公開日:2023.05.09
更新日:2025.05.31
近年、リビングにベッドを置くレイアウトが注目されており、一人暮らしや二人暮らしで「リビング空間を有効に使いたい」と考える人も増えています。寝室を別の用途に使いたい場合はもちろん、ワンルームや1LDKといった限られた間取りでリラックス空間を作りたい人にもぴったりです。
そこで本記事では、リビングにベッドを置くメリット・デメリットをはじめ、レイアウトのポイントや配置例を紹介します。風水での考え方や、リビングに置きやすいおすすめベッドの種類についても解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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まずはリビングにベッドを置くことで得られるメリットから見ていきましょう。家具の配置を工夫すれば、限られたスペースでも快適に過ごせるリビング兼寝室が作れます。
リビングにベッドを置けば、寝室へ移動する手間が省けます。家の中での動線が短くなるため、よりリラックスして過ごすことができるでしょう。寝落ちした際も、すぐに横になれるのは大きなメリットです。
「寝室まで行くと目が冴えてしまう」「眠気を感じたらそのまま寝たい」という人にもおすすめです。
日中はソファ代わりにベッドを使ったり、枕やクッションを置いて腰かけスペースとして活用したりすることも可能です。特にソファがない場合は、ベッドの上でテレビを見たり本を読んだりして、リビングでくつろぐ時間を楽しめます。
リビングにアイテムを集約できるため、本や飲み物を取りに行く手間も減り、暮らしの質が向上しやすくなります。
リビングと寝室を一体化させることで、まるでホテルのようなおしゃれな空間を演出できます。ベッドフレームやファブリック、テーブルなどの家具のカラーやテイストを統一すると、洗練された雰囲気になりやすいです。
普段とは違うインテリアに挑戦したい人にとっても、新鮮なレイアウトが楽しめます。
ベッドをリビングに移すことで、空いた寝室を仕事部屋・子ども部屋・収納スペースなどに活用できます。1LDKやワンルームで部屋数が限られている場合も、ライフスタイルの変化に合わせて間取りを柔軟にアレンジできる点が魅力です。
寝室を使わないなら、寝室のエアコンを稼働させる必要がなくなり、光熱費を抑えられます。エアコンは起動時に電気代がかさむため、リビングだけを冷暖房すれば効率的に空調を管理できる場合があります。
特に夏場や冬場など電気代が気になる時期に嬉しいポイントです。
介護や子育てが必要な場合、リビングにベッドがあると相手の様子を常に確認しやすくなります。必要なときにすぐ駆けつけられるため、家事との両立もしやすいでしょう。ケガや病気で安静が必要なときにも、リビングベッドは心強い存在になります。
メリットが多い一方で、リビングにベッドを置くときには注意すべき点もあります。ここではデメリットや検討すべきことを解説します。
リビングにベッドがあると、ゲストが落ち着かないと感じる可能性があります。来客用のソファやテーブルを設置していても、ベッドが視界に入ると違和感を与えてしまうことも。必要に応じてパーテーションやカーテンなどを使って目隠しをするとよいでしょう。
スペースがなく折りたたみベッドも難しい場合は、来客を別の部屋に通すなどの配慮も考えてみてください。
ベッドは使用するたびに寝具が乱れやすく、リビングに生活感が滲み出やすくなります。小まめにベッドメイキングをしておかないと、来客時だけでなく、普段から部屋全体が雑然とした印象になるかもしれません。面倒に感じる人にとっては大きなデメリットです。
リビングや寝室の家具配置に際しては、風水を気にする方も少なくありません。一般的に、ベッドは心身を休める場所とされるため、「人の出入りが多いリビングには向かない」と言われることがあります。一方で、しっかりスペースを区切って落ち着けるエリアを作るなどの工夫を凝らすことで、風水的にも悪い気を受けにくくなると考えられています。
特に意識したいのは以下のポイントです。
あくまで風水上の考え方の一例ですが、リビングにベッドを配置するときの参考にしてみてください。
続いて、リビングにベッドを置くときに押さえておきたいポイントを解説します。配置場所だけでなく、カラーやデザイン選びも重要です。
ベッドを入り口付近に配置すると、部屋に入った瞬間生活感が出てしまいます。来客時も目立ちやすいため、なるべく部屋の奥の角にベッドを置いて存在感を抑えるのがおすすめです。
部屋の奥を寝るスペース、手前をダイニングや作業スペースと分けることで、空間を上手にゾーニングできます。限られた間取りでも快適に暮らしやすくなるでしょう。
窓際は外気の影響が大きく、結露も発生しやすいため、ベッドを配置するとカビやダニのリスクが高まります。睡眠の質が下がる可能性もあるので、なるべく避けるのがおすすめです。
どうしても窓際を避けられない場合は、断熱・遮熱カーテンの活用や、定期的な換気でカビ対策を行いましょう。ベッド下が湿気で蒸れないよう、こまめな掃除も心掛けると快適に過ごせます。
リビングとベッドを同じ空間に配置するなら、棚やカーテン、パーテーションなどで仕切っておくと便利です。視線を遮ることでプライベート感を高め、来客時の違和感を軽減できます。
オープンシェルフを使えば圧迫感が抑えられますし、間仕切りドアを設置するリフォームであれば物理的に空間を分けることも可能です。自分のライフスタイルに合った仕切り方を検討してみてください。
リビングにはテレビボードやテーブルなど、すでに存在感のある家具が置かれていることが多いです。そこにベッドを追加すると圧迫感が増しやすいので、なるべくシンプルなデザインや落ち着いたカラーを選ぶとよいでしょう。
ホワイトやブラウンなどベーシックな色合いを選ぶと、インテリアに馴染みやすいです。また、背の低いローベッドやフロアベッドなら視界を遮りにくく、部屋を広く見せやすくなります。
ここからは具体的なレイアウトの実例を紹介します。部屋の間取りや人数、家族構成によって最適な配置は変わるので、自分に合ったレイアウトを検討してみましょう。
海外のおしゃれなホテルで見かけるように、ベッドとソファを対面に配置する方法です。視線が部屋の中央に集まるので、開放的な空間づくりに向いています。色やデザインを統一すると、洗練された雰囲気を演出できるでしょう。
横一列に並べるレイアウトは、部屋に奥行きが生まれ、広く見せる効果があります。ベッドやソファのカラーを揃えることで、リビング全体の統一感がアップします。ホテルライクな上品さを演出したい人におすすめです。
ソファがある場合、その背面をベッドスペースにするレイアウトも人気です。ソファとベッドの間に仕切りがなくても、自然とスペースが分かれるので空間にメリハリが生まれます。ソファ前のスペースが広く使える点も魅力です。
ベッドの周りに椅子やサイドテーブルを配置すると、簡易的にゾーニングができます。ソファよりも小さめの家具を活用できるため、部屋が狭くなるのを避けたいときにおすすめです。
棚やカーテン、パーテーションで視線を遮れば、プライベート空間が確保しやすくなります。オープンシェルフなら圧迫感を抑えつつ収納スペースも増えるため、一人暮らしや二人暮らしのワンルームにぴったりです。
部屋の形状によっては、柱や壁の位置で生まれる“死角”にベッドを置くのも一案です。リビングからベッドが見えにくくなるため、生活感を抑えておしゃれさをキープできます。周りをぐるりと家具で囲ってプライベート感をさらに高める方法もあります。
リビングに合うベッドを選ぶ際は、デザインだけでなく機能面も重要です。限られたスペースを活かすためにおすすめのタイプを紹介します。
「ソファ」と「ベッド」の2通りで使えるため、狭い間取りを効率的に活用できます。日中はソファとしてくつろぎ、夜はベッドとして眠るスタイルは、ワンルームや1LDKの一人暮らしに最適です。
ただし、ソファベッドの種類によっては寝心地がやや硬く感じる場合があるため、毎日使うなら、事前のレビュー確認や試し座り(試し寝)をしっかり行うと安心です。
背が低いローベッドやフロアベッドなら圧迫感を抑えられるため、リビングを広く感じられます。また、転落のリスクも低いので、小さな子どもがいる家庭でも安心です。
一方で床に近いぶん湿気がこもりやすく、カビのリスクが高まります。こまめな換気や掃除で対策しましょう。ローベッドのデメリットについては、こちらの記事でも紹介しています。
デイベッドは、昼間はソファのように使えて、夜は寝床になるベッドのことです。背もたれや肘掛けが付いている商品も多く、ベッドとしての寝心地を重視したモデルも豊富です。デイベッドについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
クッションやブランケットを置いてアレンジすれば、おしゃれで機能的なリビングが完成します。
リビングにベッドを置くと、移動の手間が減り、限られたスペースを最大限に活用できます。ホテルライクなインテリアを楽しんだり、寝室を他の用途に使ったりと、ライフスタイルに合わせた活用が可能です。その一方、生活感が出やすい点や来客対応など、デメリットがあるのも事実なので、仕切りやベッドメイキングの工夫は必須といえます。
ローベッドやソファベッド、デイベッドなど、目的や部屋の雰囲気に合うタイプを選ぶと失敗を減らせるでしょう。デザインやサイズ、メンテナンスの手間などを総合的に考えて、お気に入りのベッドを見つけてください。ビーナスベッドでは、睡眠にまつわるさまざまな情報や商品を発信しています。ぜひ他の記事も参考にしながら、快適なリビング兼寝室を作り上げてみてはいかがでしょうか。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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