寝具の湿気を吸ってしまうことがあるため、オフシーズンでも取り出して陰干ししましょう。保管中に数回干すのがおすすめです。天日干しの場合はシーツやカバーを忘れずにかけましょう。
保管中に移った押し入れなどの湿気を軽減するため、使い始める前も陰干ししましょう。羽毛布団の中の空気が入れ替わり、臭いも軽減されます。収納のため半分に圧縮した場合は、数回干さないとふんわり感が戻らないことがあります。
寿命を迎えた羽毛布団は軽さや保温性などが低下し、睡眠の質に影響するため買い替えましょう。羽毛布団の寿命は10~15年とされていますが、以下のような寿命サインが出た場合は買い替えのタイミングです。
羽毛布団のダウンボールは経年によって少しずつ傷ついており、消耗すると保温性が下がるのです。また、汚れによるダウンボールのへたりも保温力低下の原因となります。以前ほど暖かくないなら、ダウンボールの耐久性の限界といえます。
羽毛布団のボリュームが大きく下がるのは、羽毛の膨らむ力が低下したためと考えられます。羽毛に皮脂などの汚れがたまると湿気を吸っても放出できなくなり、干してもふんわり感が戻らなくなるのです。
羽毛に汚れがたまると、羽毛同士がくっついて寝返りなどで偏り、戻らなくなります。きれいな羽毛は一時的に偏っても元に戻りますが、乾燥しても戻らなくなってきたら寿命のサインです。保温性も下がるため買い替えましょう。
羽毛が外に飛び出すのは、側生地のダウンプルーフ加工の耐久性の低下が原因です。また、部分的な傷や穴も飛び出しの原因となります。そのまま使い続けると、気づかないうちに小さな羽毛やホコリを吸い込むおそれがあります。
ベーシックな機能やお手入れのしやすさが魅力の、おすすめ羽毛布団を紹介します。
「あたたかくて軽い羽毛布団をお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発したオリジナル羽毛布団です。ダウン率やダウンパワーが異なるスタンダード・プレミアム・グランドプレミアムの3ランクがあり、品質面・価格面の両方から自分にぴったりなタイプの羽毛布団を選ぶことができます。
側生地に採用された「立体キルト」は保温性に優れながらも重すぎない、ちょうどいいキルトです。また、薬剤を使用しない安心の防ダニ加工や細菌の増殖を抑制する抗菌・防臭加工、花粉が付きにくく、落ちやすい防汚加工も施されています。
厳しい品質チェックをクリアしている安心の日本製で、便利な収納ケース付きなのも嬉しいポイントです。
POINT
※2022年10月現在、販売開始を記念して暁 -AKATSUKI- 羽毛布団20%OFFキャンペーン実施中!気になる方はこの機会に購入するのがおすすめです。
ドイツ産ダック90%を使用し、ダウンボールの大きさは平均と比べて約1.2倍、充填量も1.2kgと納得のボリューム感。側生地には抗菌・防臭加工を施されておりいつも清潔。老舗寝具メーカー昭和西川の誇る、レビュー4.5以上の高品質羽毛布団です。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産ダック | ダウン比率 | 90% |
1組で3WAY、365日快眠可能な昭和西川の2枚合わせ羽毛布団です。8カ所のホック付きで、2枚合わせて使用してもお布団がずれずに快適。春・秋には合掛け1枚で、夏には肌掛け1枚で、冬には2枚合わせてカバーをつけてお使いください。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産 ホワイトダック | ダウン比率 | 90% |
家庭で洗える羽毛布団。特殊技術により、極限まで不純物を取り除いたクリーンな羽毛を使用。そのため天日干し・水洗いが可能となり、心地よい使用感を維持できる、長くご愛用いただくに相応しい羽毛布団です。ホワイトグースダウン95%、側生地には60番手の糸で織り上げたサテン生地を採用。安心の日本製、ダウンパワー350以上。
羽毛布団をお探しなら「羽毛布団と言えば西川」といわれるほどの老舗メーカー、昭和西川株式会社の公式通販サイト「昭和西川ストアONLINE」を覗いてみるのはいかがでしょうか。
31,000万枚以上の販売実績を誇るレビュー4.5以上の日本製ドイツ産グース90%の「コンフォートマイスター羽毛布団」 や、1組で3way・365日快眠可能なフランス産ホワイトダック90%使用の「2枚合わせ羽毛ふとん」 は高品質でおすすめです。
羽毛布団の他にもCMでおなじみのタマゴ型の点で支える「ムアツふとん」など、ロングセラーの人気商品からタオルやホームウエア、ギフトなど幅広い商品を取り揃えてあります。
おすすめPOINT
羽毛布団は圧縮に向かないため、収納やお手入れは羽毛布団の特性に沿った方法で行いましょう。正しくお手入れしても寿命のサインがあるなら、専門店での買い替えがおすすめです。
50年以上の歴史をもつ 「 ビーナスベッド 」 では、常時100点以上のベッドや様々な羽毛布団を取り揃えています。
ショールームの快眠アドバイザーとネットショップ専門スタッフがダブル体制でサポートするので、納得いただける羽毛布団を選べるでしょう。日本最大級のショールームでは、国産オリジナルや海外ブランドマットレスを試すことも可能です。ビーナスベッドのマットレスや羽毛布団で心地よい眠りを実現してください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は欧米有名ブランドにも劣らない高品質で、日本人に合った寝心地と豊富な機能を持ったプレミアム高反発マットレスです。
高い吸放湿性や消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなどマットレスにあると安心の機能がたくさん詰め込まれています。キルティングカバーも外して洗うことが可能なので、衛生的に使用することができるのも嬉しいポイントです。また、日本のメーカーが企画から生産指示、輸入、直売まで一貫して行うため余計なコストが全てカットされており、 高品質でありながらお買い求め易いお値段になっています。
睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
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