公開日:2023.03.24
更新日:2025.05.14
朝起きると頭痛がする、起床時に吐き気を伴うなどの症状に悩む方は少なくありません。こうした寝起きの頭痛には睡眠環境や生活習慣上の問題だけでなく、脳腫瘍や高血圧などの病気が原因である可能性もあります。
本記事では、寝起きの頭痛が起こる主な原因や代表的な疾患、具体的な対処法・改善策をご紹介します。毎日の暮らしの質(QOL)を高めるためにも、問題点を把握して早めに対策を始めましょう。
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寝起きの頭痛には、以下のような原因が考えられます。いずれも睡眠環境や体内の生理的変化、生活習慣の乱れなどが大きく関わっています。
上記のように、一言で「寝起きの頭痛」といっても幅広い原因が存在します。日中に眠気がひどい場合や、痛みが悪化する場合は早めに医療機関を受診しましょう。
寝起きの頭痛を引き起こす主な疾患としては、以下のようなものが代表的です。特に慢性的に症状が続く場合は、原因究明のために検査を受けるなどの対応が必要となります。
いびきや呼吸停止を繰り返すことで酸素が不足し、夜間に熟睡できません。結果として日中の眠気や頭痛、疲労感、血圧の上昇などが起こります。CPAP(シーパップ)療法などの治療を行うことで症状が改善し、寝起きの頭痛を和らげることに期待できます。
高血圧の方は、血管に強い圧力がかかるため頭痛が起こりやすくなります。特に起床時は血圧が急激に変動しやすい時間帯です。治療には生活習慣の改善や降圧薬の使用が必要となる場合があります。
脳腫瘍(良性・悪性を含む)がある場合、頭蓋内圧の上昇で朝方に痛みが強くなることがあります。また、めまいや吐き気、嘔吐、視野の変化などの症状がみられることも。急に症状が悪化したり、日を追うごとに痛みが増していると感じたら、早めに検査を受けて診断をつけることが大切です。
日常的にみられる頭痛の中でも、片頭痛と緊張型頭痛は特に多いタイプです。それぞれ痛みの特徴が異なり、起床時にも症状が出る場合があります。
片頭痛 | 緊張型頭痛 |
---|---|
ズキズキと脈打つ痛みが特徴。 血管が拡張しやすく、 吐き気やめまいを伴うこともある。 | 頭全体を締め付けられるような痛み。 肩・首の筋肉の緊張や疲労、 ストレスが大きな要因となる。 |
特に女性の場合、ホルモンバランスが変化しやすく片頭痛を発症しやすいともいわれます。また、長時間同じ姿勢をとる仕事をしている方は、緊張型頭痛に悩まされることが多いです。
特に思春期の若年層や女性にみられることが多い障害で、血圧や脈拍の調節がうまくいかず、朝の起床時にめまい・頭痛・倦怠感などの症状が出ます。診療科としては内科や循環器内科、または心療内科などで検査・治療が行われます。
上記の疾患だけでなく、日常のちょっとした習慣や寝具選びも、起床時の頭痛を悪化させる原因になります。たとえば以下のような点に注意が必要です。
たとえば、湿度が極端に高い寝室だと寝苦しさで睡眠の質が低下し、十分な回復が得られないまま朝を迎えてしまいます。
寝具にカビが発生するとアレルギーの原因になることもありますので、湿度対策や換気にも気を配りましょう。
ちなみに、ベッド下の通気が悪いとカビやダニが発生し、寝起きに体調を崩す方が少なくありません。
ベッドの湿気対策についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
寝起きの頭痛が気になる方は、以下のポイントを意識して生活習慣や寝具を見直してみてください。原因がはっきりしない場合でも、まずはできるところから対策を始めることが重要です。
理想的な睡眠時間は個人差がありますが、一般的に6~8時間程度の睡眠が推奨されます。就寝と起床の時間帯を一定に保つことで自律神経が整いやすくなり、日中の眠気や寝起きの頭痛も緩和される傾向にあります。
ストレスや緊張状態が続くと筋肉や血管に負担がかかり、頭痛が発生しやすくなります。就寝前の軽いストレッチや深呼吸、ぬるめのお風呂で身体を温めるなど、リラックス効果の高い習慣を取り入れましょう。
身体に合わない寝具を使い続けると、首や肩に余計な緊張が走ります。枕の高さや硬さ、マットレスの硬さ(ニュートン値)を定期的にチェックし、必要に応じて買い替えや調整を検討しましょう。
夜間に汗をかき、水分不足に陥ると血流が悪化し頭痛を感じやすくなります。就寝前や起床後にコップ1杯程度の水分を摂取すると、循環を促して頭痛対策に効果的です。
頭痛が慢性化している場合や、めまい・吐き気・嘔吐などの重い症状がある場合には、早めに内科・神経内科・循環器内科などを受診することが大切です。検査の結果によっては、薬物療法やCPAP治療などの専門的な対処が必要になることもあります。
寝起きに頭痛が起こる原因は、生活習慣や睡眠不足、ストレスなどの身近な問題から、睡眠時無呼吸症候群や高血圧、脳腫瘍といった疾患までさまざまです。気になる症状が続く場合は、自己判断で放置せず早めに医療機関で検査を受けることをおすすめします。
また、睡眠環境や寝具の見直しは、あらゆるタイプの頭痛改善において重要です。自分に合った枕やマットレスを選び、適度な睡眠時間を確保するだけでも、毎朝の頭痛が軽減されるケースは少なくありません。
ビーナスベッドでは、快適な睡眠と健康的な暮らしをサポートできるよう、さまざまな寝具の開発・販売を行っています。ご自身に合う睡眠環境を整えて、寝起きの頭痛のないスッキリとした朝を迎えましょう。
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