公開日:2020.10.23
更新日:2024.12.09
目次
マットレスのお手入れをしたくても、適切な方法がわからない人も多いのではないでしょうか。マットレスの汚れを放置していると、カビやダニの繁殖リスクが高まるので定期的にお手入れすることが大切です。しかし、お手入れ方法を間違えるとマットレスの劣化につながる可能性があるので注意が必要です。
そこで今回は、マットレスのお手入れ方法を紹介します。メンテナンスを楽にするコツも紹介しているので、気軽にお手入れをして清潔な状態を維持したい人もぜひ参考にしてみてください。
※当サイトで紹介している商品の中には一部アフィリエイト広告を利用しているものがあります。
マットレスで対処したい主な問題は、湿気や汚れ、へたりです。
ここでは、マットレスを快適に長く使い続けるために対処したい問題を紹介します。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれており、適切な湿気対策をしなければマットレスの中に湿気がたまってしまいます。湿気を放置しているとカビやダニの繁殖リスクが高まる原因になり、アレルギー症状といった健康被害につながる恐れがあるので注意が必要です。
マットレスに湿気がたまらないようにするには、定期的に干したり部屋の換気をしたりしましょう。
マットレスにはほこりや寝汗、皮脂などの汚れも付着します。これらの汚れはカビやダニの栄養源となるので、放置しているとカビやダニの繫殖リスクが高まります。シミや臭いの原因にもなるので、マットレスを衛生的に使うためにもシーツや敷きパッドを活用するといった対策が欠かせません。
マットレスは、寝ているときの体重がかかり続けることでへたりが発生します。へたりが生じた状態で使い続けると、理想的な寝姿勢を維持しにくくなり、身体に負担がかかってしまいます。
快適な寝心地を維持するためにも、定期的に寝る面をローテーションするなどしてへたりを予防することが大切です。
マットレスを長く使い続けるには、2~3週間に1回壁に立てかけて湿気を逃がしたり、月に1回表面に掃除機をかけたりといったお手入れが欠かせません。
ここでは、マットレスのメンテナンス方法を頻度別に紹介します。
掛け布団をかぶせたままにしておくと、マットレスに湿気がこもってしまいます。起床時は、毎日掛け布団をめくって寝具の湿気を逃がすようにしましょう。
晴れた日は窓を開けて部屋の空気を入れ替えると、除湿効果が高まります。雨などで窓を開けられないときは、エアコンの除湿機能を活用するのがおすすめです。
マットレスに付けるシーツや敷きパッドは直接肌に触れるものなので、使い続けるうちに皮脂などの汚れが蓄積します。シーツや敷きパッドを洗濯せずに放置するとマットレスにも汚れが付着してしまうため、週に1~2回の頻度で取り外して洗濯をしましょう。
シーツや敷きパッドには髪の毛やほこりが付いているので、粘着クリーナーや掃除機などで取り除いてから洗濯するのがおすすめです。
マットレスの裏側は湿気がたまりやすいため、2~3週間に1回の頻度で壁などに立てかけてマットレスの底を空気に触れさせましょう。扇風機やサーキュレーターを活用すると、空気が循環して湿気を逃がしやすくなります。
また除湿シートを敷いている場合は、2~3週間に1回を目安に天日干しをすることで除湿効果が維持しやすくなります。
シーツや敷きパッドで覆われているマットレスの表面には、ダニの死骸などの汚れがたまっています。月に1回はシーツや敷きパッドを取り外して、マットレスの表面に掃除機をかけてごみを取り除きましょう。特に頭周辺や縫い目の部分には汚れが蓄積しやすいので入念に掃除するのがポイントです。
スプリングマットレスを使っている場合は2~3ヶ月に1回、マットレスの上下・裏表を入れ替えるローテーションをしましょう。同じ面を使い続けていると、へたりやすかったり湿気がたまりやすかったりするので、買い替え時期が早まってしまうことがあります。
マットレスの裏表を入れ替えるときは、両面仕様なのかを確認しましょう。片面仕様のマットレスは裏返さず、上下を入れ替えて使うことになります。なお、ウレタンや高反発ファイバー、ラテックス素材のマットレスは月1回のローテーションが理想的とされています。
シーツの下にベッドパッドを敷いている場合は、2~3ヶ月に1回は取り外して洗濯するのがおすすめです。
マットレスにダニやカビが繁殖したりシミができたりしたら、適切な方法でお手入れをしましょう。
ここでは、問題別にマットレスのメンテナンス方法を紹介します。
肌にかゆみや腫れがあるときは、マットレスにダニが繁殖している可能性があります。ダニは60℃以上の熱を15分間与え続けると死滅するといわれています。そのため、ダニ駆除には布団乾燥機を使うのが効果的です。効果的な手順は、以下のとおりです。
ダニは夜行性のため、部屋を暗くするとマットレスの表面に出てきやすくなります。
なお、布団乾燥機のダニ対策モードでは60~70℃を超える高温の風を当てることになるので、使用前にマットレスの耐熱温度を確認しておきましょう。
マットレスに繁殖したカビを除去するときは、以下のように消毒用エタノールを使うのが効果的です。
広範囲にカビが広がっているマットレスで寝ると、アレルギー症状といった健康被害につながるリスクが高いので処分を検討しましょう。
なお、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤には強い除菌効果があるため、皮膚や粘膜に付着すると炎症を起こす原因になります。そのため、マットレスのカビ取りには使わないようにしましょう。
マットレスのカビを取り除く方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
コーヒーやジュースをこぼしてマットレスにシミができたときは、中性洗剤を使って以下の手順で対処しましょう。
寝汗による黄色いシミには、以下のように重曹で対処するのが有効です。
重曹の他に、セスキ炭酸ソーダを使うのも効果的です。
アルカリ性のアンモニアが含まれるおねしょ汚れには、酸性のクエン酸が効果を発揮します。おねしょ汚れを落とす手順は、以下のとおりです。
マットレスのへたりが気になったときは、裏表や上下をひっくり返して寝る面を変えましょう。マットレストッパーを装着すると、一時的にへたりが気になりにくくなりますが、マットレス自体の形が元に戻るわけではありません。へたりが発生した状態で使い続けると、腰痛などの原因になるので早めに買い替えるのがおすすめです。
次に、素材別にマットレスのメンテナンス方法を紹介します。
ここでは一般的な方法を紹介するので、実際にメンテナンスをするときは商品説明や洗濯表示に従いましょう。
ポケットコイルやボンネルコイルには金属製のバネが使われているので、基本的に水洗いはできません。シミや臭いが気になるときは、薄めた中性洗剤などを使って部分的に汚れを落としましょう。落としきれない汚れや臭いがあるときは、クリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
ウレタンは水にぬれると劣化が早まるので、基本的に丸洗いができません。側生地が取り外しできるタイプであれば、側生地のみを洗濯しましょう。
側生地が取れないマットレスは、薄めた中性洗剤を染み込ませて軽く絞ったタオルで汚れている箇所を拭くのが効果的です。なお、水が奥まで染み込むと劣化の原因になるので、乾いたタオルで水分を拭き取ったり扇風機などで風を当てたりするなどして早く乾くようにしましょう。
ファイバーマットレスは丸洗いできるものが多く、自宅で手軽に洗えて衛生的に使いやすい特長があります。洗えるタイプであれば、冷水もしくは40℃以下のぬるま湯で洗うようにしましょう。温水で洗うと素材が傷む可能性があるので注意が必要です。
商品によっては薄めた中性洗剤を使って洗えるので、メンテナンスをする際は取扱説明書や洗濯表示をチェックしましょう。洗った後は風通しのいい日陰で乾かして、お手入れは完了です。
ラテックスマットレスは水洗いができません。どうしても汚れを取り除きたいときはしっかり絞った濡れタオルで表面を拭きとる程度にとどめましょう。ラテックスマットレス本体に汚れが付着しないように防水シーツや敷きパッドを付けたうえで使うことをおすすめします。
マットレスのお手入れをするときは、以下の3点に注意しましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
マットレス内部に浸透した水分はカビが繁殖する原因になるので、濡れタオルを使うのはおすすめできません。子どもがおねしょをしてしまった場合は、固く絞ったタオルで水気を取り除きましょう。加えて、扇風機やドライヤーなどでマットレスをしっかりと乾燥させることが大切です。
マットレスの素材によっては、直射日光を当てることで劣化が早まる可能性があります。乾かすときは天日干しを避けて風当たりのいい日陰に干したり、布団乾燥機を使ったりしましょう。
マットレスに布団乾燥機を使う際は、事前にマットレスの耐熱温度を確認しておきましょう。耐熱温度より高い温度で乾燥させると、マットレスの変形や寝心地の悪化につながる可能性があるので注意が必要です。
マットレスの耐熱温度は取扱説明書やホームページで確認したり、購入先に問い合わせたりしましょう。
マットレスのお手入れを楽にするコツは、以下のとおりです。
1つずつ詳しく紹介します。
重いマットレスは持ち上げたり運んだりするのが難しいため、お手入れの負担が大きくなりやすい傾向があります。お手入れの手間を軽減したい人は、軽いマットレスを選ぶのがおすすめです。1人で持ち上げて手軽に室内での陰干しができるので、マットレスを清潔な状態に保ちやすくなります。
ベッドパッドとは基本的にマットレスとシーツの間に敷くものです。中綿が入っていることで少し厚みがあるので、マットレスを汚れから守る役割があります。シーツの上に付ける敷きパッドは直接肌に触れる寝具です。敷きパッドには、寝心地を改善したりマットレスに寝汗が浸透するのを防止したりする効果があります。
ベッドパッドや敷きパッドを付ければ、マットレスに汚れが蓄積しにくくなるのでお手入れの手間を軽減できます。なお、ベッドパッドや敷きパッドの汚れを放置しているとマットレスに汚れが移る原因になるので、定期的に取り外して洗濯するようにしましょう。
マットレスプロテクターはシーツとマットレスの間に敷くもので、肌には直接触れないのが特徴です。マットレスの清潔な状態をキープするために汚れやダニ、カビの防止、防水などに特化した素材を使用しています。マットレスに汚れが付着するのを抑えられるので、お手入れの手間を軽減しやすくなります。
「モットン除湿シート」は確かな吸水力を可能にした新素材「ベルオアシス」を採用しており、同じ吸湿能力のあるシリカゲルと比較しても、約2~3倍の湿気を吸い取ってくれます。また、大きな表面積により素早く吸水し、圧力を加えても容易に水分を逃さず睡眠時の寝汗や湿気を吸収してくれるため毎朝サラッと快適です。
アンモニアに対する消臭性もあり、天日干しによって繰返しの使用が可能です。耐光性が高く、吸水・吸湿の繰り返しや天日干しの光による吸水性能の低下が見られないため長く使えるのも嬉しいポイントです。
嫌な冬の結露、梅雨のジメジメ解消にオススメ。竹炭とシリカゲルを使用し、優れた吸湿性と、繰り返し続く消臭効果を実現。湿気の溜まり具合が分かる吸湿センサー付きで、干し時も逃さず感知。洗って干して何度でも使える、エコロジーなシートです。
中材にシリカゲルB型がぎっしり入っており、ふとんの中の湿度を調節し、快適な睡眠環境をサポートしてくれる抗菌防臭加工の敷きパッドです。表地にはさらさらのコットンを100%使用し、ひんやり気持ちよく眠れます。
セール情報
※1万円以上の購入と下記のコード入力で全商品10%OFFになるクーポンが配布されているので、気になる方はこのタイミングで購入するのがおすすめです!
▽ 開催期間 ▽
4月28日(金) 18:00 ~ 5月8日(月) 10:00
goldenweek2023
「国産でしっかりした厚みのあるベッドパッドをお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発した、日本製のオリジナルベッドパッドです。抗菌・防臭・防ダニ機能付で丸洗いもOKなので、毎日安心して、清潔に使用できます。
ピーチスキン加工を施された表面生地は思わず頬ずりしたくなるなめらかな肌触りに仕上がっています。また、 側生地には中綿のふんわり感を失わずにズレにくくする「ひょうたんキルト」を採用しており、ふっくら心地よい感触です。
約1.5cmのしっかりとした厚みがあり、マットレスの寝心地改善として活用できるところも嬉しいポイントです。赤ちゃんやお子様用として使えるサイズから家族で使えるファミリーサイズまで、サイズ展開も充実しています。
通気性と弾力性に優れたウール100% (側地は綿100%) のベッドパッドです。吸湿性、放湿性もよく洗濯も可能。側地には抗菌・防臭加工が施されており、衛生的で清潔にご使用いただけます。四隅にズレ防止のゴムストッパー付。
フランス羊毛協会認定の高品質羊毛原料を使用することが条件とされる「レーヌマーク」付のウールパッドです。ウールのカールが強く、弾力のある寝心地をご体感いただけます。
特殊素材を使用した、湿気は通しながらも防水機能を持ったシーツです。薄くて軽く伸縮性があり、お使いの寝具と併用いただくだけで水汚れや寝汗などからマットレスを守ってくれます。
表面生地をピーチスキン調に加工する事で、柔らかくてなめらかな肌触りに仕上げました。ポリエステル100%でへたりにくく乾きが早いので、ご家庭で手軽にお洗濯可能です。
マットレスは使っているうちに寝汗や皮脂などの汚れが付着してしまいます。汚れを放置するとカビやダニが繁殖したり、嫌な臭いが発生したりするので注意が必要です。寝心地の悪化を防ぐためにも、定期的に干すなどの適切なお手入れが欠かせません。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
関連記事
Profile プロフィール
Item カテゴリーで商品を探す
Ranking 人気の記事
New 新着記事
Tags タグで記事を探す