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敷布団の洗濯はどうする?自宅とコインランドリーでの洗い方・頻度・ダニ対策を解説

公開日:2022.06.09

更新日:2025.06.16

敷布団 16,100 views

寝るときに欠かせない敷き布団ですが、汗や皮脂などの汚れが蓄積しやすいことをご存知でしょうか。ふだんはカバーやシーツだけを洗って済ませがちな敷き布団も、定期的な洗濯を行うことで清潔を保ちやすくなります。

本記事では、敷布団を「自宅」や「コインランドリー」で洗う方法や、その頻度・注意点を詳しく解説します。ダニやカビの発生を防ぎつつ、清潔に保つためのポイントを押さえていきましょう。

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敷き布団を洗濯したほうがいい理由

敷き布団は毎晩使う寝具のため、気付かないうちに汗や皮脂、ホコリが蓄積している可能性が高いです。カバーをかけていても、カバーだけで汚れを完全に防ぐのは難しく、雑菌やダニが増殖しやすくなります。肌トラブルやアレルギーの原因にもつながりかねないため、敷き布団自体を洗うことが理想的です。

汗による雑菌やカビを防ぐ

人は就寝中、コップ1杯分程度の汗をかくと言われています。多量の汗が敷き布団にしみ込むと、雑菌が増殖して悪臭やカビの原因になるため注意が必要です。特に湿度の高い時期はカビが発生しやすいので、定期的に洗濯や乾燥を行うのがおすすめです。

ダニの発生リスクを減らす

フケやアカなどはダニの大好物と言われています。敷き布団の内部は高温多湿になりやすく、ダニの温床になりやすい環境です。ダニはアレルギー症状の原因にもなるため、洗濯や乾燥によって布団の内部を清潔に保つことが大切です。

洗える敷き布団とは?洗濯表示と素材をチェック

敷き布団には「洗えるもの」と「洗えないもの」があります。洗う前に、必ず洗濯表示と素材をチェックしましょう。洗えない素材や作りの敷き布団を洗ってしまうと、型崩れや生地の破損につながる可能性があります。

洗濯表示を確認する

敷き布団のタグにある洗濯表示を確認し、「手洗い可能」「洗濯機で洗濯可能」のマークがあれば、水洗いできる敷き布団です。一方で、「水洗い不可」「ドライクリーニングのみ」の場合は、クリーニング店などに依頼する必要があります。

洗濯機可能な表示でも、大型洗濯機でなければ入りきらない場合があります。家庭の洗濯機で洗うか、後述するコインランドリーを活用するか、洗濯機の容量を考慮しましょう。

素材や形をチェック

洗える敷き布団は「ポリエステル綿」など合成繊維が多く、水洗いしても型崩れしにくい点が特徴です。一方、羽毛や羊毛、ウレタン素材の敷き布団は、基本的に洗濯できないか、クリーニング店での丸洗いを推奨しています。綿素材の場合も洗濯表示を確認し、ポリエステルと混合になっているかどうかで対応が異なることがあります。

また、洗濯時に中綿が偏ってしまうのを防ぐため、「キルティング加工」が施されているかも大きなポイントになります。キルティング加工されていれば、洗濯機での洗濯が可能な場合が多いです。

自宅で敷き布団を洗濯する方法

洗濯表示で「手洗いのみ可能」となっている敷き布団は、浴槽での押し洗いが一般的です。以下の手順を参考に、敷き布団をしっかり洗いましょう。

準備するもの

  • 中性洗剤(おしゃれ着用や布団用)
  • ぬるま湯をはった浴槽
  • 洗濯ネットや紐(敷き布団が広がらないようにするため)
  • バスタオル(移動時の水滴対策)

洗い方の手順


  1. シーツやカバーを外し、敷き布団を細長く丸めて紐で数か所を結ぶ。

  2. 浴槽にぬるま湯を張り、洗剤をよく溶かす。

  3. 敷き布団を浴槽に沈め、足で優しく踏む・揺らすなどして汚れを押し出す。

  4. いったん排水し、シャワーを使ってすすぎを行う。すすぎ水を入れて踏み洗いを再度行い、最低2回はすすぐ。

  5. 浴槽のフチに掛けるなどして水切りを行い、1時間以上放置してある程度水分を抜く。

  6. バスタオルを敷いて二人がかりで持ち上げ、物干し竿に干す。日に当たる場所で風通しを良くすると早く乾きやすい。

  7. 何度かひっくり返して完全に乾かす。季節や天候によっては2〜3日かかる場合もあるので、天気予報をチェックしておく。

洗濯時には中性洗剤を使用し、塩素系漂白剤や柔軟剤は控えるほうが無難です。特に柔軟剤は繊維の内部に残ると生地を傷める原因になる場合があります。

コインランドリーで敷き布団を洗濯する方法

洗濯機マークがついている敷き布団や、ポリエステル素材で丸洗いOKと表示されている場合は、コインランドリーの大型洗濯機で洗うのもおすすめです。家庭の洗濯機に入らないボリュームのある敷き布団でも、コインランドリーなら対応できることがあります。

シングルサイズの敷き布団は、おおむね15kg以上の容量がある洗濯機が目安です。コインランドリーによっては「布団専用コース」があるので、事前に確認してみましょう。

手順とポイント

  1. 敷き布団を軽くたたみ、紐やネットで固定して中綿の偏りを防ぐ。
  2. 「布団用コース」など適切なコースを選んで洗濯する。洗剤やソフト剤が自動投入される場合もある。
  3. 洗濯後にネットや紐を外し、大型乾燥機でしっかり乾燥する。1時間以上かけることで、ダニ退治や雑菌の抑制効果も期待できる。

コインランドリーを利用するときは、布団の素材をよく確認し、万が一破れた場合のリスクも念頭に置いておきましょう。
おすすめの布団除湿シートに関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

布団用除湿シートのおすすめ商品2選|選び方からお手入れ方法まで紹介

自分で洗濯するのが面倒な場合は宅配クリーニングもおすすめ

浴槽で踏み洗いをするのは手間がかかりますし、コインランドリーまで敷き布団を持ち運ぶのも大変です。そういった場合は、宅配クリーニングやふとん丸洗い業者に依頼する方法もあります。

宅配クリーニングは、宅配便で布団を送るだけでクリーニングが完了し、自宅へ届けてくれる便利な仕組みです。オプションで消臭や防ダニ加工を行ってくれる業者も多いため、アレルギーが気になる方にもおすすめです。

敷き布団の理想の洗濯頻度

敷き布団は毎日使う寝具のため、なるべく清潔を保ちたいですよね。理想的な洗濯頻度は半年に1回程度、年に2回ほどが目安と言われています。特に春から夏にかけて汗をかきやすい時期の後や、秋から冬に切り替えるタイミングに洗うといいでしょう。

小さなお子さんが寝ている場合は、寝汗やお漏らしなどで敷き布団が汚れやすくなることもあるでしょう。防水シーツやおねしょ対策グッズを活用する方法もおすすめです。
マットレスのお漏らしに関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

マットレスのおねしょのシミを綺麗にする方法

敷き布団の洗濯頻度を減らす方法

敷き布団の洗濯は大がかりな作業のため、なるべく頻度を抑えながら清潔をキープしたいという方も多いでしょう。ここでは洗濯頻度を減らすためのポイントをご紹介します。

シーツやカバーをこまめに洗う

敷き布団を直接汚さないようにカバーやシーツをかけておき、週に1回程度はこまめに洗濯すると、汗や皮脂の汚れが敷き布団本体に染み込みにくくなります。
布団カバーの洗濯に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

布団カバーの洗濯を徹底解説|洗い方・干し方・洗濯頻度・洗剤の選び方・ダニ退治法

敷きパッドやベッドパッドを利用する

シーツだけでなく「敷きパッド」や「ベッドパッド」を上に敷くと、敷き布団への汚れがいっそう軽減されます。敷きパッドは洗いやすい素材のものが多く、定期的に洗って取り換えることで、清潔感を保ちやすくなります。

天日干しや布団乾燥機を活用する

ダニやカビ対策にはこまめな天日干しや布団乾燥機の利用が効果的です。湿気を飛ばして清潔さを保つことで、洗濯の回数を減らせる場合もあります。詳しくは後述する「布団乾燥機の活用法」を参考にしてみてください。

敷き布団のお手入れには布団乾燥機もおすすめ

天気の悪い日が続くと布団を干すのが難しくなります。そのようなときは「布団乾燥機」を活用するとよいです。温風を敷き布団の中まで行き渡らせることで、ダニやカビの発生を抑え、ふっくらとした状態を取り戻しやすくなります。

最近の布団乾燥機はセットするだけで自動運転が始まるタイプが多く、少ない手間で手軽に湿気対策が可能です。長期的に敷き布団を清潔に使いたい方は、1台備えておくと重宝するでしょう。

まとめ

敷き布団は汗や皮脂、ダニやカビなどの汚れが溜まりやすいため、定期的な洗濯が重要です。洗濯表示や素材を事前にチェックし、自宅の浴槽で踏み洗いするか、コインランドリーの大型洗濯機を利用するかを判断しましょう。洗うタイミングの目安は年に2回程度ですが、小さなお子さんがいる家庭や汗かきの方はもう少し頻度を増やすのもおすすめです。

洗濯頻度を減らすには、シーツやカバー・敷きパッドをこまめに洗い、天日干しや布団乾燥機でしっかり湿気を飛ばすことがポイントです。ぜひご家庭でできるお手入れを取り入れながら、清潔な敷き布団で快適な睡眠を確保しましょう。

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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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