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低反発マットレスが疲れる理由|高反発との違いや疲れないマットレスの選び方を紹介

公開日:2024.10.30

更新日:2024.11.08

マットレス 0 views

低反発マットレスを購入したくても「疲れやすい」といった評判を耳にして、他のものにするべきか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。すべての低反発マットレスが疲れやすくなるわけではありませんが、自分に合っていないマットレスを使うと身体に疲労感が残りやすくなります。疲れにくいマットレスを見つけるには、自分の体型や寝姿勢に合ったものを選ぶことが大切です。

そこで今回は、低反発マットレスを使って疲れる理由や高反発マットレスとの違いを紹介します。疲れないマットレスを選ぶポイントも紹介しているので、快適に眠れるものを探している人もぜひ参考にしてみてください。


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低反発マットレスを使って疲れる理由

自分に合ってない低反発マットレスを使って疲れる理由には、以下のようなものがあります。

  • 寝姿勢が崩れている
  • 寝返りがスムーズに打てていない
  • 寝苦しさを感じている

それぞれ詳しく紹介します。

寝姿勢が崩れている

仰向け寝では、立っているときと同じような首から背骨にかけての自然なS字カーブをキープできる姿勢が理想的です。

低反発マットレスは身体の曲線や重さに合わせて変形する性質があり、使う人や商品によっては腰が沈み込みすぎて自然なS字カーブがキープしにくくなります。その結果、腰部分で身体を支える寝姿勢が続き、身体に疲れが蓄積しやすくなります。

低反発ウレタンマットレス

寝返りがスムーズに打てていない

身体が沈み込みやすい低反発マットレスは、寝返りがスムーズに打ちにくい傾向があります。

寝返りには、筋肉の緊張状態を緩和させて血行をよくする役割があります。しかし、寝返りがスムーズに打てなくなると身体の特定箇所に負担が集中したり、血行が悪くなったりする原因になります。

低反発マットレスを使うことで適度な寝返りを打つことができない状況が続くと、身体に疲れがたまりやすくなるでしょう。

寝苦しさを感じている

身体の曲線にフィットしやすい低反発マットレスは、湿気や熱気がこもりやすいため、寝苦しさを感じることがあります。寝苦しさから熟睡できず、睡眠不足になると身体の疲労感が残りやすくなります。

低反発マットレスを使うメリット

人や商品によっては疲れを感じやすいといわれる低反発マットレスですが、必ずしもおすすめできないわけではありません。

低反発マットレスには、以下のようなメリットがあります。

  • 身体にフィットする
  • 包まれるような寝心地を味わえる
  • 弾力性・復元性に優れている傾向がある
  • 冬でも温かい睡眠環境をキープしやすい

低反発マットレスを選ぶ際は、メリットとデメリットの両方を押さえたうえで自分に合うか検討しましょう。


低反発マットレスと高反発マットレスはどっちがいい?

低反発マットレスと高反発マットレスの主な違いは、以下のとおりです。


低反発マットレス高反発マットレス
反発力
寝返りの打ちやすさ
フィット感
耐久性

それぞれの向いている人を詳しく見ていきましょう。

低反発マットレスが向いている人

低反発マットレスが向いている人は、以下のとおりです。

  • 横向き寝が多い人
  • 包まれるような寝心地が好みの人
  • 寒がりの人
  • 体重が軽い人

身体の曲線に合わせて変形する低反発マットレスは、横向きで寝たときの肩や腕周辺の圧迫感が軽減されやすいので、横向き寝が多い人におすすめできます。

また、体重が軽い人が高反発マットレスを使うと身体が適度に沈み込まず、腰とマットレスに隙間ができて腰痛の原因になってしまう可能性があります。高反発マットレスを使って腰に隙間ができるときは、低反発マットレスを選ぶことも検討してみましょう。

腰とマットレスに隙間ができて腰痛の原因になってしまう可能性が

高反発マットレスが向いている人

高反発マットレスが向いているのは、以下のような人です。

  • 仰向け寝が多い人
  • 寝姿勢を頻繁に変える人
  • 寝返りが打ちにくいと感じている人
  • 体格がしっかりしている人

高反発マットレスは身体をしっかり支える寝心地なので、寝返りが打ちやすい特長があります。寝姿勢を頻繁に変える人や寝返りが打ちにくいと感じている人は、高反発マットレスを選んでみましょう。

また、体格がしっかりしている人が低反発マットレスを使うと、身体が沈み込みすぎてスムーズに寝返りが打てなくなる可能性があります。体格がしっかりしている人は、高反発マットレスを選ぶのがおすすめです。

低反発マットレスを選ぶ際のポイント

低反発マットレスを選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 復元率が96%以上ある
  • 密度が40D以上ある
  • 側生地の通気性がいい
  • 厚みが20cm以上ある

1つずつ詳しく紹介します。

復元率が96%以上ある

復元率とは、マットレスに圧力をかけたときに元の形状までどの程度戻るのかを指数化したものをいいます。耐久性を示す指標で、100%に近いほどへたりが起こりにくいとされています。復元率が96%以上ある低反発マットレスであれば、長く使い続けやすいでしょう。

密度が40D以上ある

長く使い続けられる低反発マットレスを選ぶには、ウレタンの密度をチェックしましょう。

密度は、ウレタンがどれくらい詰まっているのかの指標で「D(Density)」という単位で表されます。密度が40D以上ある低反発マットレスを選べば、快適に使い続けやすい商品を見つけられます。

側生地の通気性がいい

ウレタン素材の低反発マットレスは、通気性があまりよくないものが多いです。

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかいているといわれており、湿気がたまった状態で放置するとダニやカビの繫殖リスクが高まります。そのような状況を避けるには、側生地に通気性の優れている素材が使われている低反発マットレスを選ぶようにしましょう。

例えば、綿(コットン)やレーヨンは通気性に優れている傾向があるのでおすすめです。

厚みが20cm以上ある

身体が沈み込みやすい低反発マットレスは薄手のものを選ぶと、底付き感が出る可能性があります。底付き感があるマットレスで寝ると、床の硬さや冷たさが気になって快適に眠れなくなります。

身体にかかる負担を軽減するためにも、20cm以上(折りたたみマットレスは10cm以上)の厚みがある低反発マットレスを選ぶようにしましょう。


疲れないマットレスを選ぶためのポイント

疲れないマットレスを選ぶには反発力だけでなく、厚みや硬さ、体圧分散性もチェックすることが大切です。

ここでは、疲れないマットレスを選ぶためのポイントを紹介します。

厚み

十分な厚みのあるマットレスは、底付き感が出にくく、肩こりや腰痛を防ぐ効果が期待できます。身体にかかる負担を軽減するためには、20cm以上(折りたたみマットレスは10cm以上)の厚みがあるものを選びましょう。

なお、厚みのあるマットレスは、2段ベッドやロフトベッドでは使えない可能性があります。マットレスを購入する際は、マットレスの重さや厚みがベッドフレームに合っているのかを確認しておきましょう。

20cm以上のマットレスが底付感を感じにくい

硬さ

疲れないマットレスを選ぶためには、硬さを確認することも大切です。

硬すぎるマットレスでは、マットレスに触れている部位が圧迫されて痛みが生じることがあります。加えて、腰との隙間ができて腰痛の原因になる可能性があります。

一方、柔らかすぎると、身体が沈み込みすぎて寝返りがスムーズに打ちにくくなるので注意が必要です。

身体にかかる負担を軽減するためにも、自分の身体に合った硬さのマットレスを選びましょう。

理想的なマットレスの硬さは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

体圧分散性

体圧分散性に優れたマットレスは、身体にかかる圧力を分散できるので、睡眠の質を高めたり腰痛を軽減したりする効果が期待できます。一方、十分な体圧分散性がないマットレスを使い続けると血行不良を引き起こし、腰痛や肩こりが悪化したり夜中に目が覚めたりする原因になってしまいます。

快適に眠るためにも、体圧分散性に優れたマットレスを選ぶようにしましょう。

自分に合った枕を使うことも大切

マットレスを見直したとしても自分に合っていない枕を使っていると、起床時に身体の疲労感が残りやすくなります。寝ている間に身体にかかる負担を軽減するには、以下のポイントを押さえたうえで自分に合った枕を使いましょう。

  • 理想的な寝姿勢をキープできる高さの枕
  • 寝返りをスムーズに打てる反発力のある枕
  • 頭3つ分の幅がある枕

自分に合った枕の高さを選ぶ際は、首のカーブを測ったうえで検討するのがおすすめです。枕の適切な高さは、寝姿勢によって以下のように異なります。

寝姿勢適切な高さ
仰向け寝首のカーブの深さ+2cm
横向き寝首のカーブの深さ+5~7cm
うつ伏せ寝首のカーブの深さ+0~1cm

横向き寝では肩幅がある分、仰向け寝に適した枕より高めのものを選ぶのが理想的です。うつ伏せ寝では、首や腰が不自然に沿った状態にならないように、仰向け寝に適した枕より1~2cm低いものを選ぶとよいでしょう。

なお、どの高さの枕を選べばいいのか悩んでいる人は、高さ調整ができる枕を選ぶのもおすすめです。高さ調整ができる枕であれば、実際に使用しながら自分に合った高さに調節できます。

理想の枕の高さ_仰向け寝
理想の枕の高さ_横向き寝

まとめ

自分に合っていない低反発マットレスを使うと、寝姿勢が崩れたり寝返りがスムーズに打てなくなったりすることで身体に疲労感が残りやすくなります。疲れない低反発マットレスを探している人は、復元率や厚み、側生地の通気性を確認したうえで選ぶことが大切です。

仰向け寝が多い人や寝返りが打ちにくいと感じている人は、高反発マットレスを購入することも視野に入れてみましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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