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ひどい寝汗の原因と対策|病気のサイン?見分け方と改善方法を解説

公開日:2022.05.20

更新日:2025.09.17

睡眠 20,300 views

夜中に何度も寝具の不快感で目が覚めたり、朝起きたらパジャマやシーツが汗でびっしょり濡れていたりして、「もしかして何か病気なのでは?」と不安に感じている方もいるかもしれません。寝汗は誰にでも起こる自然な生理現象ですが、あまりにひどい場合は、不快感だけでなく睡眠の質を低下させ、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、ひどい寝汗の主な原因と、セルフケアでできる対策、そして注意すべき病気のサインについて詳しく解説します。自分の寝汗が「正常な範囲」なのか「異常なサイン」なのかを見極め、快適な睡眠環境を取り戻すためのヒントを見つけていきましょう。

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ひどい寝汗の原因は?「正常な寝汗」と「異常な寝汗」の見分け方

私たちは、睡眠中に体温を調節するために汗をかきます。一般的に、健康な大人が一晩でかく寝汗の量は、コップ一杯分(約200mL)程度と言われています。これをはるかに超える大量の寝汗は、「異常な寝汗」である可能性があります。

正常な寝汗の原因

以下のような原因は、誰にでも起こりうる正常な寝汗です。これらは、生活環境や習慣を見直すことで改善できるケースがほとんどです。

  • 寝室の温度・湿度:室温が高すぎたり、湿気がこもっていたりすると、寝汗をかきやすくなります。
  • 寝具・パジャマ:吸湿性や通気性の低い寝具やパジャマを使っていると、汗がこもって不快感が増します。
  • アルコール・カフェイン:就寝前のアルコールやカフェインの摂取は、体温を上昇させ、発汗を促す原因になります。

異常な寝汗の原因(病気の可能性)

寝室の温度や湿度を適切に保っているにもかかわらず、毎日のように大量の寝汗をかく場合は、何らかの病気が隠れている可能性があります。特に、発熱や体重減少などの他の症状を伴う場合は注意が必要です。

考えられる病気主な特徴と寝汗以外の症状
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身の代謝が活発になる。動悸、体重減少、倦怠感、イライラなどを伴う。
更年期障害ホルモンバランスの乱れにより、体温調節がうまくできなくなる。ホットフラッシュ(急なほてり)やイライラ、不眠などを伴う。
睡眠時無呼吸症候群睡眠中に何度も呼吸が止まる病気。呼吸を再開するために交感神経が働き、大量の寝汗をかくことがある。
悪性リンパ腫発熱、体重減少とともに「盗汗(とうかん)」と呼ばれる、びっしょりとにかく寝汗が特徴的な症状の一つ。
感染症(結核など)発熱を伴う病気の場合、夜間に体温が急激に下がる際に大量の汗をかくことがある。

これらの病気による寝汗は「盗汗(とうかん)」と呼ばれ、夜間に大量の汗をかくことが特徴です。自己判断はせずに、不安な場合は早めに医療機関を受診しましょう。

ひどい寝汗を軽減するための対策方法

病気ではないか心配になるほどの寝汗も、まずは日々の生活習慣や睡眠環境を見直すことで、症状が軽減されることがあります。以下に具体的な対策をご紹介します。

1. 寝室の環境を整える

  • 室温と湿度を適切に保つ:室温は夏は25〜28℃、冬は18〜22℃、湿度は通年50〜60%を目安に調整しましょう。
  • 寝具を見直す:通気性や吸湿性、放湿性に優れた寝具を選ぶことが大切です。特に、汗を素早く吸収してくれるシーツやベッドパッドは有効です。
  • パジャマにこだわる:吸湿性の良いコットンやシルク素材のパジャマは、寝汗をかいても快適な睡眠をサポートします。

寝具の湿気対策に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

ベッドの湿気対策8選|湿気の原因と放置するリスクを紹介

2. 就寝前の習慣を見直す

寝る前の過ごし方も、寝汗に大きく影響します。

  • 入浴で身体を温める:就寝の1〜2時間前に入浴して身体を温めておくと、寝付きが良くなり、スムーズな体温低下を促せます。
  • リラックスする時間を作る:ぬるめのお湯にゆっくり浸かる、アロマを焚くなど、精神的なストレスを軽減することも効果的です。
  • 水分補給を心がける:寝る前にコップ1杯の水を飲むことで、脱水症状を防ぎ、血液をサラサラに保つことができます。ただし、飲みすぎると夜中にトイレで起きてしまうため注意が必要です。

入浴時間と睡眠の関係に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

理想の入浴時間は何分?睡眠と疲労回復に効果的な入浴方法も紹介

まとめ|寝汗の悩みを放置せず、快適な睡眠を目指す

寝汗がひどい場合でも、まずは寝室の環境や寝具、生活習慣を見直すことで改善できる可能性があります。しかし、寝汗は身体からの大切なサインであることも忘れてはいけません。発熱や体重減少など、他の気になる症状がある場合は、医療機関での診察を検討してください。

質の良い睡眠は、心身の健康を保つために欠かせないものです。不快な寝汗を軽減し、快適な眠りを手に入れるために、まずはできることから一歩ずつ始めてみましょう。

ビーナスベッドでは、お客様一人ひとりの睡眠の悩みに寄り添い、最適なベッドや寝具をご提案しています。あなたの睡眠をより良いものにするためのヒントを、これからもお届けしていきます。

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