羽毛布団と毛布の順番は?素材別の使い方と暖かく眠るコツを解説

公開日:2020.09.29

更新日:2026.02.27

掛け布団 53,947 views

冷え込みが厳しくなる季節、「たくさん布団を掛けているのになぜか寒い」「重くて寝苦しい」と感じることはありませんか?実は、より暖かく快適に眠るためには、羽毛布団と毛布を重ねる順番が非常に重要です。

「毛布は羽毛布団の上側にかけるべきか、内側(体側)にかけるべきか」については諸説あり、迷ってしまう方も多いでしょう。結論から言うと、毛布の素材によって最適な位置は変わります。

この記事では、毛布の素材ごとの適切な順番や、それぞれのメリットについて詳しく解説します。今お使いの羽毛布団と毛布のポテンシャルを最大限に引き出し、朝までぐっすり眠るための参考にしてください。

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毛布は羽毛布団の上側?内側?それぞれのメリット

テレビ番組やSNSなどで「毛布は羽毛布団の上にかけるのが正解」という情報を見かけたことがあるかもしれません。しかし、寝具専門家の意見としては「内側(体側)にかけた方が良い」という説も根強く存在します。まずは、それぞれの理由とメリットを整理してみましょう。

上側にかけるメリット:暖かい空気を逃がさない「蓋」の役割

羽毛布団の最大の特徴は、身体から発せられる熱を羽毛の間にたっぷりとため込む「保温力」です。そのため、身体に直接羽毛布団を密着させた方が、体温が羽毛に効率よく伝わり、布団の中が素早く暖まります。

そのうえで、羽毛布団の上に毛布をかけると、室内の冷たい空気が侵入するのを防ぎ、同時に羽毛布団にたまった熱が外に逃げるのを防ぐ「蓋」のような役割を果たしてくれます。

毛布を羽毛布団の上側にかけるといい説の理由をご説明

内側にかけるメリット:肌触りの良さと温度・湿度調整

一方で、羽毛布団の上に重い毛布をかけてしまうと、羽毛が押しつぶされてふんわりとした「かさ」が減り、空気を含む層が薄くなって逆に保温力が下がってしまうことがあります。

また、身身体に直接毛布をかけることで、素材特有のなめらかな肌触りや暖かさをダイレクトに感じることができます。とくに、吸湿・放湿性に優れた素材の毛布を内側に使えば、寝汗による蒸れを防ぎ、快適な寝床環境を保つことができます。

毛布を羽毛布団の内側にかけるといい説の理由をご説明

正解は「毛布の素材」で決まる!正しい組み合わせ方

では、結局どちらの順番が正しいのでしょうか。ポイントは、今お使いの毛布が「天然素材」か「化学繊維」かを見極めることです。快適な睡眠に欠かせない「寝床内気象」の考え方とともに解説します。

快適な睡眠の鍵は「寝床内気象」

「寝床内気象」とは、布団と体の間にできる空間の温度・湿度環境のことです。日本睡眠科学研究所の研究によると、快適に眠るための理想的な寝床内気象は温度:33±1℃、湿度:50±5%とされています。

ただ暖かければ良いわけではなく、寝汗をかいても蒸れない適度な湿度が重要です。この理想的な環境を作るために、毛布の素材の特性を活かした配置が必要になります。

毛布の位置を羽毛布団の上側にするか内側にするかのポイントは理想的な「寝床内気象」を保つこと

【ウール・カシミヤなど】天然素材の毛布は「羽毛布団の内側」

ウール(羊毛)、カシミヤ、シルク、綿などの「天然素材」で作られた毛布は、吸放湿性が非常に高いという特徴があります。寝ている間にかく汗をしっかりと吸収し、外へ逃がしてくれるため、布団の中が蒸れにくく快適です。

そのため、天然素材の毛布は体に直接触れる「羽毛布団の内側(下)」にかけるのが正解です。羽毛布団の隙間を埋めて身体にぴったりとフィットし、心地よい暖かさを保ってくれます。

主な天然素材特徴
ウール(羊毛)湿度調整が得意で保温性が高い。ふんわりとした弾力性があり、手入れがしやすいウォッシャブルタイプも多い。
カシミヤ吸放湿性が抜群に高く、非常に軽量で柔らかい。羽毛布団のフィット感を補うのに最適。
シルクなめらかな肌触りで、汗をかいてもサラサラ。繊維の間に暖かい空気をため込む力に優れている。

【ポリエステル・アクリルなど】化学繊維の毛布は「羽毛布団の上側」

ポリエステルやアクリル、マイクロファイバーなどの「化学繊維」で作られた毛布は、保温性には優れていますが、吸放湿性が低いため汗を吸いにくいという弱点があります。身体に直接かけると、湿気がこもって寝苦しくなり、途中で布団を蹴飛ばしてしまう原因にもなります。

そのため、化学繊維の毛布は「羽毛布団の上側」にかけるのが正解です。身体に直接触れない位置に置き、羽毛布団がため込んだ熱を外に逃がさないための「蓋」として活用しましょう。

重すぎる毛布を上に乗せるのはNG!

化学繊維の毛布を上にかける際の注意点は「重さ」です。昔ながらの分厚くて重いアクリル毛布などを羽毛布団の上に乗せると、羽毛が潰れてしまい本来の保温力が発揮できません。上に重ねるなら、フリースや薄手のマイクロファイバーなど、軽量な毛布を選ぶのがポイントです。

もっと暖かくしたいなら「敷き毛布」を活用しよう

「掛け布団と毛布を正しく重ねてもまだ寒い」という冷え性の方は、背中側から熱が逃げている可能性があります。熱は下へも逃げるため、身体の下に敷く「敷き毛布(敷きパッド)」を活用するのが非常に効果的です。

身体を上下から保温力の高い素材でサンドイッチすることで、寝具内の温度をグッと高めることができます。床やベッドからの冷気も遮断でき、マットレスの硬さを和らげて寝心地を良くする効果もあります。

ただし、ここでも素材選びが重要です。ポリエステルなどの化学繊維の敷き毛布は蒸れやすいため、背中に汗をかきやすい方には向いていません。敷き毛布には、吸放湿性の高いウールや綿素材のものがおすすめです。

重い毛布しかない場合や、羽毛以外の布団を使う場合の工夫

ご自宅にある寝具の状況に合わせて、以下のような工夫も取り入れてみてください。

重い毛布しかない場合はどうする?

家に重い毛布しかなく、羽毛布団の上にかけると羽毛が潰れてしまう場合は、毛布の代わりに「タオルケット」や「薄手の肌掛け布団」を羽毛布団の内側(体側)に入れてみましょう。

羽毛を押し潰さずに身体にフィットし、隙間風を防いでくれます。タオルケットの洗濯も簡単なので、衛生的に保てるのもメリットです。寝具の重みが苦手な方にも適した方法です。

羽毛以外の掛け布団(ポリエステルや綿)の場合は?

毛布を上からかけて「蓋」にする方法は、体温を効率よく吸収する羽毛布団の特性を活かしたテクニックです。一方、綿やポリエステル製の掛け布団は、羽毛ほど身体にフィットせず隙間ができやすいため、熱が逃げやすい傾向があります。

そのため、羽毛布団以外の掛け布団を使っている場合は、毛布の素材に関わらず「毛布を内側(体側)」にかけた方が暖かく感じられます。

それでも寒い時は羽毛布団の寿命かも?

毛布の順番を見直し、敷き毛布を使ってもまだ寒い場合は、羽毛布団自体が寿命を迎えているサインかもしれません。布団の寿命の目安は一般的に約5〜10年と言われています。

  • 買った時よりボリュームがダウンして薄くなった
  • 布団が重く感じるようになった
  • 羽毛が偏っている、または側生地から飛び出している

このようなサインが出ていると、羽毛が劣化・汚れて空気を含む力が失われています。睡眠の質に直結するため、買い替えやリフォーム(打ち直し)を検討するタイミングと言えるでしょう。

まとめ

毛布を羽毛布団の上側にかけるか、内側にかけるかは「毛布の素材」によって決めるのが正解です。ウールやカシミヤなどの天然素材なら内側(体側)に、ポリエステルなどの化学繊維なら上側(外側)にかけて、理想的な寝床内気象を保ちましょう。さらに暖かさを求めるなら、敷き毛布の追加も効果的です。

寝具の組み合わせを見直しても寒さが改善しない場合は、羽毛布団の買い替え時期かもしれません。50年以上の歴史をもつベッド・寝具の専門店「ビーナスベッド」では、睡眠の質を高める高品質な羽毛布団や、肌触りの良い毛布を豊富に取り揃えております。

ショールームの快眠アドバイザーやネットショップの専門スタッフが、お客様の悩みや体質に合った寝具選びを丁寧にサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

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NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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