公開日:2024.01.19
更新日:2025.05.15
寒い冬でも快適に眠れる毛布を探している人は多いのではないでしょうか。なかには、種類が多すぎて自分に合った毛布を選べずに困っている人もいるでしょう。毛布は素材や重さによって保温性や寝心地が異なるので、素材ごとの特徴や重さによる寝心地の違いを押さえておくことが大切です。
そこで今回は、毛布の選び方やおすすめの商品を紹介します。毛布のおすすめの使い方やメンテナンス方法もあわせて解説するので、長く快適に使い続けたい人もぜひ参考にしてみてください。さらに、毛布の寿命や静電気対策なども加筆したので、より一層役立つ情報が満載です。
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自分に合った毛布を購入するためには、サイズや素材、重さ、機能性などをチェックして選ぶことが大切です。ここでは、毛布を選ぶ際のポイントを詳しく紹介します。
毛布のサイズは、人数やベッドの大きさに合わせて選びましょう。毛布の主なサイズは、以下のとおりです。
サイズ | 大きさ | 人数の目安 |
シングル | 幅140~150cm×長さ200cm | 大人1人 |
セミダブル | 幅160cm×長さ200cm | 大人1人(ゆったり) |
ダブル | 幅180cm×長さ200cm | 大人2人 |
クイーン | 幅220cm×長さ200cm | 大人2人(ゆったり) |
大人2人で寝る場合は、シングルやセミダブルサイズの毛布を2枚用意するのもおすすめです。毛布を2枚準備しておくと寝ている間に毛布を取り合うことが減り、夜中に寒くて目覚める回数が少なくなります。
毛布の肌触りや保温性、蒸れにくさは素材によって異なります。素材ごとの違いは、以下のとおりです。
素材 | 肌触り | 軽さ | 蒸れにくさ | お手入れのしやすさ |
ポリエステル | ◎ | 〇 | △ | ◎ |
マイクロファイバー | ◎ | 〇 | △ | 〇 |
アクリル | ◎ | 〇 | △ | ◎ |
コットン(綿) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ウール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カシミヤ | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
シルク | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
素材ごとの特徴を詳しく見ていきましょう。
合成繊維のポリエステル素材の毛布は、耐久性が強く、価格が安いものが多い特長があります。そのため、コストパフォーマンスに優れた毛布を購入したい人は、ポリエステル素材を選ぶのがおすすめです。
また、洗濯してもシワになったり縮んだりしにくいため、気軽にお手入れができるのも嬉しいポイントです。ただし、吸湿性があまりないので汗で蒸れて寒さを感じることがあります。静電気が発生しやすい点にも注意しましょう。
マイクロファイバーはポリエステルやナイロンを原料とした合成繊維で、とろけるような柔らかい肌触りを味わえるのが特長です。マイクロファイバー素材の毛布は保温性が高く、すぐに温かさを感じられるので、寒さでなかなか寝付けない人におすすめです。
なかには、マイクロファイバーなどの合成繊維が肌に合わない人もいます。敏感肌の人は、店舗などで肌触りを確認してから購入するようにしましょう。
アクリルはウールに近い特徴をもった合成繊維で、ふんわりとした柔らかい肌触りが魅力です。繊維の中にたくさんの空気を含む構造なので、保温性も優れています。安価で購入しやすいため、家計の負担を軽くしたい人におすすめの素材です。
アクリル素材は吸湿性が低く、寝具内が蒸れやすい傾向があります。静電気も起こりやすいので、乾燥する季節は加湿器などで湿度を調整したり、防止スプレーを活用したりするのもよいでしょう。
コットンは軽くて柔らかい肌触りが魅力の天然素材で、化学繊維が苦手な人でも快適に使いやすい特長があります。耐久性が高く、気軽にお手入れがしやすいのも嬉しいポイントです。加えて、吸放湿性や保温性に優れているのでオールシーズンで使える魅力があります。
ただし、ウールやカシミヤなどの動物性繊維と比べて保温性がやや劣ります。より温かい毛布を使いたい方は動物性繊維を選ぶのがおすすめです。
ウールは羊の毛を原料とする動物性繊維で、ふかふかとした肌触りが楽しめるのが魅力です。
1本1本が複雑に絡み合ったウールは、たくさんの空気を含むことで温かさを長時間維持できます。保温性だけでなく吸湿性も優れているので、蒸れにくいのも嬉しいポイントです。
なお、ウールでできた毛布は直射日光により変色する可能性があるため、基本的に陰干しでのメンテナンスをおすすめします。
カシミヤはカシミヤヤギの毛を原料とした動物性繊維で、なめらかな肌触りと美しい光沢が特長です。保温性が優れているため、冷たい空気が寝具内に侵入するのを防ぐ効果が期待できます。吸湿性も高いので蒸れにくく、汗の不快感を感じにくいのが魅力です。
希少性が高いぶん価格が高めで、水洗いが難しい素材なので家庭でのお手入れは手間がかかる場合があります。コストやケアの手間を考慮したうえで選びましょう。
シルクは蚕(かいこ)の繭(まゆ)を原料とした天然繊維で、美しい光沢と高級感のある見た目が特長です。加えて、しっとりとなめらかな肌触りが味わえます。
吸湿性が高く、寝汗をかいてもサラッとした肌触りをキープしやすいため、寝苦しい夏にも適した素材です。一方、価格の高い商品が多く、家庭でのお手入れが難しい場合が多い点には注意が必要です。
毛布は、重さによって寝心地や使いやすさが異なります。
2枚合わせの毛布は、1枚合わせの毛布よりも重量が増すことで圧迫感を覚える場合がありますが、保温性が高かったり安心感を得られたりするメリットがあります。1枚合わせの毛布は保温性がやや下がりやすいものの、洗濯や持ち運びが楽になる点が魅力です。好みや使用環境に合わせて選びましょう。
毛布に付着した寝汗や皮脂を放置すると、カビや雑菌の繁殖、肌触りの悪化などが起こります。清潔に使い続けるには、洗濯機で丸洗いできる毛布を選ぶのがおすすめです。
例えば、ポリエステルやナイロン素材の毛布は丸洗いできるものが多い傾向があります。ウールやシルクはドライクリーニングが推奨される場合が多いので注意しましょう。ただし、ウールは汚れが付きにくい特性があり、頻繁な洗濯の必要がないこともメリットです。
化学繊維の毛布でも丸洗いができないタイプもあるため、購入前に洗濯表示をしっかり確認してください。洗濯や乾燥の具体的な方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。あわせてチェックしておきましょう。
毛布はダニが生息しやすい環境といわれています。ダニ対策をせずに使っていると、アレルギー症状などの健康被害を招く可能性があります。
ダニの繁殖を抑えるには、防ダニ加工が施された毛布を選ぶのがおすすめです。抗菌加工や防臭加工が施されている商品であれば、衛生面でも安心して使用できます。
また、寒い季節には生地自体があたたかくなる「吸湿発熱(きゅうしつはつねつ)」素材の毛布も人気です。こちらの記事で詳しく解説しているので、興味がある人はチェックしてみてください。
夏場に収納することが多い毛布は、収納のしやすい商品を選ぶのがおすすめです。例えば、収納ケースが付いた商品や薄手で軽量なタイプはコンパクトに収めやすい傾向があります。
起毛加工が施された毛布を圧縮袋で収納すると、毛が寝てしまい肌触りが変わる場合があります。干すことでふんわり感が戻ることもありますが、毛並みを大切にしたい場合は圧縮収納は避けたほうが無難です。
そのほか収納スペースの確保やダニ対策などは、こちらの記事でも紹介しています。参考にしてみてください。
毛布を1枚で使うときや掛け布団の上に掛けるときは、見える範囲が広くなるため、毛布のデザインによってベッドや寝室の印象は大きく変わります。
おしゃれな空間に仕上げたいなら、枕やボックスシーツなどの寝具と色味を揃えるなど統一感を意識するとよいでしょう。家具のテイストや部屋のインテリアに合わせることで、寝室全体を落ち着いた雰囲気に演出できます。
春や秋の冷え込む日には毛布として、冬は布団カバーとして仕えてあったかぬくぬく使用に。寒くなる季節に1枚あれば重宝すること間違いない、なめらかで極上の肌触りの冬寝具です。
サイズ展開:S/SD/D
極細マイクロファイバー繊維のふわふわで心地よい肌触りが特長の毛布です。汗などの湿気を吸収し熱に変える繊維が温度を調節してくれるので、寒い時期でも保温効果が長続きし、快適な温度で体を包み込んでくれます。
無染色の生成り糸を使用し、8枚の繊細なガーゼを重ねたガーゼケットです。お肌に吸い付くような優しい肌触りで軽くてふわっふわ。たっぷりと空気を含んで通気性に富んでいます。季節に合わせて温度調節してくれるから、オールシーズン大活躍!安心の日本製です。
しっとりと肌なじみの良い質感はシルクの毛布ならでは。シルクの中でも高級とされる家蚕のシルク糸を使用し、ふわっと軽い肌触りに起毛させました。シルク加工のスペシャリストが揃う国内の工場で丁寧に織り上げています。天然素材シルクのとろけるような上質な質感と、職人の技術が織りなした高級感のある毛布です。
毛布は掛け布団の上、もしくは掛け布団と身体の間に掛けるのが一般的です。どちらの使い方が適切かは、掛け布団の素材や保温性によって変わります。
ここでは、それぞれの使い方のメリットを詳しく紹介します。
天然羽毛が使われた掛け布団と併用する場合は、羽毛布団の保温性を活かすために毛布を上に掛けるのがおすすめです。上からかけることで、羽毛布団がしっかり空気を含み、内部にこもった暖かさを逃しにくくなります。
化学繊維や綿の掛け布団と一緒に使う場合は、掛け布団と身体の間に毛布を掛けるのがおすすめです。化学繊維や綿の掛け布団は、羽毛布団と比べると保温性がやや劣る場合がありますが、毛布を身体に密着させて熱を逃げにくくする効果が期待できます。
毛布は自宅で洗えるものと洗えないものがあるため、事前に洗濯表示をチェックしてからお手入れすることが大切です。洗濯機で丸洗いできるものなら定期的に洗うことで、清潔な状態を保てます。
洗濯機で丸洗いできる場合は、以下の手順でお手入れするのがおすすめです。
生地の傷みを抑え、肌触りをキープするには、洗濯ネットやおしゃれ着用洗剤の活用がおすすめです。さらに、脱水は短めに設定すると毛並みが傷みにくくなります。
洗濯機が使えない毛布は、浴槽にお湯をためて液体洗剤を入れ、足で踏み洗いする方法もあります。難しい場合は、クリーニングサービスの利用も検討しましょう。
なお、毛布の素材によっては直射日光で変色・傷みが進行することがあります。洗濯表示に従い、陰干しする場合は風通しの良い日陰を選んでください。
自宅で洗うときの注意点など、より詳しい洗濯方法を知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。
毎日使用する毛布は、素材や使用環境によって劣化スピードが異なります。品質の良い毛布でも、長年使い続けると保温性や肌触りが低下するため、買い替えの目安を知っておくと便利です。
一般的には4~5年程度で買い替えを検討するケースが多いといわれますが、毛羽立ちや毛玉、弾力のなさを感じたら早めに交換を考えましょう。より詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
毛布の保温性や寝心地は、素材によって大きく異なります。自分に合った毛布を見つけるためには、素材の特徴や重さ、機能性を把握し、お手入れのしやすさにも注目することが大切です。定期的に洗濯や陰干しを行い、清潔な状態をキープしながら、長く愛用できるようにメンテナンスしましょう。
「ビーナスベッド」では、今後もみなさまの快適な睡眠をサポートする情報を発信していきます。ぜひこの記事を参考に、理想の毛布を見つけてみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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