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深い眠りにつく即効性のある方法:体温と自律神経を整える快眠テクニック

公開日:2022.01.11

更新日:2025.12.10

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「寝つきが悪い」「朝までぐっすり眠れない」と悩んでいませんか?深い眠り(熟睡)は、疲労回復や記憶の定着に不可欠です。この記事では、深い眠りへ導く鍵となる「体温調節」と「自律神経の切り替え」のメカニズムを解説し、就寝前の入浴やリラックス法のコツ、そして質の高い睡眠を支える寝室環境の整え方をご紹介します。今日から実践できる即効性のある快眠習慣で、心身の健康を取り戻しましょう。

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深い眠り(熟睡)の鍵は「入眠直後の体温コントロール」

深い眠りにつくためには、入眠直後の90分〜3時間がいかに深く眠れるか(熟眠できるか)が重要です。この初期の睡眠の質を高める鍵となるのが、体温のコントロールです。

深部体温の低下が入眠を促すメカニズム

人間の身体は、日中の活動によって上昇した深部体温(内臓や脳の温度)が、就寝に向けて手足から熱を放散することで徐々に低下する際に、強い眠気を感じるようになっています。この体温低下のカーブが大きいほど、スムーズに深い眠り(ノンレム睡眠)に入りやすくなります。

体温を効率的に下げる「入浴の黄金時間」

入浴は、一時的に深部体温を上げ、その後の急激な体温低下を促すための最も効果的な方法です。この体温低下のタイミングを入眠時間と合わせるのが、深い眠りにつくためのコツです。

  • 入浴時間:就寝する90分前までに済ませることが理想です。
  • お湯の温度:38℃〜40℃程度のぬるめのお湯に、15分かけてゆっくり浸かり、身体の芯まで温めましょう。
  • メリット:入浴後の身体が冷めていくタイミングが、ちょうど布団に入る時間と重なり、スムーズな入眠が促されます。

最適な入浴時間に関してはこちらの記事で紹介しています。

理想の入浴時間は何分?睡眠と疲労回復に効果的な入浴方法も紹介

寝つきを良くする「自律神経」のリラックス方法

ストレスや不安によって交感神経(活動の神経)が優位な状態が続くと、身体が休息モードに入れず、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたりする不眠を引き起こします。ここでは、副交感神経(休息の神経)を優位にするためのリラックス方法をご紹介します。

1. 身体の緊張を解く「筋弛緩法」と「呼吸法」

布団に入っても頭が冴えてしまう時、意識的に身体の緊張を解くテクニックが有効です。

  • 漸進的筋弛緩法(きんしかんほう):身体の各部位(手、腕、肩、足など)に順番に思い切り力を込めて数秒キープし、一気に脱力する行為を繰り返します。これにより、筋肉の緊張と弛緩の差を感じ、全身をリラックスさせることができます。
  • 4-7-8呼吸法:4秒かけて鼻から息を吸い、7秒間息を止め、8秒かけて口からゆっくりと吐き出す腹式呼吸です。副交感神経を刺激し、心拍数を落ち着かせる効果があります。

2. 嗅覚と聴覚を活用した「入眠儀式」

毎日同じ時間に特定の「リラックスできる行動」を行うことで、脳が「これから眠る時間だ」と認識しやすくなります(入眠儀式)。

  • アロマの香り:ラベンダーやサンダルウッド、カモミールといったアロマオイルは、神経を落ち着かせ、副交感神経を優位にする作用があると言われています。
  • 静かな音楽やホワイトノイズ:リラックスできるヒーリング音楽や自然音(雨音など)を小さな音量で流すことで、外部の生活騒音を遮断します。

雨の音のヒーリング効果に関してはこちらの記事で紹介しています。

雨の音は安眠に効果的!雨の音のリラックス効果について詳しく解説

深い眠りを妨げるNG行動と環境の見直し

せっかく良い習慣を取り入れても、睡眠を妨げるNG行動や環境が残っていると、深い眠りは得られません。特に、現代人が陥りやすい習慣を見直しましょう。

就寝前の「覚醒スイッチ」を押すNG行動

NG行動理由改善策
スマホ・PC操作ブルーライトが脳を活性化させ、眠りを誘うホルモン(メラトニン)の分泌を抑制する就寝1時間前までに操作を終える
カフェイン摂取覚醒作用が4〜6時間持続し、深い眠りを妨げる原因になる就寝4時間前からはコーヒーや緑茶、エナジードリンクの摂取を控える
アルコール摂取寝つきは良くなるが、利尿作用や睡眠後半の覚醒を促し、睡眠の質を大きく低下させる寝酒を避け、ノンアルコール飲料などに切り替える
熱すぎるシャワー深部体温を急激に上げすぎると、冷めるまでに時間がかかり、入眠時間がズレるぬるめのお湯にゆっくり浸かる入浴に切り替える

特にカフェインの摂取は、深い眠りを大きく妨げます。

質の高い眠りを支える寝室環境の工夫

良質な睡眠を得るためには、寝室の物理的な環境が非常に重要です。以下の要素を意識して、快適な「安眠空間」を整えましょう。

  • 温度・湿度:室温は夏25℃〜28℃、冬18℃〜20℃を目安に、湿度は50%〜60%に調節し、寝床内環境を快適に保ちましょう。
  • 遮光・照明:寝室はできるだけ光を遮断し、真っ暗に保ちます。夜間に起きる際は、メラトニンの分泌を妨げないよう、暖色系の弱い間接照明を利用します。
  • 寝具の機能:マットレスや枕は、寝返りのしやすさや体圧分散性に優れ、寝床内の温度や湿度を適切に保てる、通気性の良い寝具を選びましょう。

まとめ:深い眠りは習慣と寝具で見つけることができる

深い眠りにつく方法は、特別なことではなく、体温と自律神経という身体の自然な仕組みを理解し、毎日の生活習慣と寝室環境を整えることに集約されます。

特に、合わない寝具は努力を無駄にしてしまう可能性が高いため、この機会にマットレスや枕など、ご自身の眠りを支える寝具が、本当に深い眠りをサポートできているか見直してみることをお勧めします。ビーナスベッドでは、お客様の熟睡を支えるために、さまざまな機能を持つ寝具を取り揃えております。良質な睡眠で、疲労回復を促進し、生活の質を向上させていきましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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