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寝室用加湿器を選ぶポイント│タイプ別の特徴や使用上の注意点も紹介します

公開日:2022.04.15

更新日:2023.03.20

寝室 1,300 views

空気中の水分量が少なくなる冬場は、睡眠中に鼻がムズムズしたり、喉がイガイガして咳が出たりといった悩みが少なくありません。寝室の乾燥を防ぎ、適切な湿度を保つために、加湿器を置いてみてはいかがでしょうか。

ここでは、寝室に加湿器を置くメリットやタイプ別の特徴、選ぶ際のポイント、加湿器を置く際の注意点などを紹介しています。快適な眠りのために寝室用加湿器を検討している方はぜひ参考にしてください。


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寝室に加湿器を置くメリット

リビングなど日中多くの時間を過ごす場所に加湿器を置くケースが多いようですが、寝室に加湿器を置くことにも多くのメリットがあります。乾燥が厳しい冬場は特に、寝室に加湿器を置くのがおすすめです。ここでは、寝室に加湿器を置くメリットを紹介します。

風邪をひくリスクが軽減

冬場は空気中に含まれる水分量が少なくなりがちです。乾燥すると空気中にウイルスが漂う時間が長くなり、活性化するため風邪をひくリスクが高まります。

ヒトが眠る時間は1日の1/3もの長さにもなり、就寝中の乾燥が身体に与える影響は少なくありません。風邪やインフルエンザにかかるリスクの軽減に向けて、寝室の湿度を適切に保つことが大切です。

風邪 喉 保湿

就寝中の鼻のムズムズや喉のイガイガが軽減 

乾燥すると、喉や肌の粘膜を覆う免疫機能が弱くなり、ウイルスの攻撃を防ぎにくくなります。就寝中に感じる鼻のムズムズや喉のイガイガは、免疫機能が低下しているからかもしれません。

加湿することで空気中の水分量が適切になり、身体の免疫機能の弱体化を防いだり、鼻と喉の乾燥を防いだりすると考えられています。

乾燥肌やかくれ脱水を予防

空気の乾燥は、肌荒れや枝毛などの原因です。肌の水分や皮脂が不足することで、乾燥肌になることもあります。就寝中に肌が乾燥し、身体から水分が失われる「かくれ脱水」という症状もあるため、注意が必要です。

冬場の脱水症状は、喉の渇きを感じにくく、自覚症状が出ないことがあります。かくれ脱水の予防として、適度な水分の補給や部屋の加湿が効果的です。

乾燥 肌 保湿

寝室用加湿器を選ぶ際のポイント

寝室に置く加湿器を選ぶ際は、期待する効果や寝室での置き場所、使い方などを想定することが大切です。ここでは、自分の寝室にぴったりな加湿器選びに向けて、ぜひ注目してもらいたいポイントを解説します。

寝室の広さと置きたい場所に即したものか

加湿器のサイズや用途はさまざまで、部屋の広さや置く場所によって選ぶ加湿器が異なります。持ち運びに便利なもの、比較的安価なものがよいという場合は卓上タイプがおすすめですが、床置きタイプと比べると加湿効果は十分とはいえません。

比較的広い寝室の場合は、大きめの加湿器がおすすめです。床置きタイプには大容量タイプが多く、出力がパワフルで連続稼働時間も長めです。さまざまな機能が備わっているのも床置きタイプです。

加湿器
加湿器

タンクの容量は適切か

タンクの容量も要確認ポイントです。容量が大きくほぼ半日使えるタイプは、給水の頻度が少ないため、睡眠時間の長い赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭向きです。しかしその一方、吸水の頻度が少ないために雑菌の繁殖につながる恐れがあります。

また、タンクが大きいと加湿器が重くなり、持ち運びしにくくなる可能性もあります。部屋の広さと給水のタイミングのバランスを考慮して選びましょう。

静音性が高いか

寝室に置く加湿器は、睡眠を妨げないよう、静音性が高いタイプがおすすめです。

眠りに影響が出る音の大きさは、40dB(デシベル)以上だとされています。赤ちゃんや小さな子どもがいるご家庭では、作動音が40dB以下になっているかに着目してください。作動音が小さければ、加湿器が原因で子どもが起き出す、夜泣きするといったトラブルを防げます。

赤ちゃん

寝室用加湿器にほしい機能が備わっているか

最近の加湿器には、さまざまな機能が備わっています。自分が寝室で求める機能、あると便利な機能は何かを考え、機能に注目して加湿器を選んでください。

空焚き防止機能・タイマー機能

タイマー機能は、就寝時には必須の機能といっても過言ではありません。眠るときに加湿器を切り忘れると、過加湿になったり空焚きしたりする可能性があります。タイマー機能によって、寝室に十分な潤いを与えつつ、過加湿になるのを防げるのです。

オンタイマーがあれば、朝起きる前に加湿器を始動できます。忘れっぽい方や面倒くさがりの方には、空焚き防止機能やタイマー機能つきの加湿器がおすすめです。

時計 タイマー

自動運転機能

湿度は、気温や天候次第で変わります。自動運転機能は、変化しやすい部屋の温度や湿度を感知し、快適な湿度管理を行う機能です。自動運転機能を用いることで、都度設定を変える必要がなくなります。就寝中の不快感で起きてしまう、乾燥による喉の痛みなどに悩まされることなく、快適な眠りを得るのに役立つでしょう。

抗菌・除菌機能

加湿器のお手入れを怠ると、カビや雑菌が繁殖することもあります。カビや雑菌を防ぎたいという方は、抗菌・除菌機能つきの加湿器で、水のとおり道となるタンクなどを抗菌・除菌できるものがおすすめです。

とはいえ、抗菌・除菌機能付きの加湿器ならお手入れをまったくしなくてよいというわけではありません。メーカーが推奨しているお手入れ方法やフィルター交換などの目安時期を確認しておきましょう。

アロマ対応機能

気持ちを落ち着かせ、身体をリラックスさせたいなら、アロマ対応機能付きの加湿器がおすすめです。アロマは、睡眠の導入としてもおすすめですが、質の高い睡眠やストレス緩和、疲労回復などが期待できます。

加湿器で使えるオイルはエッセンシャルオイルと水溶性アロマオイルの2種類ですが、いずれかが使用できない機種もあります。加湿器ごとに、使用方法も異なります。対応するオイルと使用方法を事前に確認しておきましょう。

加湿器 アロマ

加湿器の4タイプ:それぞれの特徴とメリット・デメリット 

加湿器には、大きく4タイプあります。それぞれの内部構造ごとに蒸気を発生させる方法が異なり、メリット・デメリットも異なります。ここで紹介する「超音波式」「スチーム式」「気化式」「ハイブリッド式」の4タイプの特徴を参考に、ニーズに応じた加湿器選びをしてください。

静音性の高さが際立つ「超音波式」

「超音波式」タイプの加湿器は、超音波による微細な水の振動で生じた細かい水の粒子を、送風ファンを使って霧吹きのように放出します。静音性の高さとランニングコストの安さが大きなメリットです。

その一方で、雑菌を発生させないためのお手入れが必須で、定期的にフィルターを掃除する必要があります。ほかの加湿方式に比べると、放出する水滴が大きく、加湿器周辺の壁や床が濡れやすいのもデメリットといえるでしょう。

清潔な蒸気がうれしい「スチーム式」

「スチーム式」(加熱式)タイプの加湿器は、水を沸騰させて放出した蒸気(スチーム)で加湿するものです。水を沸騰させるため、雑菌の少なさが特長で、衛生面で優れています。その一方で、蒸気噴出口が高温になりやすく、小さな子どもやペットが火傷してしまう可能性もあります。また消費電力が高く、電気代がかかりやすいのもネックです。

スチーム式加湿器は特に、電源の切り忘れが過加熱につながる恐れがあるため、空焚き防止機能があるものを選ぶようにしましょう。

電気代を抑えられる「気化式」

「気化式」タイプの加湿器は、送風ファンを使って水を含ませたフィルターに空気を送り出し、気化させて加湿します。ヒーターを使わないため、電気代を安く抑えられます。乾燥していて室温が高い部屋で加湿器としての機能を最大限発揮するのもこのタイプです。蒸気吹出口が熱くならず、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭でも安心して使えます。

その一方で、加湿力はほかのタイプと比べるとやや劣ります。また、雑菌が発生しないよう、定期的にフィルターを掃除する必要もあります。

部屋を素早く加湿できる「ハイブリッド式」

「ハイブリッド式」(加熱気化式)タイプの加湿器は、水を含ませたフィルターに温風を当てて、気化させながら加湿します。スチーム式と気化式の特徴を合わせ持ち、それぞれの方式に切り替えられるものもあります

高機能である分、消費電力が高く、ランニングコストがかかります。本体価格もほかのタイプと比較すると高いものが多いですが、部屋を効率よく加湿したい方にはおすすめです。

加湿器を使う際の注意点

寝室で加湿器を使用する際、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、寝室で加湿器を使う際の注意点を解説しましょう。

加湿器にミネラルウォーターや次亜塩素酸を使用しない

加湿器にミネラルウォーターを使うのは間違いです。殺菌効果がある水道水と異なり、ミネラルウォーターは雑菌が繁殖しやすくなります。衛生的に加湿器を使いたいなら、雑菌が繁殖しにくい水道水を使いましょう。

また、除菌効果を期待して次亜塩素酸を加湿器に使うのも避けるべきです。次亜塩素酸には除菌効果がありますが、加湿器などを用いて噴射すると人体に有害な影響を与える可能性がぬぐえず、機器の故障にもつながりかねません。

スプレー 除菌

カビが発生しない室温と湿度を保つ

カビが発生しやすいのは、室温20~30℃で、湿度70%以上の環境です。加湿し過ぎると、カビが発生しかねません。湿度調整が難しい場合は、自動で調整してくれる湿度センサー付きの加湿器を選びましょう。

また、就寝中に加湿器をつけっぱなしにしないのもポイントです。ある程度の加湿で、湿度は十分保てます。1~2時間たつと自動で切れるようにタイマーを設定しておきましょう。

換気して湿気をこもらせない

寝室は基本的に出入りが少ない場所です。風がとおりにくい窓も多いため、マットレスや布団などの寝具に湿気が溜まりやすくなります。夜間に寝室を加湿したなら、日中は窓を開けて風を通しとおししっかり換気してください。日中窓が開けられない場合は、除湿器や空気清浄機を使うのがおすすめです。

また、マットレスや布団は定期的に干し、リネン類もこまめに洗濯しましょう。毎日布団をめくる、マットレスとベッドの間に除湿シートを挟むという方法もよいでしょう。

換気 窓

結露しやすい場所に加湿器を置かない

夜は外気温がぐっと下がり、加湿された寝室は窓や床が結露します。加湿器を置く場所によっては結露しやすくなり、カビが発生しかねません。外気と室内の温度差が大きい窓際と壁から、加湿器は離しておくとよいでしょう。

また、床に近い蒸気の噴出口も結露が起こります。噴出口が下部にある場合は、床から30cm以上離すようにしましょう。家具や家電に近い場所も避けてください。


まとめ

寝室に加湿器を設置すると、風邪をひくリスクが軽減したり、乾燥肌やかくれ脱水を予防したりするといったメリットがあります。ここでは、寝室用の加湿器選びのポイントや加湿器のタイプ別の特徴などを解説しました。加湿器を設置する際は、カビや結露を発生させないよう、使い方や設置場所に十分に気を配りましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

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キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は欧米有名ブランドにも劣らない高品質で、日本人に合った寝心地と豊富な機能を持ったプレミアム高反発マットレスです。

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睡眠不足や不眠、腰痛、肩こり、寝つきが悪い、しっかり寝たはずなのに翌朝疲れている、などのお悩みがある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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