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低気圧の日に眠いのはなぜ?原因や対処方法を紹介

公開日:2023.03.08

更新日:2023.03.17

睡眠 100 views

低気圧の日に眠いと感じたことがある人も多いのではないでしょうか。気圧の変化は、眠気や体調に関係すると言われています。今回の記事では、眠いと感じる理由や眠気の対処方法について詳しく解説します。低気圧で発生する眠気について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。


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低気圧の日に眠いと感じる理由

季節の変わり目は、雨や曇りなど天気の悪い日が多くなりがちです。このような日に身体がだるくなったり眠気を感じたりする場合、気圧の変化が関係しており、特に悪天候をもたらす「低気圧」が影響している可能性があります。それでは、なぜ低気圧が眠気を引き起こすのでしょうか。ここでは、低気圧の日に眠さを感じる主な理由を2つ取り上げて解説します。

自律神経の乱れ

低気圧の日に眠さを感じる一番の原因は、自律神経の乱れです。
人間の身体は、「交感神経」と「副交感神経」の2つの自律神経によってコントロールされています。交感神経は、ストレスや興奮などの状況下で活発化し、心拍数や血圧を上げたり血管を収縮させたりして身体が活動しやすい状態に導きます。一方、副交感神経は、休息の状況下で活発化し、心拍数や血圧を下げたり血管を拡張させたりして心身をリラックスさせるのが主な役割です。

睡眠と覚醒のバランスは、日中に「交感神経」が、夜間に「副交感神経」が優位になることで保たれているため、活動している日中では交感神経が優位に働いています。しかし、低気圧の日は自律神経が「活動に適さない」と判断し、副交感神経を活発化させます。副交感神経が優位になることで身体がリラックスモードに入るため、自然に眠気を感じるのです。

眠気

酸素の不足

もう一つの原因は、酸素不足によるものです。低気圧帯においては上昇気流が起きており、空気中の酸素濃度が低下します。また、低気圧の日は空気が膨張して冷却されるため、湿度が高くなります。湿度が高まると空気中にある水蒸気の量が増え、相対的に酸素濃度が下がる場合があるのです。空気中の酸素が不足すると、脳の働きに必要不可欠な酸素も足りなくなることから、眠さやだるさが引き起こされます。

低気圧の日に眠いと感じやすい人の特徴

低気圧の日に眠さを感じる人がいる一方、眠さをまったく感じない人もいます。この違いは何によるものなのでしょうか。
ここでは、低気圧の日に眠気を感じやすい人の特徴を3つ紹介します。自分に当てはまるかどうか、確認してみましょう。

ストレスが溜まっている人

ストレスが溜まっている人は、低気圧の日に眠気を感じやすいと言われます。
自律神経の乱れが眠さの原因と前述しましたが、ストレスでも自律神経は乱れやすくなります。ストレスにさらされて普段から自律神経が乱れている人は、ストレスがない人よりも低気圧の影響を受けやすく、さらに自律神経が乱れてしまうのです。そのため、副交感神経が優位になるケースが続き、眠気が頻繁に引き起こされます。

繊細な人

ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまう繊細なタイプの人も、低気圧の日に眠さを感じやすいです。繊細な人はストレスを受けやすく、自律神経も乱れやすいからです。
特に、生まれつき感受性が高い「HSP」と呼ばれる人たちは、その特性からストレスを抱えやすいと言えるでしょう。また、天気の変化にも敏感なので、低気圧に過剰に反応して眠気を引き起こしてしまいます。

繊細な人

血行不良の人

低気圧になると眠くなる人の中には、血行が悪い人も多いです。血行不良は、耳の最も奥にある「内耳」という部分が関係しています。内耳は、「蝸牛」、「前庭」、「三半規管(半規管)」の3つから成る、聴覚や平衡感覚に関わる重要な器官です。
気圧の変化を感知するセンサー機能も備えられていますが、肩こりや首こりなどによる血行不良があると、その影響で正しい働きができなくなります
そのため、自律神経の乱れにつながりやすくなるのです。


低気圧の日に起こりやすい眠気以外の体調不良

低気圧は、眠気以外にもさまざまな体調不良を引き起こします。こういった低気圧による身体の不調は「気象病」と呼ばれ、人によっては次のような症状が発生する場合もあります。

頭痛

低気圧が近づいてくると頭が痛くなるという方も多いかもしれません。低気圧の時は、頭痛の中でも特に「片頭痛」が起こりやすいと言われています。片頭痛は、こめかみから額にかけて発生するズキズキとした痛みが特徴です。

片頭痛が起こる原因の一つとして、「血管拡張」が挙げられます。気圧が低く変化すると通常よりも身体に圧力がかからなくなるため、血管が急激に拡張します。拡張した血管が周囲の神経に作用することで痛みが現れるという仕組みです。そのため、低気圧だけでなく、ストレスから開放された時などにも血管拡張による片頭痛が起こりやすいです。

頭痛

耳鳴り・めまい

低気圧の日は、「耳鳴り」や「めまい」を感じやすくなります。これらの症状は、耳の奥の「内耳」にある聴覚や平衡感覚を司る神経が圧迫されることで引き起こされます。もともと内耳はリンパ液で満たされている器官ですが、低気圧によって余分な水分が溜まり、神経が圧迫されてしまうのです。気圧の変化は身体の水分代謝にも関わりがあるため、注意が必要です。

倦怠感

気象病の症状の一つに「倦怠感」があります。低気圧になると自律神経が乱れ、副交感神経が優位になるため、だるさを感じやすいと言われます。眠気と近いものがありますが、倦怠感があると日常生活での活動や集中力に影響を与え、程度によっては気分の落ち込みを引き起こすこともあります。また、心身の疲れにもつながりやすいです。

低気圧の日に眠いと感じた時の対処方法

低気圧の日に眠さや体調不良があると、さまざまな面で困ることが多いでしょう。ここからは、具体的な対処方法を6つ取り上げて解説します。実践しやすい方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。

深呼吸をする

低気圧の時は、体内の酸素が通常よりも少なくなっている可能性があります。そのため、深呼吸でしっかりと酸素を取り込むことが重要です。深呼吸を行う際は、腹部を使う腹式呼吸がおすすめです。

まずはリラックスした状態になり、鼻からゆっくり息を吸い込んで口からゆっくり吐き切りましょう。吸う時はお腹をふくらませ、吐く時はお腹を引き締めるように意識するのが腹式呼吸のポイントです。繰り返すことで自律神経も整いやすくなります。

軽い運動をする

軽い運動も低気圧による眠気対策の一つです。身体を大きく動かしたり、ストレッチをしたりすることで血流が良くなり、眠気やだるさの解消につながります。例えばデスクワークなどで座りっぱなしの状態なら、時々腕を回すだけでも効果が期待できます。休み時間になったら外に出て、散歩しても良いでしょう。

ストレッチ

耳のマッサージをする

内耳の血流が良くなると、気圧の変化に対して正常に働くようになり、眠気や体調不良が改善します。仕事中でも手軽にできておすすめなのが、耳をマッサージする方法です。両耳を親指と人差し指で軽くつまみ、上下・横に引っ張ったり、後ろ方向に回したりすると血行がスムーズになります。
また、耳の後ろにホットタオルやお湯を入れたペットボトルをあてて温める方法も効果的です。

水分をこまめにとる

水分を十分にとることで、内耳の血流改善にもつながりやすくなります。普段あまり水分をとらない人も、水分をこまめにとる工夫をしましょう。ただし、冷たいものを飲みすぎて身体を冷やすことがないよう注意が必要です。

水分補給

背中や腰を温める

自律神経は、背中や腰の付近を通っています。首の後ろとお腹、骨盤の中央にある「仙骨」をポイントにして使い捨てカイロなどで温めてみてください。背中から腰にかけてじっくり温めることで、自律神経の乱れを整えられます。また、湯船に入って温まることも大切です。

仮眠をとる

どうしても眠い場合は、30分以内の短い仮眠をとることをおすすめします。短時間でも仮眠をとることで、眠気による集中力の低下が抑えられます。ただし、深い睡眠にならないよう、気をつける必要があります。完全に横にならないようにしたり、事前にアラームをセットしたりすると良いでしょう。
また、仮眠する前にコーヒーなどのカフェインを摂るのも良い方法です。カフェインの覚醒作用は20分程度で効いてくるため、ちょうど良いタイミングで目が覚めやすくなります。


低気圧の日の眠気を予防するための方法

それでは、低気圧になっても眠気が出ないようにするにはどうすればよいでしょうか。ここからは、低気圧の日の眠気を予防する方法を解説します。

自律神経が乱れないように生活習慣を見直す

低気圧の時に感じる眠気や心身の不調は、自律神経の乱れが原因となっている場合が多いです。そのため、普段から自律神経が乱れないように気をつけることが大切です。次に紹介する3つの生活習慣を見直してみましょう。

就寝・起床のリズムを一定にする

自律神経は、朝目覚めると交感神経が優位になり、夕方から夜にかけて副交感神経が優位になります。昼夜逆転の生活や不規則な睡眠時間は自律神経の乱れにつながるため、就寝・起床のリズムを一定にすることが重要です。また、朝日を浴びることで体内時計をリセットする効果もあります。

朝日を浴びる

3食しっかりと食べる

食事の面からも生活習慣を整えることが可能です。1日3食しっかりと食べ、またできるだけ同じ時間に食べることで生活が規則正しくなります。特に朝食には、腸を刺激して体内時計をリセットする効果があるため、欠かさず食べることをおすすめします。また、タイミングだけでなく食べるものも重要です。
疲労回復や神経機能を正常に保つ効果がある「ビタミンB1」は、自律神経を整えるのに最適の栄養素です。豚肉やうなぎ、玄米などに多く含まれており、これらを積極的に摂ると良いでしょう。

運動の習慣を取り入れる

血行不良は自律神経の乱れにつながります。ストレッチや軽い運動を生活に取り入れ、普段から筋肉をほぐしたり血流を良くしたりすると良いです。身体の前で腕を十字に交差させてグッと伸ばす肩のストレッチや、片手で頭の反対側を引き寄せる首のストレッチなど、椅子に座ったままでも簡単にできる運動がおすすめです。

ストレッチ

症状が辛い場合は医療機関に相談をする

眠気以外に、めまいや頭痛といった症状が辛い時は医療機関に相談すると良いでしょう。内科などで薬を処方してもらうことで症状の軽減が可能です。ただし、症状が2週間以上続く場合は、他の病気が隠れている可能性もあります。放置せず、必ず医療機関を受診することをおすすめします。

子どもが低気圧で眠気や体調不良を感じる時はどうする?

子どもも、低気圧によって眠気や頭痛などを感じる時があります。その場合、睡眠時間が不足していることで自律神経のバランスが崩れているのかもしれません。成長期では、7時間以上の睡眠時間が必要です。子どもが睡眠不足になっていないか、生活習慣が乱れていないか注意深く見るように心がけましょう。

まとめ

低気圧の日に眠気を感じるのにはさまざまな理由があります。中でも、最も大きな原因が自律神経の乱れですが、生活習慣を見直すことで改善が可能です。また、ストレスが溜まっている人や繊細な人は気圧の変化に弱く、低気圧の時に眠気を引き起こしやすいと言えます。眠気を感じた時は、深呼吸や軽い運動、耳のマッサージ、仮眠などの対処方法があります。

ただし、一時的な眠気だけでなく、頭痛やめまいなどのつらい症状が現れる場合は、医療機関に行って相談することをおすすめします。

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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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