「眠り」にこだわり「暮らし」をたのしむ、ビーナスベッドのライブラリー
公開日:2019.11.11
更新日:2021.12.03
目次
普段使っているマットレスを裏返したらカビが生えていて、ショックを受けたという経験はありませんか。マットレスは毎日使うものなので、どうにかしてカビを除去したいですよね。
しかし、マットレスは家庭では洗えないものなので、どのようにカビを取ればいいのかわからない人も多いでしょう。
この記事では、マットレスに発生したカビを除去する方法や予防法について詳しく解説します。マットレスのカビが心配な人や、カビが生えて困っている人はぜひ参考にしてください。
マットレスにカビが生える最も大きな原因は寝汗です。カビは、温度と湿度の条件がそろうと発生し、ゴミなどを養分として繁殖します。寝具であるマットレスは人の体温で温められるうえに、寝汗が染みこんで湿気がこもりやすく、さらにはカビの養分となる皮脂や髪の毛が付着するため、カビが発生・繁殖する条件を満たしてしまうのです。
カビは温度・湿度・カビの栄養分の3つ条件がそろうと、繁殖しやすくなります。
カビは気温が20~30℃のときに繁殖します。人が過ごしやすいと感じる気温とほぼ同じです。特に、カビの繁殖が活発になる温度は、25~28℃とされています。気温が高い日は冷房を入れたり窓を開けたりして、室温が25℃以下になるようにするとカビ予防に効果的です。しかし、真夏にそこまで室温を調整するのは難しいので、暑い日はほかの対策が必要になります。
カビは湿度60%以上で活発になり始めます。そして70%以上で繁殖し、80%を超えるとさらにその勢いを増します。実際に、湿度の高い浴室やキッチンなどの水回りはカビが生えやすいでしょう。寝汗を含んだマットレスも、湿度が高くなるとカビが生えやすいので注意が必要です。
カビ予防には、窓を開けるなどして換気し、湿度を60%以下に抑えることが大切です。湿度が60%を下回るとカビ菌の活動は抑えられます。カビが心配な場合は湿度に気をつけましょう。
カビは有機物を栄養にして繁殖します。そのため、マットレスの埃や繊維などに汚れがあることで、さらにカビが生えやすくなります。マットレスの汚れを防ぐには、家の中を清潔に保ち、カビに栄養を与えないことが大事です。掃除機をかけて埃を取り除くのはもちろん、しつこい汚れも拭き掃除をしてしっかり落とすようにしましょう。
マットレスのカビは、できるだけすぐに取り除くことが大切です。
ここでは、カビの取り除き方を解説します。
カビ専用の除去スプレーを使用すれば、簡単にカビの除去ができます。使い方は、カビが生えた部分にスプレーを吹きかけて30分待つだけです。一度吹きかけただけで落ちない場合は、何回か繰り返しスプレーしましょう。スプレーした部分が乾けば除去完了です。
マットレスに使用する場合は色落ちすることがあるので、目立たないところにスプレーし、色落ちしないことを確認してから使用しましょう。
ドラッグストアなどで購入できる消毒用のエタノールも、カビの除去に効果的です。エタノールには無水エタノールと消毒用エタノールの2種類があります。
カビの除去に適しているのは消毒用なので、購入時に間違えないようにしましょう。
また、エタノールはカビのタンパク質を分解することができますが、漂白作用はありません。そのため、カビを殺菌したあとも黒ずみが残ったままになります。
消毒用エタノールを使ってカビを取るには、必要な道具をそろえることから始めましょう。
まず、消毒用エタノール、スプレーボトル、カビの吸引を防止するためのマスクとゴム手袋が必要です。また、拭き取りと乾燥用にキッチンペーパー、タオル、お湯、ドライヤーも用意しましょう。
道具をそろえたら、始めにキッチンペーパーでカビを拭き取ります。次に、エタノールをスプレーボトルに移し、カビが生えた部分に吹きかけて1時間ほど放置します。
その後、スプレーした部分をお湯に浸したタオルでトントンとたたくように拭き取りましょう。このとき、こすらないようにするのがポイントです。拭き取り終わったらドライヤーで乾燥させ、最後に風通しのよい場所に陰干ししたら作業は終了です。
自分でカビを除去できなかった場合は、カビ取り専門業者に依頼しましょう。1~2万円程度かかりますが、確実にカビを落としてくれます。頑固なカビの場合は利用を検討してもよいでしょう。
マットレスのカビは、できることなら予防したいものです。
ここでは、カビの予防方法を解説します。
寝室は湿気がこもりやすいため、頻繁に換気してカビの繁殖を防ぎましょう。こまめに窓を開けて空気を入れ換えたり、換気扇や除湿機を使ったりすると湿気を逃がすことができます。
マットレスを床に直接敷いていると、マットレスの底面に湿気がこもり、カビが繁殖しやすくなります。ベッドの上にマットレスを置いて使用すれば、ベッド下の空間に湿気が逃げるので、なるべくベッドの上で使いましょう。
マットレスの湿気を逃がすためには、定期的に干すことも大切です。頻繁に干すのは大変ですが、月に1回程度を目安に、マットレスを立てて風を通すようにするだけでもカビの予防になります。
マットレスのカビを防ぐためには、ときどき裏表・上下を入れ替え、ローテーションさせるのも有効です。目安としては3カ月に1回、マットレスの向きを変えるといいでしょう。こうすることで、湿気が同じ場所にこもるのを防げます。
マットレスを通気性のよいベッドフレームとともに使用すれば、マットレスに湿気がこもりにくくなり、カビ予防になります。おすすめのベッドフレームは、すのこベッドです。脚つきで下に空間があるタイプがよいでしょう。
手軽にマットレスのカビを予防したい場合は、除湿シートや汗を吸ってくれるベッドパッドを敷くのも効果的です。除湿シートはシーツをかぶせたマットレスの下に敷いて使います。ベッドパッドはマットレスの上に敷いてからシーツをかぶせて使います。
嫌な冬の結露、梅雨のジメジメ解消にオススメ。竹炭とシリカゲルを使用し、優れた吸湿性と、繰り返し続く消臭効果を実現。湿気の溜まり具合が分かる吸湿センサー付きで、干し時も逃さず感知。洗って干して何度でも使える、エコロジーなシートです。
特殊素材を使用した、湿気は通しながらも防水機能を持ったシーツです。薄くて軽く伸縮性があり、お使いの寝具と併用いただくだけで水汚れや寝汗などからマットレスを守ってくれます。
防水膜加工の生地がダニや汚れからマットレスを守る、マットレスプロテクターです。0.02mmの厚みで透湿性がありムレにくく、マットレスの寝心地も損いません。プレミアムはタオルのようにふわっとした綿100%のニットパイル生地です。
公式サイトで購入するベッドの湿気を逃がしてカビを防ぐためには、住居自体の湿度を下げることも大切です。特に、湿気の原因になることが多い、水回りや洗濯物の部屋干しに注意が必要です。
入浴後はお風呂のふたを閉め、必ず換気を行いましょう。また、キッチンではお湯を沸かすだけでも換気扇をつけることで、湿気が上がるのを防げます。さらに、洗濯物を部屋干しする際には、エアコンや除湿機・扇風機を併用するとよいでしょう。
赤ちゃんは寝汗をかきやすく、よだれなどの水分も多いため、赤ちゃん用マットレスにもカビ対策が必要です。具体的な対策としては、ベビーベッドに直接マットレスを敷くのではなく、間にすのこを入れたり、すのこの上にバスタオルを敷いたりする方法などがあります。
もしカビが生えた場合は消毒用エタノールで殺菌し、最後にしっかり拭き取りましょう。また、カビ除去スプレーは商品によって注意事項があります。赤ちゃん用マットレスに使う場合は、注意事項をよく確認してください。
マットレスのカビを放置すると、睡眠中にカビを吸い込み、咳やアレルギーを引き起こす原因にもなります。免疫が落ちている人や、高齢者・赤ちゃんの場合は心配です。
マットレスに生えたカビが自然になくなることはないので、カビを見つけた場合は放置せず、しっかり取り除きましょう。また、カビによる健康被害が起こらないよう、頻繁にマットレスにカビがないか確認し、普段からカビ対策を行うことが大事です。
表面生地をピーチスキン調に加工する事で、柔らかくてなめらかな肌触りに仕上げました。ポリエステル100%でへたりにくく乾きが早いので、ご家庭で手軽にお洗濯可能です。
フランス産の上質なリネン生地を使い、ふんわりとやわらかな肌触りに仕上げました。優れた吸水性と発散性で年中快適、使い込むほどにふっくら柔らかと肌に馴染みます。
中綿に、東洋紡が開発した「コンフォロスト」「エスメーロ」という新素材が使用されたベッドパッドです。コンフォロストには高い耐久性と通気性が、また、エスメーロには菌の増殖を抑える働きがあります。綿ほこりが少ないので、アレルギーが気になる人におすすめです。
側生地は通気性・吸水性の良い綿100%、中綿は保温性に優れたウール100%のベッドパッドです。ウールを使用していますがウォッシャブルタイプなので、家で気軽に水洗いできます。中綿の量は、シングルサイズで1.5kg、ダブルサイズでは2.1kgとたっぷり。厚手で寝心地の良いベッドパッドです。
マットレスは寝汗により湿気を含みやすいので、日常的にカビ対策を行わなければなりません。マットレスは湿気がこもりにくく、カビに強いものを選びましょう。
「ビーナスベッド」 では、さまざまなベッドに合うマットレスを多数取り揃えており、通気性に優れたものも取り扱っています。 専門アドバイザーが最適な商品を案内してくれるので、自分に合ったマットレスを選ぶことが可能です。
また、 当店ではベッドやマットレスをご購入いただくと、設置場所までの移動と開梱、組立設置、大量に出るダンボールや発泡スチロールなどの梱包資材の処分まで、配送員が全ての作業を無料で行います。 時間の節約にもなり、組立に自信がない方も安心です。
カビのないきれいなマットレスを選び、快適な夜を過ごしてください。
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