公開日:2025.01.24
更新日:2025.01.21
布団を干したあとに黄砂が多かったことに気付いて、後悔した経験はありませんか。黄砂が付着した布団を放置すると、黄ばみや臭い、アレルギー症状を引き起こす原因になるので注意が必要です。布団を快適な状態で使い続けるためには、布団を取り込むときに黄砂を取り除く必要があります。
そこで今回は、布団の黄砂を取り除く方法を紹介します。黄砂の日に部屋干しをするときのポイントや部屋干し以外のお手入れ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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黄砂とは、中国大陸内陸部の砂漠域や黄土高原の土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に渡り、空気中に舞う現象のことです。黄砂は洗濯物や車の汚れにつながるだけでなく、アレルギー症状を引き起こす原因になるともいわれています。一般的に黄砂のピークは、3月から5月とされています。
布団に付着した黄砂を放置することには、以下のようなリスクがあります。
それぞれ詳しく紹介します。
黄砂にはアルミニウムやカルシウム、鉄といった金属成分が含まれています。これらの金属成分は、布団の汚れや黄ばみを引き起こす原因となります。汚れや黄ばみを発生させないためにも、黄砂の日に布団を干したときは速やかに取り除くようにしましょう。
黄砂は非常に小さい粒子なので、布団の繊維に刺さって傷を付けることがあります。布団の繊維に傷が付くと、肌触りや保温性に影響が出る可能性があります。布団を快適に長く使い続けるためにも、布団に付着した黄砂を放置しないようにしましょう。
黄砂には、特有の臭いはないとされています。ただし、黄砂に含まれている金属成分や有害物質が布団に付着した状態で放置すると、嫌な臭いを発することがあります。1度付いた臭いは取り除くことが難しく、睡眠の質に影響が出てしまうことも考えられるでしょう。
日本に飛んでくる過程で黄砂には大気汚染物質やほこり、ゴミなどが付着します。そのため、黄砂の付着した布団をそのまま使うと目や皮膚のかゆみ、くしゃみなどのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
また、黄砂はスギ花粉より粒子が細かいので肺の奥まで侵入しやすく、気管支炎やぜんそくを引き起こす可能性があるので注意が必要です。アレルギー症状を引き起こさないためにも、付着した黄砂は適切な方法で取り除きましょう。
黄砂が舞っている日に布団を干してしまったときは、すぐに取り除く必要があります。黄砂は細かい粒子ですが、砂と大きな違いはありません。そのため、手で払えばある程度落とせるといわれています。
黄砂を取り除く際は、室内に持ち込まないように外ではたくのがおすすめです。加えて、掃除機や布団クリーナーで吸い取ると、布団に黄砂が残ることを防げます。
黄砂は布団の臭いや黄ばみ、アレルギー症状を引き起こす原因となるので、黄砂の日に布団を干すのは避けましょう。
黄砂の飛来状況は、天気予報や「そらまめくん」というサイトで確認できます。そらまめくんは全国の大気汚染状況に関する情報を24時間提供しているサイトです。
黄砂のピークとされている3月から5月は、そらまめくんや天気予報で黄砂の飛来状況をチェックしたうえで外干しをするか判断をしましょう。
そらまめくん:https://soramame.env.go.jp
黄砂の時期は部屋で布団を干すのがおすすめです。布団を部屋干しするときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
黄砂の時期に部屋で布団を干すときは、室内用の布団干しを活用しましょう。室内用の布団干しのなかには、折りたたんでコンパクトにできるものもあります。布団干しを折りたたんだり出し入れしたりすることに手間を感じる人は、洋服掛けとして併用できるタイプを選ぶのがおすすめです。
自立するタイプのすのこベッド・マットであれば、その上に布団を載せることで部屋干しができます。マットレスや布団を置いていたスペースで干すことになるので、あらためて部屋干しする場所を確保する必要がありません。
また、すのこベッド・マットは通気性に優れているので、寝汗による湿気がたまりにくい傾向にあります。そのため、寝苦しさが気になる人やカビ対策を手軽にしたい人にもおすすめです。
布団を部屋干しするときは、扇風機やサーキュレーターの風を当てると、湿気を効率的に逃がせます。
本来であれば、部屋の空気を循環させるために換気をするのが理想的ですが、黄砂が舞っている時期は部屋に黄砂が入り込んでくる可能性があるので窓を開けることはおすすめできません。そのようなときに扇風機やサーキュレーターを使えば、窓を開けずに布団の中の湿気を逃がせるでしょう。
布団の臭いが気になるときは、消臭スプレーを使用するのがおすすめです。除菌効果のある消臭スプレーを使えば、臭いの元から取り除いてくれます。小さい子どもやペットがいる場合は、天然・自然由来や植物由来成分の消臭スプレーを使いましょう。
布団を部屋干し以外の方法でお手入れしたいときは、以下の方法を検討してみましょう。
1つずつ詳しく紹介します。
部屋干しするスペースがない場合や手軽にお手入れをしたい場合は、布団乾燥機を使用してみましょう。
布団乾燥機であれば、布団を高温に温めて湿気を逃がすことができます。なかには、ダニ対策モードが搭載されているものもあります。手軽にダニを取り除きたい人は、専用モードがある製品を使用しましょう。
なお、ダニ対策モードでお手入れをしたあとは、ダニの死骸やふんが残っている可能性があります。ダニの死骸やふんはアレルギー症状を引き起こす原因になるので、掃除機や布団クリーナーをかけて取り除くようにしましょう。
布団乾燥機の効果や活用術は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
布団を丸洗いしたいときは、コインランドリーの洗濯機や乾燥機を使用する方法があります。
ただし、洗濯や乾燥ができない布団をコインランドリーで洗うと、布団が縮んだり中綿が偏ったりする可能性があります。そのような状況を避けるためにも、コインランドリーを利用する前に洗濯表示を確認するようにしましょう。
布団クリーニングでは、布団専用の設備で汚れやダニを落としてもらえます。布団クリーニングに出す頻度は年に1回が理想とされています。メーカーによっては5年に1回を推奨している場合があるので、メーカーのホームページを確認してみましょう。
布団をクリーニング店に運ぶことが手間に感じる人は、宅配クリーニングを利用するのがおすすめです。宅配クリーニングは、自宅に届いた宅配キットで梱包し、集荷依頼をするだけで布団を引き渡せるので店舗に持って行く手間がかかりません。
おすすめの布団の宅配クリーニングは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
布団に付着した黄砂を放置すると布団の黄ばみや嫌な臭い、アレルギー症状を引き起こす原因になります。黄砂は手で払ってある程度取り除けますが、掃除機や布団クリーナーを使うと安心です。
黄砂の日に部屋干しをするときは扇風機やサーキュレーター、消臭スプレーを活用するのがおすすめです。必要に応じて布団乾燥機や布団クリーニングを活用することも視野に入れておきましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
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