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和室にベッドを置くのはアリ?畳を傷めずおしゃれに使うコツと注意点、おすすめ商品をご紹介

公開日:2022.06.20

更新日:2025.06.11

ベッド 31,500 views

和室にどうしてもベッドを置きたい人、あるいはスペースの問題で和室にベッドを置くしかない人は少なくありません。ケガや病気によって敷布団では起き上がりづらい人、足腰に不安のある高齢者は、和室でのベッドの使用を検討することも多いでしょう。
この記事では、畳がある和室にベッドを置く際のメリットや注意点、和室に合うベッドの選び方について詳しく解説します。畳に傷が入った場合の対処法や、おすすめの商品もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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和室にベッドを置いても大丈夫?

「ベッドは洋室に置くもの」というイメージをお持ちではありませんか。和室にベッドを置くと部屋の雰囲気に合わない、おしゃれが半減する、畳が傷つくなど、さまざまな不安を抱える人もいるでしょう。

一方、最近は和室にベッドを置く人も増えています。ローベッドやフロアベッド、畳ベッド、すのこベッド、ヘッドレスベッドなどは、和室の雰囲気と相性が良く、おしゃれな寝室を演出できます。特に高さが低いベッドを置くと、視線が下方に集中するため、和室の雰囲気を崩さず統一感が生まれます。

また、高齢者や足腰の弱い人、病気・ケガで寝起きの動作が負担に感じる人は、高さ40cm程のベッドを和室に置くと、身体への負担を軽減しやすくなります。さらに、余計な装飾のないシンプルで軽いベッドは畳に傷がつきにくいのも魅力です。

和室に合うベッドの特徴

和室に合うベッドを選ぶ際は、デザイン・色・素材の3つを意識すると失敗しにくいです。ここでは、それぞれの観点でチェックすべきポイントを紹介します。

1. デザイン

まずはベッドの高さを意識しましょう。高さがあるベッドだと主張が強く、和室の趣を崩してしまうことがあります。
一方、低めのローベッドやフロアベッドを配置すると、圧迫感を与えにくく、畳の雰囲気に自然に調和します。部屋を広く見せる効果も期待できるため、コンパクトな和室にもぴったりです。

また、脚が細いタイプや脚の本数が少ないベッドは、ベッドの重みが1点に集中しやすく、畳を傷めてしまうおそれがあります。脚が太く本数が多いもの、またはパネルで支えるタイプなら重さが分散しやすく、へこみや傷を予防しやすいです。

2. 色

和室に合うベッドを選ぶときは、部屋全体の色合いとのマッチングが大切です。
明るめの和室にはナチュラルカラー暗めの和室にはブラウン系を選ぶと、畳や障子などの素材感になじみやすく、統一感のある空間に仕上がります。
寝具やインテリアも似たトーンでコーディネートすると、シンプルながらもおしゃれな雰囲気を演出できます。

3. 素材

和室に置くベッドフレームは、金属やレザーよりも木製やファブリック素材がよく合います。特に無垢材や天然木を使ったベッドは木目がきれいで温かみがあり、い草の畳とも相性抜群です。

さらにい草素材の畳ベッドを選ぶと、部屋全体の統一感が高まります。小上がり風のスペースとしても活用でき、和室をおしゃれにランクアップさせるアイテムとして人気です。

和室に合うベッドの選び方

ベッドは大きな家具なので、いざ購入してから「和室の雰囲気に合わない」「畳を傷めてしまった」と後悔するケースもあります。ここでは和室と相性の良いベッドタイプを4つ紹介します。

1. ローベッド・フロアベッド

高さの低いベッドは部屋を広く見せる効果があり、畳の上でも圧迫感が出にくい点がメリットです。小さなお子さんがいる家庭でも、落下のリスクが低いので安心して使えます。

一方で、「低いベッドは本当に使いやすいのか」と不安に思う人もいるかもしれません。
低床タイプは高さがない分、布団の上げ下げをせずに寝られるメリットがありますが、ベッド下に収納スペースが取りづらいなどのデメリットもあります。
ローベッドの購入に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。購入前にぜひチェックしてみてください。

ローベッドの購入は後悔するって本当?失敗しない選び方やおすすめの商品も紹介

2. すのこベッド

通気性を重視するならすのこベッドがおすすめです。床板がすのこになっており、吸湿性に優れているため、カビやダニの発生を抑えやすいメリットがあります。
折りたたみタイプのすのこベッドなら布団と一緒に折りたためるものもあるため、こまめに干したり湿気対策をしたりするのが簡単です。

3. 畳ベッド

畳ベッドは見た目や素材感も和室と統一しやすいので、部屋全体をおしゃれに保ちたい方にぴったりです。マットレスの代わりに敷布団を使用したい人や、硬めの寝心地が好みという方にも適しています。い草の調湿機能で夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごしやすいのも嬉しいポイントです。

4. ヘッドレスベッド

枕元にヘッドボードがないベッドをヘッドレスベッドといいます。フレームだけのシンプルな造りなので、圧迫感を与えにくく、すっきりとした印象になるのが魅力です。部屋を広々と見せたい人や、シンプルなインテリアが好みの人にぴったりといえます。

和室にベッドを置く際の注意点

和室に適したベッドの特徴や種類がわかったら、次に気をつけたいのが畳へのダメージです。特に賃貸物件では、退去時に畳交換の費用を請求されないよう、慎重に設置する必要があります。
ここでは、和室にベッドを置くときに押さえておきたい注意点をまとめました。

1. 畳がへこみにくい、傷つきにくいベッドを選ぶ

畳のへこみや傷を防ぐために、接地面の広いベッドフレームを選ぶことが重要です。脚が太い、脚の本数が多い、または前後のパネルで支えるフレームなら重さを分散しやすいでしょう。

逆に、脚が細いベッドや脚が少ないベッドは重力が一点に集中しやすく、畳がへこんだり傷ついたりする原因になるので注意が必要です。

2. カビ・ダニ対策をする

畳は柔らかい天然素材を使っており、もともと吸湿性が高い特性があります。そのため湿度が高い季節や結露が多い環境下では、ダニやカビが発生しやすくなることも。
定期的に換気し、畳の湿気を逃がすよう心がけましょう。また、ベッドの下に空間をつくっておけば通気性が向上します。除湿剤や除湿シートを活用するのもおすすめです。
さらに、ベッドの湿気対策に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。気になる方はあわせてご覧ください。

ベッドの湿気対策8選|湿気の原因と放置するリスクを紹介

3. 和室のインテリアを意識する

ベッドだけが異質な雰囲気にならないよう、木製や低床デザインのフレームを選ぶと和室にマッチしやすいです。枕や掛け布団などの寝具も、畳や壁紙のトーンに合わせたカラーを選ぶと、部屋全体の統一感がアップします。

4. 畳が傷まないよう対策する

和室にベッドを置く前に、脚の下に保護マットを取り付けたり、ラグやカーペットを敷いたりすることで畳のダメージを軽減できます。特に細い脚や金属製のフレームを使う場合は、必ず保護マットなどで補強するのがおすすめです。

5. 移動するときも注意する

ベッドを移動する際に引きずってしまうと、畳を大きく傷める原因となります。枕や布団などの寝具を降ろして、2人以上で持ち上げて移動するのが基本です。もし1人で移動しなければならないときは、移動用の滑り材や敷物を活用しながら、畳の目に沿って少しずつ動かすようにしましょう。

畳に傷が入ってしまった場合の対処法

畳には熱と水分を与えると繊維が膨張して、ある程度元に戻りやすい性質があります。畳にへこみや傷が入ってしまったときは、かたく絞った濡れ雑巾を傷んだ部分に当て、その上からアイロンをかけてみてください。
へこみが浅い場合はこれだけである程度修復できることがありますが、深い傷や色落ちなどがある場合は早めに専門業者へ相談しましょう。

和室に合うおすすめのベッド

ここからは、和室に合うおすすめベッドを紹介します。部屋の雰囲気を壊さないデザインや機能性を兼ね備えたアイテムを厳選しました。

畳ベッド やまぶき -山吹-

畳ベッド やまぶき - 山吹 -

日本に馴染み深いタモの無垢材をふんだんに使った高級感のある畳ベッドです。ヘッドレスでシンプルながら、角に丸みのあるデザインが柔らかいイメージをお部屋に与えてくれ、和室にも洋室にも自然と溶け込みます。

畳の上面までの高さが40cmあることによって立ち上がりがしやすく、ベッド下の掃除もしやすく設計されてあります。ベッド下には収納ケースなどを置くことも出来ます。また、床から高い位置で寝ることにより、ホコリや花粉などのハウスダスト対策にもなります。

ヘッドボードなしでお部屋を広く見せたり、別売りのフリーシェルフを組み合わせたり、レイアウトが楽しめるのも嬉しいポイントです。

まとめ

和室しかない住まいでベッドを使いたい場合や、足腰の負担を軽減したいなどの理由から、和室にベッドを置く人は年々増えています。ただし、畳へのダメージや湿気・ダニなどの問題を考慮しておかないと、購入後に後悔してしまうケースもあるので注意が必要です。

和室に合う色・素材・デザインのベッドを選んだうえで、畳を守るための対策やレイアウトをしっかり検討しましょう。特に、ローベッドやフロアベッド、すのこベッド、畳ベッド、ヘッドレスベッドは和室の雰囲気を損ねにくく人気です。
畳がへこんでしまったときの応急処置方法や、賃貸物件での注意点も頭に入れておくと安心です。定期的に換気して湿気を逃がし、畳を清潔に保つことも快適な寝室づくりには欠かせません。

ベッドを検討している人は、日本最大級のベッドショールームを持つ専門店「ビーナスベッド」を利用してみてはいかがでしょうか。この記事で紹介したベッドのほかにも、すのこベッドやマットレスなど、多数の製品を取り揃えています。ぜひ自分に合った一台を見つけて、より良い睡眠環境を整えてください。

快適な睡眠のために、今回ご紹介したポイントをぜひお役立てください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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