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畳の上に敷く布団の選び方|カビの防ぎ方と対処法を紹介

公開日:2023.05.15

更新日:2023.05.29

敷布団 13,000 views

畳の上に布団を敷いて寝る際は、通気性のいい布団を選んだうえで敷きっぱなしにしないことが大切です。また、寝汗を吸った敷き布団は、放置するとカビやダニが発生しやすくなるので注意が必要です。

この記事では、畳の上に適した布団の選び方や注意点、カビが生えたときの対処法を紹介します。マットレスやベッドを置く際のポイントも紹介するので、畳の部屋を寝室として使いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。


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畳の上に適した布団の選び方

畳の上に敷く布団は、以下のポイントに注目して選ぶことが大切です。

  • 適度な厚さがある
  • 通気性がいい
  • 丸洗いできる
  • 移動しやすい

寝心地だけでなく、衛生面にも影響するので、一つずつ確認していきましょう。

適度な厚さのものを選ぶ

畳の上で使う敷き布団やマットレスは、適度な厚さがあるものがおすすめです。

薄い敷き布団やマットレスでは底つき感があり、床の硬さで寝にくい場合があります。ただし、寝心地だけを重視して厚めの布団を選ぶと、移動させるのに手間がかかってしまうので注意が必要です。

寝心地と移動しやすさを踏まえると、5〜10cm程度の厚みの布団を選ぶのがおすすめです。

5〜10cm程度の厚みの布団を選ぶのがおすすめです。

通気性がいいものを選ぶ

人は寝ている間にコップ約1杯の汗をかくといわれており、寝汗を吸った敷き布団は水分がたまっています。この状態で放置するとカビやダニが発生する原因になるので定期的に干すなどして、湿気を逃す必要があります。

カビやダニの発生を防ぐためにも、通気性のいい布団や、汗を素早く吸収し乾燥させる吸汗速乾加工を施した布団を選びましょう。

丸洗いできるものを選ぶ

汗や皮脂などで汚れた布団を使い続けると、ダニや雑菌が発生する原因になります。

布団のダニや雑菌は畳にも付着してしまうので、清潔を保つためには定期的に洗濯するなどのメンテナンスが必要です。丸洗いできる布団は、ダニを駆除できるだけでなく、汗などの汚れを取り除くことができるのでおすすめです。

なかには、抗菌・抗ダニ・防臭加工が施されている布団もあるので、購入する際に確認しておきましょう。

移動しやすいものを選ぶ

畳の上に布団を敷きっぱなしにしていると、カビやダニが発生したり、湿気によって畳や布団が劣化したりする原因になります。特に、重い布団や大きすぎる布団は、移動させるのに手間がかかるので、敷きっぱなしにしてしまいがちです。

毎日移動させることを踏まえたうえで、持ち上げやすい重さ・大きさのものを選ぶとよいでしょう。

畳の上に布団を敷く際の注意点

畳の上に布団を敷く際は、カビやダニが発生したり、畳に傷がついたりする可能性があるため注意が必要です。畳や布団を長く使い続けるためにも、以下の点に注意しましょう。

  • 敷きっぱなしにしない
  • すのこマットを直接置かない

敷きっぱなしにしない

畳の上に布団を敷きっぱなしにすると、畳と布団が密着した状態が続くため、湿気がたまりカビやダニが発生する原因になります。

カビやダニの発生を防ぐには、毎日布団をたたんで、畳の湿気をしっかり乾かすことが大切です。ただし、起きてからすぐにたたむと湿気を含んだ状態で収納することになるので、少し空気に当ててからたたみましょう。

また、カビやダニ予防には、定期的に布団を干して、布団の中の湿気を出来るだけ取り除いておくことが欠かせません。布団を干すことが難しい場合は、布団乾燥機を活用するのがおすすめです。布団乾燥機は、高温で布団を温めて湿気を飛ばしてくれるもので、除湿もできるのでカビやダニの発生を防ぐ効果が期待できます。

毎日布団をたたんで、畳の湿気をしっかり乾かすことが大切です。

すのこマットを直接置かない

畳と布団の通気性を確保するために、畳の上にすのこマットを敷く方法があります。すのこマットは通気性を確保する点では効果的ですが、畳の上に直接置くと畳が傷ついてしまう可能性があります。

すのこマットを敷く場合は、マットやラグを敷くなどの対策をしたうえで畳を傷つけない工夫をしておきましょう。


畳や布団にカビが生えてしまった際の対処法

どんなに対策していても、湿気の多い時期は畳や布団にカビが生えてしまう可能性があります。カビは放っておくとどんどん広がるので、できるだけ早めに対処することが大切です。

ここでは、畳と布団に付着したカビを取り除く方法を紹介します。

畳のカビを取り除く

  1. 消毒用アルコールスプレーなどを畳のカビに吹き付ける
  2. タオルでカビを取り除くか、歯ブラシなどでカビをかき出す
  3. 再度畳に消毒用アルコールスプレーをかけてしっかり乾かす

黒カビなどのしつこいカビは、消毒用アルコールスプレーをかける前に重曹の粉をふりかけると落ちやすくなります。

布団のカビを取り除く

  1. 湿らせたティッシュやキッチンペーパーでカビを拭き取る
  2. 重曹スプレーをかけて5分ほど放置する
  3. 重曹水をつけたスポンジでカビをなで洗いする
  4. アルコールスプレーで除菌してしっかり乾かす

使っている布団が丸洗いできる場合は、洗濯することでより清潔な状態を保てるのでおすすめです。

畳と布団のカビを防ぐ方法

畳の上に布団を敷く際に、最も気をつけたいのがカビの発生です。カビは高温多湿の環境を好むので、湿気対策が欠かせません。

ここでは、日常から取り入れることができるカビを防ぐ方法を紹介します。

定期的に布団を干す

寝汗を吸収した布団は湿気がたまっている状態なので、定期的な天日干しで湿気を逃すことが大切です。小まめに天日干しできない場合でも、室内干しをしたり、布団乾燥機を使ったりして、湿気をためないように注意しましょう。

定期的な天日干しで湿気を逃すことが大切です。

布団を干すときに畳も掃除する

畳にホコリや髪、皮脂などがついている状態で放置すると、布団を干してもカビが繁殖しやすい環境になってしまいます。そのような状態にならないためにも、布団を干している間に、畳に付着しているホコリや髪などを掃除しておきましょう。

畳を掃除する際は、畳の目に沿って掃除機をかけていき、畳の端や「い草」の間は、隙間ノズルを活用するのがおすすめです。ただし、掃除機でカビを吸い取ると、排気口から細かいカビの菌が排出され、部屋中にまき散らしてしまいます。

すでに畳にカビが生えている場合は、掃除機をかける前に「畳のカビを取り除く」で紹介した方法でカビを取り除きましょう。

小まめに換気する

寝室のドアや窓を閉め切っていると湿気が上がりやすくなるので、小まめに換気を行いましょう。布団に接している畳の表面は、空気中よりも湿度が高い状態になっているので、温度が高くないと感じる日でも換気は必要です。換気する時間を十分に確保できない場合は、サーキュレーターや扇風機を活用して、空気を循環させるのもよいでしょう。

除湿シートを活用する

湿気対策として、敷き布団と畳の間に除湿シートを敷くこともおすすめです。湿気を吸った除湿シートは、干して乾燥させることで、繰り返し利用できます。

なかには、防ダニ・防臭効果が期待できる除湿シートもあります。湿気を吸収する効果だけでなく、清潔に保つ効果があるので、布団を長持ちさせることもできるでしょう。

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除湿シート もあさら

嫌な冬の結露、梅雨のジメジメ解消にオススメ。竹炭とシリカゲルを使用し、優れた吸湿性と、繰り返し続く消臭効果を実現。湿気の溜まり具合が分かる吸湿センサー付きで、干し時も逃さず感知。洗って干して何度でも使える、エコロジーなシートです。


畳の上にマットレスやベッドを置くのはあり?

畳の上に敷き布団を敷いて寝ると、底付き感があったり、敷き布団をたたむときに腰を痛めたりすることがあります。ここでは、畳の部屋でマットレスやベッドを使うメリットや注意点を紹介します。

畳の上にマットレスを敷く場合

畳の上に直接マットレスを敷くことは可能です。ただし、敷きっぱなしにすると、湿気がこもりやすく、畳とマットレスの劣化が早まる原因になります。

小まめに干したり、毎日壁に立てかけるなどして片付けることが望ましいです。移動させる手間を減らしたい場合は、三つ折りマットレスのようにコンパクトになるものを選ぶとよいでしょう。また、三つ折りマットレスは自立させられるので、小まめな天日干しが難しい方にもおすすめです。

折りたたみマットレスのメリット・デメリットは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

畳の上にベッド置く場合

高齢の人や足腰の弱い人など、寝たり起きたりする動作が難しい人の場合は、40cm程度の高さのあるベッドを使うことで身体への負担を軽減できます。ただし、脚付きのベッドは脚の部分にベッドの重みが集中するため、畳に傷をつけてしまう可能性があります。畳のへこみや傷が気になる場合は、接地面の広いベッドフレームを選ぶとよいでしょう。

畳の部屋に置くベッドの選び方や注意点は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

畳や布団にカビやダニを発生させないためには、敷きっぱなしにしないことや、畳の掃除、小まめな換気が重要になります。通気性がよく丸洗いできる寝具を選べば、湿気を防げるだけでなく、清潔を保つことができるでしょう。

寝心地を重視するのであれば、ベッドやマットレスを使用することも可能です。本記事で紹介した内容を参考に、ベッドやマットレスも検討してみてください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

SOMRESTA マットレス PREMIUM

商品リンク

「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は欧米有名ブランドにも劣らない高品質で、日本人に合った寝心地と豊富な機能を持ったプレミアム高反発マットレスです。

高い吸放湿性や消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなどマットレスにあると安心の機能がたくさん詰め込まれています。キルティングカバーも外して洗うことが可能なので、衛生的に使用することができるのも嬉しいポイントです。また、日本のメーカーが企画から生産指示、輸入、直売まで一貫して行うため余計なコストが全てカットされており、 高品質でありながらお買い求め易いお値段になっています。

睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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