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羽毛布団の寿命は何年?買い替えサイン・長持ちのコツ・処分方法まで徹底解説

公開日:2020.01.13

更新日:2025.06.11

掛け布団 137,116 views

長年使用した羽毛布団を、そろそろ買い替えるべきか悩んでいる人もいるでしょう。どのような状態が寿命か分からないと、買い替えのタイミングも迷ってしまいます。この記事では、羽毛布団の寿命と買い替えサインについて解説します。また、長持ちさせる方法や処分方法、リフォーム(打ち直し)の活用ポイントも紹介するので、ぜひ羽毛布団を買い替えるときの参考にしてください。

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羽毛布団の寿命

羽毛布団の寿命はどのくらいか、また長期間使用した場合、布団がどのような状態になるのかを説明します。

羽毛布団の平均寿命とは?

羽毛布団の寿命は10~15年程度といわれています。ただし、使い方や手入れの頻度によって大きく変わるため、一概にはいえません。元々の製品の質が良かったり、使う頻度が少なかったりする場合は、20年ほど持つこともあります。

羽毛自体の寿命とは?

実は羽毛自体の寿命は30年以上ともいわれます。ただし、布団として使用すれば汗や皮脂を吸収し、経年劣化を起こすため、徐々に傷んでいきます。汚れやへたりが出てきたら、劣化が進んでいるサインです。

長年使用した羽毛布団の状態とは?

購入当初は空気を多く含み、ふっくらとしたボリュームを持つ羽毛布団も、長年使ううちにかさが減少してしまいます。中の羽毛が傷んだり、汚れを含んだりして、へたりを起こすからです。

ふくらみが失われると保温性の要となる空気層を作りにくくなり、少しずつ暖かさを感じにくくなることがあります。さらに湿気や汚れが羽毛内部に蓄積すると、ダニが繁殖しやすくなるケースもあるのです。
「羽毛布団とダニ対策」に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

羽毛布団はダニに強いの?布団の効果的なダニ対策・駆除方法を詳しく紹介

ケース別!羽毛布団の寿命の違いとは?

使う人や品質によって、羽毛布団の寿命には差が生じます。どんな要素によって差が出るのかを見ていきましょう。

使う人の体質による違い

人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかくといわれています。ただし、その量や皮脂の分泌は個人差が大きいです。体質的に汗をかきやすい人は、羽毛が汚れを吸い取りやすくなるため劣化が進みやすいといえます。一般的な寿命の10~15年より短めに見積もるとよいでしょう。

価格による違い

高価格帯の製品が必ずしも寿命が長いわけではありません。高い製品は上質な羽毛を使っているケースが多く、羽毛自体の寿命は長いと考えられるのです。しかし、側生地まで含めて耐久性を高めているとは限りません。羽毛布団の寿命は、側生地と羽毛の質を総合的に見るとよいでしょう。

羽毛の種類による違い

羽毛の品質が高いほど、羽毛自体の寿命は長くなるといわれています。長持ちする布団を選ぶ際には、どの種類の羽毛を使っているかをチェックしましょう。たとえば、ダック(アヒル)よりもグース(ガチョウ)、さらにマザーグースやアイダーダックなど、親鳥や希少な種類の羽毛ほどダウンボールが大きく、耐久性にも優れています。

側生地による違い

羽毛布団の寿命は、どのような側生地を使用しているかでも変わります。ただし、高級素材だからといって必ずしも耐久性が高いとは限らず、シルク生地のように寝心地を最優先している場合は、どうしても破れやすかったり傷みに弱い場合があります。

そのため、側生地がどのような素材なのかは必ずチェックするのがおすすめです。

メンテナンスを行っている場合

いわゆる布団の打ち直しやクリーニングなどのメンテナンスによって、寿命を延ばせることがあります。メンテナンスを定期的に行っている羽毛布団は、さらに10年ほど寿命が延びることもあるのです。汚れやへたりが軽度であれば、リフォーム(打ち直し)も検討する価値があります。

ただし、過度なクリーニングはおすすめできません。特にドライクリーニングは羽毛に必要な脂質まで落としてしまい、傷みやすい状態になるリスクがあるため、必要最低限のペースで行いましょう。

買い替え時?羽毛布団の「寿命」の見極めサインとは?

羽毛布団の寿命のサインはいくつかあります。寿命サインの特徴を把握して、買い替えを検討すべきか見極めましょう。

見た目

羽毛が出てくる

通常、ダウンプルーフ加工が側生地に施され、羽毛が飛び出さないように工夫されています。しかし、布団から羽毛が出てくるようになった場合は劣化のサインです。側生地が破れたり繊維がほつれていたりする可能性があります。細かな羽毛が部屋に舞うこともあるため、注意が必要です。

ふくらみが減った・偏っている

羽毛は放湿性にも優れているため、干すことである程度はふくらみを取り戻します。しかし、ダウンボールが傷付いてしまうと水分を十分に放出できず、干しても元に戻りにくくいです。購入時の3分の2ほどのかさしかないと感じる場合は、買い替えを検討しましょう。

使用感

保温性が低くなった

羽毛の大きな魅力である保温性が落ちたと感じる場合は、ダウンボールが傷付いてボリュームが失われている可能性があります。クリーニングで多少回復が見込めても、以前ほど暖かく感じられない場合は買い替えを検討するのがおすすめです。

重さを感じる

長い年月をかけて汗や皮脂を吸い込み、放湿性を失った羽毛布団は重さを感じることがあります。クリーニングでも改善しない場合、身体への負担になるので買い替えが必要です。

におい

皮脂汚れが酸化して嫌なにおいが発生することがあります。洗濯やクリーニングでにおいが取れない場合、寿命に近づいているサインです。布団カバーや適切な保管でにおいを防ぎましょう。

買い替えにおすすめな羽毛布団をご紹介

純日本製羽毛布団「和雲」スタンダードモデル

羽毛の種類スペイン産
ホワイトダック
ダウン比率93%
ダウンパワー400dp
ゴールドラベルロイヤル
ゴールドラベル

純日本製羽毛布団「和雲」スタンダードモデルは、日本羽毛製品協同組合が発行する品質推奨ラベルの中で高い品質基準に合格した羽毛布団にだけ発行される「ロイヤルゴールドラベル」を取得しています。

和雲の羽毛布団にしか使われていない 独自のDown-Breathe(ダウンブリーズ)®生地は、 極細の超長綿で丹念に編み込まれ、 通常の綿生地より約38%も軽く、ダウンボールのふくらみを邪魔しません。

夏用に使える薄い肌掛け布団、春秋用にちょうど良い合掛け布団、1枚で冬用に使える本掛け布団の3種類に加え、さらに羽毛を増量した厚掛け布団の合計4つの羽毛布団を、季節や環境に合わせて使い分けることができます。専用収納ケースが付いてくるので、滞在先への持ち運びや大切な人への贈り物にもおすすめです。

羽毛布団の買い替えなら「昭和西川」もおすすめ!

昭和西川 羽毛布団 日本製ドイツ産ダック90%

ドイツ産ダック90%を使用し、ダウンボールの大きさは平均と比べて約1.2倍、充填量も1.2kgと納得のボリューム感。側生地には抗菌・防臭加工を施されておりいつも清潔。老舗寝具メーカー昭和西川の誇る、レビュー4.5以上の高品質羽毛布団です。

サイズ 150×210cm ダウンパワー 370
羽毛の種類 ドイツ産ダック ダウン比率 90%
公式サイトで購入する

羽毛布団の寿命を長くする方法とは?

羽毛布団の寿命を少しでも長くするためには、日頃のメンテナンスや使い方が重要です。ここでは5つの方法を紹介します。

丁寧に扱う

側生地にはダウンプルーフ加工が施され、羽毛を外に出さない工夫があります。しかし乱雑に扱うと破れやすく、羽毛が飛び出してしまう可能性があるのです。長持ちさせるために、収納時や扱いはできるだけ丁寧に行いましょう。

カバーをつけて使用する

カバーをつけないと、直接汗や皮脂が羽毛に付着し、重くなったりにおいがつきやすくなります。清潔を保つためにも、羽毛布団には必ずカバーをかけて使用しましょう。

適度なペースでのクリーニング

過度なクリーニングは劣化を早める原因ですが、まったくクリーニングしないのも劣化につながります。5~6年に一回といった目安で行うのがおすすめです。購入時にメーカーや販売店の推奨クリーニング時期を確認すると良いでしょう。

季節で使い分ける

汗の量は気温や湿度に左右されます。夏場のように汗をかきやすい時期には通気性の良い合い掛けや肌掛け布団を使い、冬は保温性の高い羽毛布団を使うなど、季節によって掛け布団を使い分けるのがおすすめです。シーズンオフには湿気をしっかり飛ばしてから、通気性の良い袋やケースで保管しましょう。

リフォーム(打ち直し)をする

羽毛布団のリフォーム(打ち直し)では、側生地の交換と羽毛の洗浄や追加を行うため、傷んだ羽毛も再生加工によって保温性が復活し、長く使うことができます。ただし、羽毛充填量が1kg未満、ダウン率が70%未満の布団などは、打ち直しで十分に再生できない場合もあるので注意しましょう。

また、購入価格が打ち直し費用と変わらない、15年以上使用していて大幅な羽毛追加が必要などの場合は、新品に買い替えたほうがコスパが良いケースもあります。

羽毛布団のリフォームなら「昭和西川」がおすすめ!

昭和西川の羽毛ふとんリフォーム

長年愛用している羽毛布団の「ボリュームがなくなった」「保温力が低くなってきた」など劣化が気になっている場合は、羽毛布団のリフォーム(打ち直し)を検討してみると良いでしょう。羽毛布団のリフォームなら30年以上の実績を誇る「昭和西川の羽毛布団リフォーム」がおすすめです。

「昭和西川の羽毛布団リフォーム」の「プレミアムウォッシュ」は、ワンランク上の仕上がりの洗浄方法です。専用の洗浄機にて中の羽毛を袋に入れずに直接水洗いするためほぐれやすく、かさ高性が平均33~36%UP!新品の側生地にきれいに洗浄した羽毛と新たな専門の職人羽毛を充填して丁寧に縫製することで、新品のようなふんわりした仕上がりになります。

お手頃なリーズナブルプラン/人気のスタンダードプラン/最高級ハイグレードプランの3つから予算に合わせてプランを選べるのも嬉しいポイントです。他店で購入した羽毛布団もOKなので、気になる方はぜひ一度試してみてください。

おすすめPOINT

  1. 昭和西川の認定工場にて一枚一枚丁寧に管理
  2. 受注から洗浄・縫製・検品・出荷まで一貫対応
  3. 不明点は電話やメールで寝具のプロが親身にサポート

こんな時におすすめ

  1. 羽毛布団のボリュームがない
  2. 羽毛布団を10年以上使っている
  3. 羽毛布団の羽毛が吹き出している
  4. 羽毛布団の色が変色している
公式サイトを見る

不要になった羽毛布団の処分方法

寿命を迎えた羽毛布団を手放したい場合、主な処分方法は以下のとおりです。自治体ごとにゴミの分別ルールが異なるため、必ずお住まいの地域のルールを確認しましょう。

  • 可燃ごみとして出す
    一部の地域では細かく切り分ければ可燃ごみに出せる場合があります。
  • 粗大ごみとして出す
    大きさにより粗大ごみ扱いになることがあります。自治体のホームページ等で確認しましょう。
  • 下取りを依頼する
    羽毛布団を新規購入するときに下取りサービスを利用できる店舗もあります。
  • リサイクル回収に出す
    打ち直しに向かない布団でも、中古リサイクルとして回収してくれる業者がある場合があります。

打ち直しが難しい場合や、十分に経年劣化が進んでいる場合は、清潔や保管面を考慮して処分を検討しましょう。

まとめ

羽毛布団にも寿命があり、一般的には10~15年程度といわれています。しかし、丁寧に扱い、適切なメンテナンスや保管を行うことで寿命を延ばすことは可能です。買い替えサインを見極めつつ、打ち直し(リフォーム)やクリーニングなどを活用して、快適に長く使い続けましょう。

ビーナスベッドでは、睡眠の質を上げる寝具を取りそろえています。こだわりのデザインや機能を追求したオリジナルベッドをはじめ、国産・海外ブランドベッドも豊富です。ぜひ快適な羽毛布団と合わせて、上質な睡眠環境を整えましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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